授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
15948:[2025 秋セメスター]国際教育援助論(S) 2025 秋セメスター 月5 産業社会学部 河合 将生 2

キャンパス

衣笠

授業施設

以学館IG301号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

【授業の概要】
現在の国際協力の最重要課題の一つはグローバル社会における貧困の撲滅である。
持続可能な開発目標(SDGs)に挙げられる17の目標をはじめ、特に、開発途上国での教育は喫緊の課題である。しかしながらそれらの実現を阻む要因は多様であり、課題解決には大きな困難がある。
本授業では、国際教育援助の事例について紹介しながら地球的規模の社会的課題解決の取り組みについて考える。
また、地球的規模の諸課題を多方面から考え、持続可能な開発や社会のあり方などについて検討したり、日本の課題は何かについても検討する。

【授業の方法】
本科目は大学設置基準ならびに立命館大学産業社会学部則、立命館大学大学院社会学研究科研究科則において、区分を面接授業とする。詳細な実施方法については、manaba+Rのコースニュース、「授業スケジュール」および「授業実施形態」欄を確認のこと。

受講生の到達目標

1.開発途上国における社会的課題とそれに対してどのような取り組みが必要なのかを理解する。
2.国際教育援助の事例を通し、多様な取り組みとその組織や担い手(国際機関、JICA、NGO、教育機関、市民など)について理解する。
3.開発途上国を含めた世界は大きく変容し、それに合わせて国際教育援助をはじめとする国際協力活動が変化していることを理解し、今後の課題や「私たちができること」について考えることができるようになる。

事前に履修しておくことが望まれる科目

事前に履修する科目は特にありません。

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1

開発途上国の現状と国際教育援助がめざすもの

開発途上国の現状と国際教育援助がめざすもについて総論・概要を説明する。
【+R授業】を実施します。詳細については、manaba+Rにて周知します。
オンデマンド授業を実施します。視聴教材は授業開始時間までにmanaba+Rにアップします。

2~4

開発途上国の現状

開発途上国の現状や地球的規模の諸課題、国際協力や開発支援の主要課題について、SDGsの目標にも触れながら概観する。
対面授業を実施します。

5~7

開発途上国の現状と担い手

国際協力活動全般や、国際教育援助への取り組みとその担い手(国際機関やJICA、NGO、教育機関、企業、市民レベルなど)について学ぶ。また、国際機関やJICAとNGOとの連携、企業や民間セクターとの連携、CSR、BOPビジネス、ソーシャルビジネスなどの事例について取り上げる。
対面授業を実施します。

8

国際教育援助の歴史的展開と現状

国際教育援助の取り組みの歴史と現状、事例について概観する。
対面授業を実施します。

9

国際協力とは何か?-なぜ国際協力をするのか

前半の授業を振り返り、国際協力の歴史、開発・貧困の概念、開発理論の変遷と政府開発援助(ODA)、ミレニアム開発目標(MDGs)、持続可能な開発目標(SDGs)など、国際協力や国際教育援助の概念、現状と支援のあり方について概観する。
オンデマンド授業を実施します。視聴教材は授業開始時間までにmanaba+Rにアップします。

10~13

国際協力や国際教育援助への関わり方・参加型開発・評価の取組みについて

国際協力や開発支援の主要課題と国際教育援助への関わり方、参加型開発等の支援の考え方やアプローチ、プロジェクトの計画やモニタリング・評価について考える。ワークショップ形式での検討やケーススタディも予定。
対面授業を実施します。

14

国際教育援助の今後の展望と課題

国際協力と国際教育援助の今後の展望と課題、参加/支援方法について検討する。
対面授業を実施します。

授業実施形態

第1回と第9回はオンデマンド授業(2回)、第2回から第8回、第10回から第14回は対面授業(12回)で実施する。
【+R授業】を第1回授業前に実施します。詳細については、manaba+Rにて周知します。

授業外学習の指示

1.新聞をはじめとするニュース媒体に頻繁に目を通し、また関連の報道番組などを活用して、授業で取り上げた内容や日々の政治、経済、社会情勢と日本との関係把握に努めること
2.国際政治の変化や経済状況について理解を深め、今日の開発途上国の現状に関する理解を深めること
3.NGO/NPOをはじめ、身近に行われている国際協力活動について学習し、見識を広めること

