Course Name | Year | Term | Period | Faculty / Graduate School | All Instructors | Credits |
---|---|---|---|---|---|---|
16776:IR18‐FJ204 Professional Workshop (RA) § 16777:IR-EDR304 Professional Workshop (RA) | 2024 | Spring | Fri4-5 | College Of International Relations | ISHIKAWA SACHIKO | 2 |
Campus
Class Venue
Language
Course Outline and Method
本コースでは、プロフェッショナルとして国際社会の最前線で活躍していくために必要な資質と能力について理解するとともに、どのようにして自らの資質と能力を開発していくかについて考えていきます。また、具体的なキャリア形成のための情報提供を行うほか、個々の職業をより深く理解するために、各分野で活躍しているプロフェッショナルをゲスト講師として招き、現場の話を伺う機会を設定します。
Student Attainment Objectives
具体的方法と計画が明らかになったら、国際社会で活躍するための能力と資質を身に着けるための行動を起こすことができる。
外交官、国際公務員、国際協力従事者等の職務内容を理解し、自分の進むべき道を見定めることができるようになる。
Recommended Preparatory Course
Course Schedule
Lecture/Instructor(When there are multiple instructors) | Theme |
---|---|
Keyword, References and Supplementary Information | |
1-2 | 国際的に活躍するために必要な資質とプロセス |
様々な場面で国際的に活躍していくために必要な資質とは何か、そしてそれらを体得していくためにはどのようなプロセスを辿れば良いかについて理解する。
|
|
3-4 | 「るつぼ」体験から国際的な仕事へ |
若い時代の「るつぼ」体験は、その後の国際的活躍に不可欠な要素の一つである。「るつぼ体験」を経て、どのような国際的な活躍の場、職業が選択肢として考えられるのかについて理解する。「るつぼ体験」の一例として青年海外協力隊(JOCV)が挙げられる。授業では、JOCV経験者をお招きして話を伺うとともに、質疑応答を行う予定。
|
|
5-6 | 職業としての外交官 |
国家の国益を守るために国際社会で活躍する外交官の仕事、及びそのキャリア形成について理解する。元キャリア外交官をお招きして話を伺うとともに、質疑応答を行う予定。
|
|
7-8 | 職業としての国際公務員 |
国際社会の利益と共存を目的に、国連をはじめ、専門機関等で働く国際公務員の仕事を理解する。国際機関に勤務経験のある専門家をお招きして話を伺うとともに、質疑応答を行う予定。
|
|
9-10 | 職業としての国際協力専門家(1) |
一言で国際協力専門家と言っても、その分野や関与の仕方は多岐多様であることを理解する。本授業では、JICAの職員をお招きして、政府開発援助(ODA)に携わるJICAの仕事について話を伺うとともに、質疑応答を行う予定。
|
|
11-12 | 職業としての国際文化交流専門家 |
国際協力は多面的であり、日本の文化を海外に発信することも重要な一面であることを理解する。本授業では、国際交流基金から職員をお招きして話を伺うとともに、質疑応答を行う予定。
|
|
13-14 | 職業としての警察官(警察による国際活動) |
警察は、国内の治安と安全を守る以外にも、国際協力の現場でも活動を行っていることを理解する。JICAプロジェクトや国連PKOにも従事された元警察官をお招きして、その多彩な活動についてお話を伺うとともに、質疑応答を行う予定。 |
|
15 | キャリアプランの見直しと戦略 |
国際的な仕事に従事するためには、準備の段階から戦略が必要である。それと同時に大胆な行動力と楽観性が求められることを理解し、今後の具体的な計画に繋げていく。これまでの授業内容を踏まえて自らキャリアプランを作成し、本授業の締めくくりとする。
|
Class Format
Recommendations for Private Study
自らの関心に沿って、関連業種の情報収集に努める。
Grade Evaluation Method
Kind | Percentage | Grading Criteria etc. |
---|---|---|
Final Examination (Written) | 0 | |
Report Examination (A report to be submitted by the unified deadline) |
0 | |
Exams and/or Reports other than those stated above, and Continuous Assessment (Evaluation of Everyday Performance in Class) |
100 | 出席、及びレポート提出を含む授業への積極的参加度に基づいて評価する。 |
Grade Evaluation Method (Note)
Advice to Students on Study and Research Methods
Textbooks
Textbooks (Frequency of Use, Note)
Reference Books
Title | Author | Publisher | ISBN Code | Comment |
---|---|---|---|---|
世界のどこでも誰とでもうまくいく!「共感」コミュニケーション | 石川幸子 | 同文館出版 | ISBN987-4-495-53721-0 | |
敵をもファンに変える 超一流の交渉術 | 石川幸子 | 実務教育出版 | ISBN978-4-7889-1171-0 |
Reference Books (Frequency of Use, Note)
Web Pages for Reference
How to Communicate with the Instructor In and Out of Class(Including Instructor Contact Information)
Other Comments
本授業の担当者は、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)にて7年勤務した経験を有する。その後、日本の財団、国際協力機構(JICA)における実務経験の中でも、国連機関や地域協力機関との連携・協力を推進してきた。授業では、これらの実務経験も紹介しながら、受講生が国連や国際協力の活動をより身近に、かつ多角的に理解できるように努め、学生のキャリア形成についても助言を行っていく。
尚、本コースは基本的に隔週で2コマ連続で行われる。授業の予定と内容は、ゲスト講師の所属組織、スケジュールに応じて変更があり得る。
URL:http://www.ritsumei.ac.jp//students/pathways-future/course/curriculum.html