授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
10369:[2025 春セメスター](図)学校図書館メディアの構成(L) 2025 春セメスター 火7 文学部,映像学部 赤井 規晃 2

キャンパス

衣笠

授業施設

学而館GJ404号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

学校図書館が、学習情報センター、教材センター、読書センターとしての機能を発揮するには、各種メディアが十分に備えられ、効率的に活用できるよう組織化されていなければならない。司書教諭の役割は、メディア専門職として、適切なメディアを選択・収集・組織する活動を行い、学校図書館の維持・発展を支えることにある。本科目のねらいは、そうした司書教諭活動の基盤となる資料組織化に関する知識の理解および基礎的実務能力の理解にある。本講義では図書館学にとどまらず広い視野から組織化の問題にアプローチする。

受講生の到達目標

①学校図書館が果たすべき役割とメディアの関係を説明できる。
②メディアの種類及び特性を説明できる。
③メディアの構成にかかわる活動(選択・収集・更新・廃棄)の基準を説明できる。
④メディアへのアクセス支援の方法について具体的に説明できる。
⑤メディアの組織化の意義を理解し、簡単な分類、目録の作成を行うことができる。

事前に履修しておくことが望まれる科目

  

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1

学校図書館概論

学校図書館、メディアセンター、学校図書館基準、学校図書館法、学校図書館をめぐる諸施策、学校図書館への期待、司書教諭に求められる資質
【20分の「+R授業」があります。詳細はmanaba+Rを参照】

2

メディアの変遷①図書館の起源

メソポタミア、エジプト、ギリシャ、ローマ

3

メディアの変遷②書物の登場と普及

コデックス、装飾写本、グーテンベルク、活版印刷、パルプ抄紙

4

メディアの変遷③書物の可能性と限界

書物の構造、紙の劣化、紙の物性、抄紙工程、予防的保存

5

組織化論①「目録」の成立

冊子体目録の変遷、JewettとCutterの試み、辞書体目録

6

組織化論②書誌コントロール

英米目録規則(AACR2)、ISBD、日本目録規則(NCR)

7

組織化論③21世紀の目録法

NCR2018、RDA、FRBR、LRM

8,9,10

組織化論④分類法

Dewey 十進分類法、書架分類と書誌分類、 日本十進分類法(NDC)、分類規程/ 排架方式、ゾーニングとサイン、図書館建築

11,12

組織化論⑤主題アクセス

主題アクセス、シソーラス、基本件名標目表(BSH)

13

図書選書論の系譜

選択か検閲か、要求論と価値論と目的論

14

コレクションマネジメント

コレクションマネジメントサイクル、収集方針、選択基準、メディアの評価、メディア選択に用いる情報源,出版流通の機構

授業実施形態

対面授業で実施

授業外学習の指示

講義は知識を得るためだけではなく、疑問に思ったこと、関心のあるテーマについて考察を深めるきっかけと捉えてください。毎回のミニレポートへの取り組みを通じて、積極的に図書館を活用して文献を集め、知識を広げ、自分の「司書教諭」観を育てていってください。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記) 0

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)
0

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

【ミニレポート】
第1回~第12回までは毎回ミニレポート/課題を課す。ミニレポートのテーマ選択は自由。ただし講義内容と関わりがあること。分量は指定しないがA4サイズの用紙1枚にまとめる。提出は次の授業回までとする。課題の場合は、その都度ある指示に従うこと。
【期末レポート】
第14回までの講義の内容を踏まえ、提示された課題に対し各自の考えを論述する。①授業で得た「知識を理解」し、到達目標をクリアしているか、②論述内容が「論理的に展開」されているか、③単なる知識の整理に終わらず「自分なりの考察」が含まれているか、④「参考文献を活用」できているか、の4つを評価の観点とする。

成績評価方法(備考)

期末レポート、毎回のミニレポートをあわせて総合的に評価。期末レポートを提出しない場合は評価対象としない。

受講および研究に関するアドバイス

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

教科書は指定しない。考察を深めるうえで必要な文献は講義の際に紹介する。事前にコピーを配布することもある。

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
学校図書館メディアの構成 小田光宏[ほか] 樹村房 9784883672523 2016年版
学校図書館メディアの構成 北克一, 平井尊士編著 放送大学教育振興会 9784595316517 2016年版
日本目録規則 日本図書館協会目録委員会 日本図書館協会 9784820418146 2018年版
日本十進分類法 もり・きよし 日本図書館協会 9784820414131 新訂10版
基本件名標目表 日本図書館協会件名標目委員会 日本図書館協会 4820499122 第4版

参考書(使用頻度、その他補足)

参考になるwwwページ

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

manaba+R,学生との直接対話,その他(教員より別途指示)

備考

本講義の担当者は、京都大学、大阪大学等において図書館職員(司書)としての実務経験を有している。本科目では、そこから得られた知見を授業内容に反映させている。
【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/