●受講生に期待する学習の進め方
予習内容:
・新聞やニュース等に目を通し、グローバルな動向や開発途上国の現状、国際協力活動、NPO/NGOに関する情報収集を行い、社会の動向や、どんな活動やどんな担い手により行われているかを調べたり把握すること。(60分)
・新聞やニュース、ウェブサイトから関連するテーマの活動について調べたりすること。(60分)

復習内容:配布資料や授業で紹介したウェブサイト等を見直し、具体的な活動事例について把握すること。関心をもった活動に参加したりさらに調べたりすること。また、国際協力や国際教育援助、NPO/NGO活動とは何か、理論や事例を参考にしながら考え、ご自身の理解の促進と問題意識や意見の構築につなげること。(120分)


成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記) 0

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)
0

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

<コミュニケーションカードの提出>
受講生の到達目標に対応して、毎回、授業内容に沿ってワークの時間を設け、そのワークの内容を記載したコミュニケーションカードを提出する。授業内容のポイントや授業を踏まえた自分なりの問題意識や分析を記述できているか、他者の意見や授業内での意見の紹介やフィードバック、対話を活かして客観的・論理的に理解できているかを評価する。また、授業内容へのコメントやワークなどへの参加度合いや内容によって評価する(50点)。
<期末レポート>
受講生の到達目標に対応して、授業で扱った内容からレポートを実施する。授業内容を踏まえて、国際教育援助に関して、自分なりの問題意識をもって分析し、論理的説得力をもって記述しているか、他者の発表や授業内での討論等を活かして記述しているかを評価する(50点)。

成績評価方法(備考)

受講および研究に関するアドバイス

-毎回しっかり授業に参加し、積極的に臨むこと。できるだけ新聞等にも目を通すこと。国際協力は現在の政策課題でもあり、様々な政策課題やトピックスが社会の動向とともに現れるので、適宜こうした話題も紹介します。
-各回の授業後に「コミュニケーションカード」の記入と提出をします。授業中に十分理解できなかった点や質問、授業への提案など、主体的に授業に参加するためのツールとして活用してください。

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

教科書は指定しません。講義内容に沿った資料を配布します。

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
援助をする前に考えよう (特活)開発教育協会編 (特活)開発教育協会 4-87773-210-10 援助とは何か、参加型開発
途上国の人々との話し方 和田信明・中田豊一 みずのわ出版 978-4864260053 対人援助コミュニケーションの手法
人間性未来論 原型共同体で築きなおす社会 中田豊一 竹林館 978-4860001315 国際協力の現場からの問いかけ、コミュニケーション
南国港町おばちゃん信金 「支援」って何?おまけ組共生コミュニティの創り方 原康子 新評論 978-4794809780 コミュニティ開発
国際開発学入門 大坪滋・木村宏恒・伊東早苗編 勁草書房 978-4326503278 国際開発の主要課題について解説
めざすは貧困なき世界 高柳彰夫 フェリス女学院大学 978-4901713177 政府と市民の国際開発協力について解説
国際教育開発の再検討 小川啓一・西村幹子・北村友人編 東信堂 978-4887138247 国際教育開発
進化する国際協力NPO シャプラニール=市民による海外協力の会 明石書店 978-4750323077 国際協力NPOシャプラニールの歴史
SDGs-危機の時代の羅針盤 南博・稲葉雅紀 岩波新書 978-4004318545 SDGsの概要について理解する
世界中の子どもの権利をまもる30の方法 認定NPO法人 国際子ども権利センター 編 甲斐田 万智子 編 合同出版 9784772614030 国際理解・権利学習の入門書。SDGs(持続可能な開発目標)を 実践的に学べるヒントが満載
毎日つかえる子どもの権利 甲斐田万智子 アルパカ 978-4-910024-04-2 子どもの権利

参考書(使用頻度、その他補足)

参考になるwwwページ

講義内容に沿って紹介します。

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

コミュニケーションペーパー,インタラクティブシート,manaba+R,学生との直接対話,その他(教員より別途指示)

備考

【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/