授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
13998:(教)保健体育科授業発展演習 (S) 2024 秋セメスター 金3 産業社会学部 有山 篤利 2

キャンパス

衣笠

授業施設

学而館GJ401号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

 本科目は、保健体育科の授業に関する応用的な学習指導理論を理解し、各領域に関する教材開発
を行い、具体的な授業場面を想定した授業設計を行う方法を適切に身に付ける科目として設定す
る。それらを踏まえて、保健体育科の授業法を一層理解し、保健体育科の授業を実践できる応用的
な能力及び情報通信技術の活用に配慮した効果的な教材開発を行う能力を獲得する科目として位置
づける。
 具体的には、子供の認識・思考、学力等の実態を視野に入れた授業設計の重要性及び教材開発、
保健体育科の特性に応じた情報機器及び教材の一層効果的な活用法、教材開発の方法、学習指導案
の構成及び保健体育科における実践研究の動向に関して、応用的な情報からそれらの内容を講義す
る。そして、それらの講義を踏まえて、適宜、授業設計に適切に活用し、教材開発を行い、具体的
な授業を想定した授業設計と学習指導案を作成する。また、保健体育科における指導モデルを適用
した体育授業プログラムを一層理解し、それらを踏まえて学習指導案を作成する。さらに、作成し
た学習指導案を活用し、1単位時間を通した模擬授業を実施するとともにその振り返りを行い、授
業改善及び教材開発の視点を適切に身に付けるようにする。さらに、保健体育科における応用的な
学習指導理論を講義し、授業設計に生かすことができるように、それらを理解する。

受講生の到達目標

①中学校保健体育科の現状と課題を言ったり書きだしたりできる。
②学習指導要領を踏まえたうえで、独自で深みのある保健体育の教材解釈ができる。
③発達段階を踏まえつつ教材の特性を活かした保健体育の学習指導案が提示できる。
④作成した学習指導案を学習者相互で批評やアドバイスができる。

事前に履修しておくことが望まれる科目

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
第1回

ガイダンスと導入

授業の概要を知るとともに、今後の学習に必要な基本的姿勢や考え方を確認する。また、保健体育という教科に対する期待や抱負について自らの考えを発表する。

第2回

現行学習指導要領の方向性

現行学習指導要領の趣旨や保健体育に関わる改善のポイントを理解する。

第3回

学校現場における体育科・保健体育科の現状と課題

現行学習指導要領の趣旨を踏まえながら、実際の学校現場における体育科・保健体育科の抱える課題を検討し今後の在り方を考える

第4回

保健体育の学習目標と学習内容

保健及び体育が教科としてカバーする多様な目標について、実際の授業での学習内容との関連で理解する。

第5回

体育授業実践の観察・評価

実際の体育授業の実践を動画で視聴しながら、学習のねらいや活動、教師の支援・指導、評価規準を指導計画に落とし込むとともに、その改善点を指摘し合う。

第6回

体育の教材づくり

学習指導案の作成を想定しながら、体育の教材づくりの過程について、その手続きとポイントについて理解する。

第7回

学習指導計画の構想

体育の学習領域および種目を選択し、その教材に対する自らの解釈や意義、期待する効果等(教材観)について意見交換し課題を確認する。

第8回

学習指導計画の基盤づくり①

前時の議論にを踏まえ、選択した各種目の教材観・生徒観・指導観の内容を発表し互いに批評する。

第9回

学習指導計画の基盤づくり②

前時の検討にもとづき改善した教材観・生徒観・指導観を発表しその課題を修正する。

第10回

単元計画の作成①

完成した教材観・生徒観・指導観をもとに、学習のねらいおよびそれに対応した単元の指導計画と評価規準を提示し互いに批評する。

第11回

単元計画の作成②

前時の検討にもとづき修正した学習のねらいおよび単元の指導計画と具体の評価規準を発表し修正する。

第12回

本時の指導計画の作成①

作成した単元計画にもとづき指導時間を設定し、当該授業の指導計画を提示し互いに批評をする。指導計画の作成にあたっては情報技術の活用についても配慮する。

第13回

本時の指導計画の作成②

前時の検討にもとづき本時の指導計画を修正し、体育の学習指導案を完成する。

第14回

保健の教材づくり

体育の教材づくりを参考にしながら、保健分野の単元を選択し、その学習指導案(略案)を提示し互いに批評し修正する。指導計画の作成にあたっては情報技術の活用についても配慮する。

第15回

保健の学習指導案の発表

完成したオリジナルの保健の学習指導案にもとづき模擬授業を行う。

授業実施形態

対面授業を基本とします。
対面以外の実施形態をとる場合は、適宜指示します。

授業外学習の指示

・実際の体育授業や研究授業等を見学したり、動画や資料を参考に学習する機会を積極的にもつこと
・学習指導要領に目を通しておくこと

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記) 0

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)
0

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

授業中に行われる討論や課題への取り組み姿勢を総合的に評価する(40%)。作成された学習指導案から、授業の到達目標に対応した課題の達成度を評価する(50%)、模擬授業の習熟度を評価する(10%)

成績評価方法(備考)

授業中の積極的な発言や主体的な取組みを高く評価する。全授業回数の1/3を超える欠席をした者については不可とする。

受講および研究に関するアドバイス

毎回の授業において、学修を深めるためのグループワークを実施する。主体的な姿勢で取り組むことを期待する。

教科書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
中学校学習指導要領 文部科学省
中学校学習指導要領解説保 健体育編 文部科学省
高等学校学習指導要領 文部科学省
高等学校学習指導要領解説 保健体育編 文部科学省

教科書(使用頻度、その他補足)

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
体育の教材を創る 岩田靖 大修館書店 978-4-469-26728-0
中学校新学習指導要領の展開 佐藤豊 明治図書 978-4-18-334714-5

参考書(使用頻度、その他補足)

参考になるwwwページ

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

コミュニケーションペーパー,manaba+R,学生との直接対話

備考

【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:http://www.ritsumei.ac.jp//students/pathways-future/course/curriculum.html