Course Name Year Term Period Faculty / Graduate School All Instructors Credits
51770:Contemporary Education (P) 2024 Fall Thu3 College Of Policy Science TORII TOMOKO 2

Campus

OIC

Class Venue

AS251

Language

Japanese

Course Outline and Method

 本科目では、現代の教育に関する諸問題を取り上げます。現代の教育問題に関する基礎知識を講義するだけでなく、教育問題を討議する演習やICTを用いた教育など新しい教育手法を用いて、教育問題を主観的に考えていくための教育方法を採ります。この科目を通じて、日常から教育への関心を養い、現代の教育の諸問題を特定してその解決のための提案を考察することができるようになります。

Student Attainment Objectives

1. 現代の教育や学びに関するトピックスについて、その背景や構造、関連する基本的な概念や用語について説明することができる。(知識・理解)
2. 現代の教育や学びに関するトピックスについて、学術的な視点に基づき、解決法や対処すべき課題に関して自らの意見を論述できる。(思考・判断・表現)
3. 教育や学びについて興味関心を持ち、主体的に問いを立て、他者の意見を尊重し、考える態度を示す。(関心・意欲・態度)

Recommended Preparatory Course

とくに無し

Course Schedule

Lecture/Instructor(When there are multiple instructors) Theme
Keyword, References and Supplementary Information
1【メディア授業(ライブ配信)】

イントロダクションと現代における教育の諸相へのいざない ※成績評価にかかわること等、重要事項を説明するため、必ず出席すること。説明の上、授業の順序を入れ替えることがある。

自己紹介、授業の到達目標・授業の進め方・成績評価方法等の説明、各回の授業概要の説明および現代における教育の諸相へのいざない

2【対面授業】

現代の教育の諸相1 / 児童・生徒の学び

学習指導要領、子どもたちのキャパシティー、2030年の教育像、コロナ禍の学び、教育のデジタル化

3【対面授業】

現代の教育の諸相2 / 子ども・青少年

現代の子ども・青少年像、青少年をめぐる言説、青年期の発達課題

4【対面授業】

現代の教育の諸相3 / 特別支援教育

障害のある子どもの処遇、特別なニーズ、学習障害、インクルージョン

5【対面授業】

現代の教育の諸相4 / 都市部の学校

公立学校の改革、学校選択制、疑似市場、地域の解体と再生

6【対面授業】

現代の教育の諸相5 / 離島・へき地の学校

小規模校、複式学級、地域との協働、ITを活用した共同学習

7【対面授業】

現代の教育の諸相6 / 学校環境の変動

「消費者」としての保護者行動、親の「無理難題要求」、教師の多忙化と働き方改革、教育行政と学校の対応

8【対面授業】

現代の教育の諸相7 / 学校の危機管理

児童・生徒の問題行動、いじめ、不登校、学校安全管理、情報社会の影

9【対面授業】

現代の教育の諸相8 / 心といのちの教育

「ブタがいた教室」、「ニワトリを育てて食べる」授業、食育、総合的な学習の時間、SDGs

10【対面授業】

現代の教育の諸相9 / 夜間中学の存在と私立大学のオリジン

不登校生等の受け入れ、多様な学習者、勤労学生の学びの場、立命館大学の歴史

11【対面授業】

現代の教育の諸相10 / 現代の大学

高等教育をめぐる国内外の状況、質保証、多様性・公正・包摂、大学評価、グローバル化、世界の中の立命館大学

12【対面授業】

現代の教育の諸相11 / 大学生の学び

ユニバーサル化、学士課程教育、学習成果、IR(インスティチューショナル・リサーチ)、学習支援機能

13【対面授業】

現代の教育の諸相12 / ポスト「学校・大学」

労働市場との接続、キャリアの概念、キャリア形成

14【対面授業】

現代の教育の諸相13 / おとなの学び

成人教育学(アンドラゴジー)、自己決定型学習、応用の即時性、経験の学習資源化

15【対面授業】

現代の教育の諸相14 / 学びのリフレクションと講義のまとめ

これまでの講義を振り返り、受講生のミニペーパー等を紹介しながら総合的に解説する

Class Format

基本的に対面授業で実施し、毎回ペアやグループ等での意見交換を行います。対面以外の実施形態をとる場合は、適宜指示します。

Recommendations for Private Study

授業で得た知識や考え方を用いて、社会や身の回りにおける教育に関する諸問題について考察すること。また、習得した知識等は日常の学生生活において積極的に応用・実践することが望ましい。
毎回の授業で課される振り返りミニペーパーについては、授業時間外において参考文献等を参照しながら作成し、ライティング・スキルも強化していってください。また、まとめレポートについては、これまでの授業内容を振り返り知識を体制化した上で、自らの考えについて論理的に執筆すること。

