授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科 | 全担当教員 | 単位数 |
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90059:未来予測とシミュレーション (MA) § 90060:特殊講義(イノベーション・ダイナミクス)(MA) | 2025 | 秋1Q | 土5-6 | テクノロジー・マネジメント研究科 | 湊 宣明 | 2 |
キャンパス
授業施設
授業で利用する言語
授業の概要と方法
受講生の到達目標
②システム思考、システム・ダイナミクスの基礎知識とテクニックを習得できる
事前に履修しておくことが望まれる科目
授業スケジュール
授業回数/ 担当教員(複数担当の場合) |
テーマ |
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キーワード・文献・補足事項等 | |
第1回 - 第2回 | イントロダクション(教科書:第1章) |
講義の目的、手法、スケジュール、評価方法等を説明し、講義の全体像を把握することができる。定性的・定量的な未来予測アプローチの基礎について理解できる。
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第3回 - 第4回 | システム思考による未来予測(教科書:第2章・3章) |
システム思考の基礎を習得し、複雑な問題のフィードバック構造を因果ループ図で表現することができる。また、技術経営に関連する課題に対して、因果ループ図を用いて問題発生のメカニズムに関する仮説を分析し、未来の変化を予測して、解決策を導出することができる。 |
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第5回 - 第6回 | ストック・フロー図(教科書:第5章) |
ソフトウェアを活用してストック・フロー図を作成することができる。また、指数的成長、目標追求、振動といった振る舞いの構造を理解し、簡易なモデルを構築してシミュレーションを実行することができる。 |
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第7回 - 第8回 | S字型成長のモデリング(教科書:第5章) |
ソフトウェアを活用してS字型成長の振る舞いを再現することができる。また、感染症の流行過程を再現するモデルを構築し、統計データを用いてモデルの検証を実施した上で、シミュレーション結果を基に将来の流行や収束の時期および規模を予測することができる。 |
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第9回 - 第10回 | 市場普及のモデリング |
普及過程の代表的な数理モデルであるバスモデル(Bass Diffusion Model)を理解し、製品やサービスの市場普及予測に応用できる。耐久消費財の製品廃棄過程、消耗品の再購入過程を簡単なモデルで再現することができる。 |
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第11回 - 第12回 | 未来予測シミュレーション演習(教科書:第3章・4章) |
学習したシステム理論およびモデリング・シミュレーションの手法を活用し、製品やサービスの市場普及に関する予測を行う。因果ループ図およびストック・フロー図を用いてシミュレーションモデルを構築し、過去の時系列データを用いて振る舞いの再現性試験を実施することができる。また、複数のシナリオに基づくシミュレーションを実行し、その結果をもとに未来予測を行うことができる。 |
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第13回 - 第14回 | 未来予測プレゼンテーション |
モデリングおよびシミュレーションを活用した未来予測の結果をプレゼンテーション資料として整理し、グループで発表することができる。 |
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+R授業 | +R授業 |
講義が始まる前に動画を視聴してください
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授業実施形態
(ゲスト講師による講義はオンライン配信となる場合がある)
授業外学習の指示
成績評価方法
種別 | 割合(%) | 評価基準等 |
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定期試験(筆記) | ||
レポート試験 (統一締切日を締切とするレポート) |
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上記以外の試験・レポート、平常点評価 (日常的な授業における取組状況の評価) |
100 | 課題提出 60%
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成績評価方法(備考)
受講および研究に関するアドバイス
教科書
書名 | 著者 | 出版社 | ISBNコード | 備考 |
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実践システム・シンキング‐論理思考を超える問題解決のスキル | 湊宣明 | 講談社 | 978-4061573055 |
教科書(使用頻度、その他補足)
参考書
書名 | 著者 | 出版社 | ISBNコード | 備考 |
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ビジネス統計スペシャリストエクセル分析 一般 | 湊宣明他 | オデッセイコミュニケーションズ | 4908327203 |
参考書(使用頻度、その他補足)
参考になるwwwページ
授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法
備考
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/