授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
33831:[2025 秋セメスター]環境経済評価論(E) 2025 秋セメスター 金3 経済学部 寺脇 拓 2

キャンパス

BKC

授業施設

コラーニングⅠ 106号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

本講義では、生態系サービスや周辺環境質を経済学的に捉え、それらの価値を金銭的に評価するための理論と手法を学ぶ。こうした手法が特別に開発された背景には、環境がそもそも市場で取引されないという「非市場財」としての特性をもつことがある。それゆえ環境評価手法は、しばしば非市場評価手法とよばれ、他の非市場財、すなわち食品安全性や文化遺産、新商品属性の評価にも応用される。本講義においても、こうした他の非市場財への応用の仕方について説明を加える。

授業の中で5回開かれる「演習」部分は基本的にオンデマンド動画配信により進められる。そのうち4回は、無料の統計ソフトウェア「R」を使って演習を行う。受講希望者は、必ず受講登録「前」に、以下のURLより閲覧・ダウンロードできる「Rのインストールと準備」に従ってRの動作環境を整え、自身のパソコンが本講義を受講できる状態にあることを確認されたい。

https://ritsumei365-my.sharepoint.com/:f:/g/personal/ttt20009_ec_ritsumei_ac_jp/EtAln9N9Sf5CuvLFsedTEsUBctbtplkDofpPAQQ0Vt5S1A?e=ginWL8

Rは大学のパソコンにもインストールされている。大学のパソコンで演習に取り組む場合は上記の「Rのインストールと準備」は必要ないが、不測の事態に備えて上記の準備を受講登録前に完了させておかれることを強く推奨する。

受講生の到達目標

四つの代表的な環境評価手法(ヘドニック法、トラベルコスト法、CVM、コンジョイント分析)の理論と具体的な手続きを理解し、実際にそれらを用いて環境の経済評価ができるようになる。

事前に履修しておくことが望まれる科目

ミクロ経済学、統計学関連科目

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1

第2章 環境の価値(1)

支払意思額、受入意志額、辞書式選好、期待効用、オプション価格
【+R授業】「第1章 環境経済評価研究の意義」詳細は manaba+Rを参照

2

第2章 環境の価値(2)

利用価値、非利用価値

3

第3章 環境評価手法の概要(1)

顕示選好法、ヘドニック法、トラベルコスト法

4

第3章 環境評価手法の概要(2)

表明選好法、CVM、コンジョイント分析

5

第4章 確率論の基礎

集合、確率、確率変数、確率関数、密度関数、分布関数、標準正規分布

6

第5章 回帰分析の基礎

最小二乗法、決定係数、仮説検定、t値、p値

7

第6章 ヘドニック法の実践(1) 【演習・オンデマンド配信】

※オンデマンド教材を授業開始時間までにmanaba+Rにアップする。

8

第6章 ヘドニック法の実践(2) 【演習・オンデマンド配信】

※オンデマンド教材を授業開始時間までにmanaba+Rにアップする。

9

第7章 トラベルコスト法の実践(1)

個人/地域トラベルコスト法、片対数モデル、仮説的トラベルコスト法

10

第7章 トラベルコスト法の実践(2) 【演習・オンデマンド配信】

※オンデマンド教材を授業開始時間までにmanaba+Rにアップする。

11

第8章 CVMの実践(1)

支払カード形式、二肢選択形式、二段階二肢選択形式

12

第8章 CVMの実践(2) 【演習・オンデマンド配信】

※オンデマンド教材を授業開始時間までにmanaba+Rにアップする。

13

第9章 コンジョイント分析の実践(1)

選択型実験、最尤法、確率効用モデル、プロビットモデル

14

第9章 コンジョイント分析の実践(2) 【演習・オンデマンド配信】

※オンデマンド教材を授業開始時間までにmanaba+Rにアップする。

授業実施形態

第7回、第8回、第10回、第12回、第14回をオンデマンド配信で、それ以外を対⾯にて実施。

授業外学習の指示

授業は体系的に展開されるため、前回までに学んだことをしっかり復習して、毎回の授業に臨むこと。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記) 0

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)
0

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

授業の中で、(1)環境の価値とその評価手法に対する理解をみるためのレポート課題(文章)一つと、(2)与えられたデータをRやエクセルを用いて分析し、非市場財の価値を計測して、その結果を報告する課題(計算)を四つ与え、提出を求める。それら五つの課題をそれぞれ20点満点で評価し、その合計点をもとに成績を決める。

成績評価方法(備考)

受講および研究に関するアドバイス

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

特に指定しない。レジュメを配布する。

参考書

参考書(使用頻度、その他補足)

参考になるwwwページ

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

その他(教員より別途指示)

備考

【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/