Grade Evaluation Method

Kind Percentage Grading Criteria etc.
Final Examination (Written) 0

Report Examination
(A report to be submitted by the unified deadline)
0

Exams and/or Reports other than those stated above, and Continuous Assessment 
(Evaluation of Everyday Performance in Class)
100

(1)各回の授業の振り返りミニペーパー 60%
到達目標3に対応し、授業の終わりに授業テーマに関するミニペーパーを課す(400字程度)。教育や学びについて興味関心を持ち、主体的に問いを立て、他者の意見を尊重し、考える態度を示していることが評価基準となる。ミニペーパーについては、授業に出席した者のみが提出できる。
(2)まとめレポート 40%
現代の教育の諸相1~14に関して、一つもしくは複合的なテーマについて、複数の文献に当たって多角的に考察しているかどうかが観点となる。その際、①現代の教育や学びに関するトピックスについて、その背景や構造、関連する基本的な概念や用語について説明している、②現代の教育や学びに関するトピックスについて、学術的な視点に基づき、解決法や対処すべき課題に関して自らの意見を論述している、を基準とし評価を行う。

Grade Evaluation Method (Note)

※3分の2以上の授業に出席し、振り返りミニペーパーおよびまとめレポートを提出した者を成績評価の対象とします。ただし、いわゆる「出席点」の加点は行いません。
期末にまとめレポートを1回実施します。各回の振り返りミニペーパーよりも深く多面的に考察したものを求めるため、ルーブリックに基づきかなり厳しい採点を行います。 また、振り返りミニペーパーの書き方については、単なる授業の感想ではなく、授業で指示した設問に対する回答や、各回の授業の到達目標の達成度など、授業に主体的に参加していなければ論述できない内容とします。
ミニペーパーやまとめレポートは、基本的にmanaba+Rを通じて提出します。この点については授業の中で詳しく説明します。

Advice to Students on Study and Research Methods

講義を聴講したり文献を読んだりして内容を理解するだけではなく、manaba+Rを通じた議論や発表、ミニ演習などに積極的にかかわり、主体的に授業に参加してください。また、各自が興味関心を持った個々のテーマについて、自分自身で掘り下げて考えてください。さらに、課題の提出を通じて、大学で求められる基本的なレポートの書き方を身につけてください。

Textbooks

Textbooks (Frequency of Use, Note)

