Course Name Year Term Period Faculty / Graduate School All Instructors Credits
13037:[2025 Fall]IR18‐ECJ204 Multicultural Society I (R) § 13038:IR-ECR204 Education for International Understanding (R) 2025 Fall Wed4 College Of International Relations DANISMAN IDRIS 2

Campus

KIC

Class Venue

KOSHINKAN KS209

Language

日本語

Course Outline and Method

【+R授業について】
9月20日までにmanaba+Rのコースニュースに+R授業の案内を掲載する。必ずmanaba+Rのコースニュースを確認すること。

概要
本講義では、グローバル化に伴う人々の移動と交流がもたらす文化的多様性について考察します。
文化の多元化の要因の一つは、社会の宗教的基盤と現代社会における実践です。具体的に言えば、宗教学・神学的観点からイスラームの基本理念を学ぶとともに、現代のイスラーム社会および非イスラーム社会におけるその実践を検討し、宗教的多様性が文化の多様化にどのような影響を与えるかについて理解を深めます。。
その際の問題意識はイスラームに対する誤解の構造と要因の解明です。各回の授業では、こうした断片的な情報に依拠せず、一般のムスリムの価値観や生活実践に基づいて、より包括的なイスラーム理解の構築を目指します。
講義は次の構成で進めます:1)テーマ別アプローチによるイスラームの歴史的展開。イスラームの基本理念と思想体系。2)現代社会におけるイスラームの実践と課題。
なお、イスラーム世界で重要な事象が発生した場合は、本講義の目的を損なわない範囲で授業計画を適宜調整することがあります。

Student Attainment Objectives

1)イスラームの基本理念と重要概念を正確に理解しつつ、現代社会における文化的多様性に関する理論的な枠組みについて説明できるようになります。
2)イスラーム世界で生起する諸事象について、その歴史的・思想的背景を踏まえて、現代社会における文化実践の多元性を考察できるようになります。
3)メディアで報じられるイスラーム関連の情報を批判的に検討し、日本社会等の非ムスリム社会に暮らすムスリムの日常的な価値観や実践との関係性を適切に理解した上で、バランスの取れた他者分析ができるようになります。

Recommended Preparatory Course

「宗教と国際関係」

Course Schedule

Lecture/Instructor(When there are multiple instructors) Theme
Keyword, References and Supplementary Information
第一回

オリエンテーション(+R授業)

授業の基本的方針と授業計画の説明。
*+R授業では、オリエンテーション後にご視聴いただきたい動画を2本用意しています。 本コースの意義と内容の理解に資する興味深い教材です。
1)様々な多文化共生①:トルコ系ムスリムと日本人ムスリムの家庭の事例(12分)
https://youtu.be/1EqOllEjTRI?si=-G9KNcc06KD5ADhs
2)様々な多文化共生②:墓問題(13分)
https://youtu.be/aHwGb9NPc9E?si=NSmiWZhigYvEHCXu

第二回

東洋とは何か

東洋学(オリエンタリズム)、イスラーム社会の位置づけ、イスラームに関する誤解とオリエンタリズムの関係

第三回

他者の誤解は如何に発生するか

イスラームに関する誤解の仕組み、誤解を解消するための方法

第四回

歴史編①︓イスラーム文化の形成の歴史

イスラームの誕生、預言者ムハンマドの生涯とイスラーム文化の成立

第五回

歴史編②︓イスラームの拡大と多文化との交流

政治文化とリーダーシップ、時代と地域の違いと政治的リーダーシップの多様性

第六回

歴史編③︓文化的共存

イスラーム教徒のヨーロッパ上陸、イベリア半島の共存と挫折、共存(Convivencia)、再征服(Reconquista)

第七回

歴史編④︓社会統合と共生

ヨーロッパのイスラーム社会、オスマン朝の社会統合および共生システム、ミッレト制

第八回

歴史編⑤︓文化の危機

東洋の近代化、イスラームと近代

第九回

歴史編⑥︓日本とイスラーム

日本におけるイスラーム史、最初のモスク、タタール・トルコ人

第十回

宗教的理念と文化の多様性

イスラーム神学、「六信」、宇宙論、人生観

第十一回

時と空間の捉え方の違いと文化的多元性

イスラームの宗教生活︓「五行」、一日五回の礼拝と空間及び時の捉え方への影響

第十二回

娯楽文化と社会

イスラームのレジャー:踊りや音楽は禁止なのか
宗教とレジャーの関係、イスラームにおける禁止行為と許容されている行為の娯楽文化への影響

第十三回

文化の多元性と社会安全

宗教、暴力、テロ、グローバル・テロ・データベース、イスラーム社会

第十四回

まとめ

Class Format

対面授業を基本としますが、事情により1、2回程度はメディア授業を行う場合があります。メディア授業を行う際は、受講生に事前に連絡します。

Recommendations for Private Study

とくにありません。

Grade Evaluation Method

Kind Percentage Grading Criteria etc.
Final Examination (Written)

Report Examination
(A report to be submitted by the unified deadline)

Exams and/or Reports other than those stated above, and Continuous Assessment 
(Evaluation of Everyday Performance in Class)
100

教室内小テスト、レポートの執筆・提出、出席・授業参加等

Grade Evaluation Method (Note)

Advice to Students on Study and Research Methods

Textbooks

Textbooks (Frequency of Use, Note)

Reference Books

Reference Books (Frequency of Use, Note)

Web Pages for Reference

How to Communicate with the Instructor In and Out of Class(Including Instructor Contact Information)

Learning Management System (manaba+R),Talk with Students,Other (Separate instructions will be provided)

Other Comments

本コースは主にレクチャー形式で実施します。ただし、受講者数に応じて、学生による発表の機会を設けることがあります。その他詳細は次の通りです:

教室内テスト(小テスト):
授業期間中に小テストを実施します。受講者数に応じて、一回で実施するか、または複数回に分けて実施するかを決定します。具体的な実施日程については、学期初めの授業でお知らせします。

レポートの執筆・提出:
課題内容は事前に提示します。提出期限、文字数制限などの詳細は授業内で説明します。

出席・授業参加:
本コースの構成上、出席することが非常に重要です。小テストが実施される回を欠席すると、成績に直接的な影響が出ます。また、欠席した授業の内容に関する質の高いレポートを作成することが困難になるため、成績への間接的な影響も生じます。
出欠に関するその他のルール
・出席確認は授業開始直後に行います。
・授業開始時に行う出席確認後から30分以内の入室は遅刻扱いとなります。
・3回の遅刻は1回の欠席と見なします。
・欠席者に代わって返事したり、出席カードの番号を教室にいない方に共有したりすることは道徳心に反することであり、判明した場合は欠席と見なします。
※ 公欠に関する大学の規定については次のリンクを参照のこと:https://www.ritsumei.ac.jp/pathways-future/course/absence.html/
【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/