授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
15825:IR18‐HJ301 専門演習(31) § 15826:IR-GR301 専門演習(31) 2023 秋セメスター 水4 国際関係学部 松田 正彦 2

キャンパス

衣笠

授業施設

諒友館RY301号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

 ゼミの目的は、参加学生が自身の興味のある事柄をより深く考えるための場を提供することです。
 ゼミのタイトルは「地域開発論」です。ここでの「開発」は、国際的な開発援助はもちろんのこと、中央政府の政策や自治体の取り組み、民間企業の活動の影響なども含めていて、ある地域の「望ましい方向への変化」と広くとらえています。また、ここでの「地域」は国よりも小さな地理的範囲を指しており、国際的な開発活動の文脈では貧困問題や環境問題などが特に顕在化している農村部・地方を指す場面が多くなります。
 ゼミの研究キーワードは、タイトルにある「地域開発/発展」に加えて、「途上国開発」、「農業・農村開発」、「国際協力」、「食料・エネルギー問題」などが含まれます。ゼミに参加する学生の研究関心はこれらのいずれかに近いことが望ましいです。また、研究の対象地域は(設定する場合)、日本を含むアジア地域(特に東南アジア、ミャンマー)が担当教員にとっては身近ですが、他の地域を取り上げてもかまいません。
 本ゼミでは、自らが主体的に現場に臨み、自分の足で情報を得たいと考えている人を歓迎します。特にゼミ生グループによる共同研究においては、研究手法としてのフィールドワークを重視します。個々のゼミ生は、個人研究のテーマを自分で決めます。はじめから具体的な課題を持つ必要はありません。担当教員は研究テーマをしぼり込んでいく過程でサポートをしますが、参加学生には十分に悩んでほしいと考えています。これまでの個人研究テーマは、途上国開発、国際協力、日本国内の地域活性化、観光開発、環境保全、などに関連するものが多くありましたが、それらにおさまらない独自のテーマに取り組んだ卒業生もいます。一方で、3回生時にゼミ生グループでおこなう共同研究では、テーマ設定や進行などに担当教員が「縛り」をあたえることがあります。

受講生の到達目標

地域開発に関連する分野における研究能力(先行研究レビュー、研究課題の設定、データの収集・分析、考察の能力)と研究成果の伝達能力(口頭発表、論文作成の能力)が向上する。

事前に履修しておくことが望まれる科目

開発関連の科目。3回生以降に「地域開発論」を履修することが望ましい。

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1-15

ゼミの運営方法

 個人による研究(卒業論文)とグループでの共同研究の2つが大きな軸です。参加学生がそれぞれの研究テーマを持ち、それに取り組み、納得のいく卒業論文を完成させることが第一の目標です。そのため各回の授業は個人の報告とそれに基づく議論が中心となります(報告の担当回数は参加学生数に左右されますが最低でもセメスターに1回)。加えて、もうひとつの軸である共同研究(オープンゼミへの参加)にも力をいれています。
 3回生時はグループでの共同研究が主な活動です。これを通じて研究の手法を学びます。並行して個人研究のテーマの絞り込みをおこないます(関連する文献読みや予備調査など)。4回生時には各自が個人研究をすすめ、卒業論文を執筆していきます。
 3・4回生の合同でゼミをおこないます。例年9月にゼミ旅行をおこなっています(ゼミ生が主導して企画・準備します。行き先は共同研究テーマとリンクさせます)。また、12月後半に院生を含めた拡大集中ゼミがおこなう年もあります。
 各回のゼミの授業は時間を延長しておこなわれることがあります(最大1時間程度)。本ゼミの受講生はこれを了承し、ゼミ授業につづく時間帯の予定を空けておくことが求められます。

授業実施形態

BCP停止の場合は、BCPレベル0~2の記載どおりに授業が行われます。
During the suspension period of BCP, classes will be as described in BCP levels 0-2.

各回の授業実施形態については、本科目のmanaba+Rコースニュース等で案内します。また、第1回目の授業実施形態については、第1回目授業開始までに上記コースニュース等でお知らせします(※)。なお、授業配慮等の取り扱いについては、manaba+R「国際関係学部生のページ」および「学び支援サイト」で確認してください。
国際関係学部生のページ:https://ct.ritsumei.ac.jp/ct/course_1728150
学び⽀援サイト:https://www.ritsumei.ac.jp/pathways-future/
(※) 第1回目授業の授業実施形態を確認するためにはmanaba+Rの早期利用申請を行う必要があります。早期利用申請の詳細は、2023年度履修・登録の手引きを御確認ください。なおmanaba+Rで早期利用申請をおこなっても受講登録にはなりません。受講登録期間中に改めて登録を行う必要があります。

授業外学習の指示

具体的指示を授業内で与える。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記)

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

・タームペーパー 40%(個々の卒業研究テーマとの整合性を特に重視する。)
・日常点 60%(出席状況、個人報告の準備状況や内容、議論や共同研究への参加程度などから総合的に判断する。)

成績評価方法(備考)

受講および研究に関するアドバイス

必要に応じて授業内で与える。

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

参考書

参考書(使用頻度、その他補足)

必要に応じて授業内で示す。

参考になるwwwページ

必要に応じて授業内で示す。

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

学生との直接対話,その他(教員より別途指示)

備考

【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/