指定しない

Reference Books

Title Author Publisher ISBN Code Comment
教育問題はなぜまちがって語られるのか? 広田照幸, 伊藤茂樹 日本図書センター 9784284304429 関連するテーマの授業での参考とすること
教育学 広田照幸 岩波書店 9784000283243 関連するテーマの授業での参考とすること
「学び」から逃走する子どもたち 佐藤学 岩波書店 4000092243 関連するテーマの授業での参考とすること
教育評価 田中耕治 岩波書店 9784000280501 関連するテーマの授業での参考とすること
学力の社会学 苅谷剛彦, 志水宏吉 岩波書店 4000224433 関連するテーマの授業での参考とすること
「新しい能力」は教育を変えるか 松下佳代 ミネルヴァ書房 9784623058594 関連するテーマの授業での参考とすること
検証・若者の変貌 浅野智彦編 勁草書房 9784326653119 関連するテーマの授業での参考とすること
若者文化をどうみるか? 広田照幸 アドバンテージサーバー 9784901927611 関連するテーマの授業での参考とすること
若者はなぜ「就職」できなくなったのか? 児美川孝一郎 日本図書センター 9784284304443 関連するテーマの授業での参考とすること
教育の職業的意義 本田由紀 筑摩書房 9784480065230 関連するテーマの授業での参考とすること
実践知 金井壽宏, 楠見孝 有斐閣 9784641163867 関連するテーマの授業での参考とすること
働くひとのためのキャリア・デザイン 金井壽宏 PHP研究所 456961941X 関連するテーマの授業での参考とすること
企業内人材育成入門 中原淳 ダイヤモンド社 4478440557 関連するテーマの授業での参考とすること
IDE-現代の高等教育 大学協会 関連するテーマの授業での参考とすること
論文の教室 戸田山和久 NHK Books 4-14-001954-9 C1395 ミニペーパーやレポートの書き方として参考にすること
アメリカの反知性主義 リチャード・ホーフスタッター著・田村哲夫訳 みすず書房 4622070669 関連するテーマの授業での参考とすること
大学と教養教育 吉田文 岩波書店 978400025879 関連するテーマの授業での参考とすること
大学のIR Q&A 中井俊樹・鳥居朋子・藤井都百編 玉川大学出版部 9784472404733 関連するテーマの授業での参考とすること
戦後初期における大学改革構想の研究 鳥居朋子 多賀出版 9784811573618 関連するテーマの授業での参考とすること
AI vs. 教科書が読めない子どもたち 新井紀子 東洋経済新報社 4492762396 関連するテーマの授業での参考とすること
大学のIRと学習・教育改革の諸相:変わりゆく大学の経験から学ぶ 鳥居朋子 玉川大学出版部 9784472406157 関連するテーマの授業での参考とすること
学士課程教育のカリキュラム研究 串本剛編 東北大学出版会 9784861633669 関連するテーマの授業での参考とすること
大学は何処へ:未来への設計 吉見俊哉 岩波新書 978400431874 関連するテーマの授業での参考とすること
文系と理系はなぜ分かれたのか(星海社新書) 隠岐さや香 星海社 978-4065123843 関連するテーマの授業での参考とすること
算数文章題が解けない子どもたち:ことば・思考の力と学力不振 今井むつみ・楠見孝・杉村伸一郎・中石ゆうこ・永田良太・西川一二・渡部倫子 岩波書店 978-4-00-005415-7 関連するテーマの授業での参考とすること
大学の質保証における教育プログラムの評価と改善−IR機能を活用した好循環づくりのティップス 鳥居朋子編 東北大学出版会 2024年3月刊行予定 978-4-86163-393-5 関連するテーマの授業での参考とすること

Reference Books (Frequency of Use, Note)

Web Pages for Reference

Cinii  http://ci.nii.ac.jp/
論文検索のためのサイトです。気になるキーワードをもとに検索してみましょう。さらに、活用方法を図書館で尋ねてみましょう。 

文部科学省 http://www.mext.go.jp/
  白書や学習指導要領といった教育政策の基本情報を確認することができます。

国立教育政策研究所 http://www.nier.go.jp/index.html
  政策判断の基礎になる調査研究を実施している機関です。自分の関心のあるテーマに関する調査結果を見つけることができるはずです。サイト内検索を活用してください。

財団法人 日本青少年研究所 http://www1.odn.ne.jp/youth-study/
  国際比較調査の結果などを見ることができます。

How to Communicate with the Instructor In and Out of Class(Including Instructor Contact Information)

Communication Paper,Learning Management System (manaba+R),Talk with Students,Other (Separate instructions will be provided)

Other Comments

・不正行為:大学での不正行為とは、カンニング行為によって自分の能力を不正確に伝えたり、他人の論文などを剽窃(ひょうせつ)したりすることで他人の権利を侵害することなどがあたります。万が一、不正行為があった場合は、大学の規則にそって対応します。
・受講のルール:対面授業やリアルタイム授業の場合は、授業への遅刻、途中退出、私語や携帯電話・メールの使用など、他者の学びの迷惑になるような行動をとらず、受講のマナーを守ってください。
・教員への連絡方法については、manaba+Rのコースニュースや授業等で説明します。
・本授業の教材や動画等の撮影、録画、録音は禁止します。動画のURLは共有しないようにしてください。
【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:http://www.ritsumei.ac.jp//students/pathways-future/course/curriculum.html