授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
90924:特殊研究(定性分析)(DC) 2023 春セメスター テクノロジー・マネジメント研究科 湊 宣明 2

キャンパス

OIC

授業施設

AN811セミナールーム(大学院)

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

技術経営学・イノベーションマネジメント領域を対象とした、定性分析による研究の進め方、論文執筆について学ぶ。本講義は、技術経営に定性分析アプローチを採用し、問題解決に向けた仮説フレームワークを構築できるようになることを目的する。システム思考の基本ツールである因果ループ図の作成方法を学び、問題を構成する要素間の因果関係を可視化し、分析することができる。講義は対面で行う。

受講生の到達目標

定性分析手法を用いて問題の全体像を可視化し、要素間の因果関係を分析して、現象を説明する仮説フレームワークを提案できるようになる。

事前に履修しておくことが望まれる科目

システム思考、因果ループ図の基礎を習得していることが望ましい
・イノベーション・ダイナミクス(博士課程前期課程)
・Technology Management 3(博士課程前期課程)

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1日目(4/15, 3限-7限)

定性分析(システム・シンキング)

講義の目的、手法、スケジュール、評価方法等を説明し、講義の全体像を把握することができる。システム・シンキング(Systems Thinking)の基礎を習得し、複雑な問題のフィードバック構造を因果ループ図として表現できる。技術経営に関連する課題について、因果ループ図(Causal Loop Diagram)を用いて、問題の発生メカニズムに対する仮説を導出することができる。

2日目(4/29, 3限-7限)

個人研究プロジェクトⅠ

個人で設定した研究課題について、定性分析アプローチでの課題解決を図る。問題構造の可視化、因果関係の分析結果に基づいて、仮説フレームワークを提案することができる。

3日目(5/27, 3限-7限)

個人研究プロジェクトⅡ

個人研究プロジェクトの成果をまとめ、学会発表を想定した形式によりプレゼンテーションし、質疑応答ができる。

授業実施形態

BCP停止の場合は、BCPレベル0~2の記載どおりに授業が行われます。
During the suspension period of BCP, classes will be as described in BCP levels 0-2.

対面授業(BCPレベル1及びレベル2)を基本とし、必要な場合にはライブ配信型授業(BCPレベル3及びレベル4)に移行する。

授業外学習の指示

講義の後半は個人研究プロジェクトを中心に行い、授業外で検討を進めた上で、その進捗を講義で発表する。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記)

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

個人研究プロジェクトの最終発表に基づいて評価する

成績評価方法(備考)

BCPレベルを踏まえてライブ配信型授業に移行した場合、最終プレゼンテーションもWeb上で行われ、採点されます。

受講および研究に関するアドバイス

受講生はパソコンに専用ソフトウェアをインストールして教室に持参し、演習を行う必要があります。Vensim® Personal Learning Edition (Vensim®PLE)をダウンロードしてください。

教科書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
実践システム・シンキング‐論理思考を超える問題解決のスキル 湊宣明 講談社 978-4061573055

教科書(使用頻度、その他補足)

参考書

参考書(使用頻度、その他補足)

参考になるwwwページ

国際システム・ダイナミクス学会:http://www.systemdynamics.org/
日本システム・ダイナミクス学会:http://j-s-d.jp/

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

学生との直接対話

備考

【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/