Course Name Year Term Period Faculty / Graduate School All Instructors Credits
14343:[2025 Fall]Administrative Management (J) 2025 Fall Tue4 College Of Law HORI MASAHARU 2

Campus

KIC

Class Venue

ZONSHINKAN ZS311

Language

Japanese

Course Outline and Method

【初回時提出レポート課題が後述のスケジュールの中に記述されています】本科目は、組織理論を前提にした公私組織論であり、古典的な官僚制の議論を前提とし、行動論、組織論の切り開いた新しい理論的地平をその出発点とする。主として公共セクターの組織を対象として、その組織的特徴を明らかにし、そこで行われる様々な管理行動を分析する。こうした理解は、2022年度実施の公務員採用試験に関心のある学生には、自らの判断力や決断力の基礎を養える内容になるのではないかと予想しているが、その点に関して該当学生に尋ねる予定にしている。なお受講生の関心にも対応したいので、事前に説明しますが、以下の内容を若干変更することもありえますので、ご理解ください。あわせて受講にあたって、ご理解いただきたいことを、ここ書いておきます。それは双方向講義についてです。まず第1回目の講義において十分に説明をしますので、絶対に出席してください。やむをえない理由で欠席される方は、あらかじめ担当者まで、正当な理由を書いてhori@law.ritsumei.ac.jpまで送信しておいてください。その方のみ、特別の配慮(「出欠用紙」の配布等)をします。
 *3回生以上の学生のなかには、就職活動等に対する「特別の考慮」を求める方が、たまにおられます。このような事情の方は、公平の観点から厳正な対応を求められることから、受講にあたっての諸注意をしますので、必ず事前に、担当者にご相談ください。

Student Attainment Objectives

1.組織管理について、行政機関を具体的事例に、基礎的な知識を得る。
2.マスコミで報じられる、現実に生起する組織問題について、組織管理の観点から分析・評価を客観的にできるようになる。
3.過去の歴史的出来事を振り返ったとき、組織管理の観点から語られることが多いことに気づくことができ、かつその公平性と妥当性の観点から再評価できるようになる。

Recommended Preparatory Course

行政学ⅠⅡをはじめ、現代日本政治論は、必ず受講しておいてください。

Course Schedule

Lecture/Instructor(When there are multiple instructors) Theme
Keyword, References and Supplementary Information
1

行政管理論とは、行政組織について、何を問題にするのか。
*平常点評価の考え方・取り組み方を説明しますので、ぜひきいてください。

★「+R授業あります」【初回時でのレポート提出課題】履修希望者に、最近の組織問題についてご意見をお聞きしたいので、ワープロを使ってA4/1枚両面までに、図書館のデジタル・リソースを使って、各新聞社の記事から検索して、その記事をコピーしてご持参ください。そしてその記事の興味深い点・注目点等をご紹介ください。

2

行政管理論の学問的特徴と研究対象について学ぶ。

社会史における組織、個人・集団・組織の相互関係、日本行政学の位置付け方
*平常点評価のための講義範囲の「まとめレポート」の提出と質問等の提出

3

近代社会観と基本的組織観 について学ぶ。

近代社会観と基本的組織観について、マルクス(政治経済学)、ウエーバー(社会学)、フロイト(心理学)から理解する
*平常点評価のための講義範囲の「まとめレポート」の提出と質問等の提出

4

政治学的管理論の系譜 について学ぶ。

ウイルソン政治行政二分論、テーラー科学的管理法、ワルドー行政国家論等 を中心に学ぶ。
*平常点評価のための講義範囲の「まとめレポート」の提出と質問等の提出

5

人間関係論型管理論の系譜 について学ぶ。

バーナード、メーヨとホーソン実験、マクレガー、アージリス、新行政学(NPA)派 等 を中心に学ぶ。
*平常点評価のための講義範囲の「まとめレポート」の提出と質問等の提出

6

新興学問型管理論の系譜 等について学ぶ。

サイモン、アリソン、リンドブロム、セルズニック、トンプソン 等 を中心に学ぶ。
*平常点評価のための講義範囲の「まとめレポート」の提出と質問等の提出

7

政策科学への分化と新自由主義型公共経営論の登場 について学ぶ。

バーナード、メーヨとホーソン実験、マクレガー、アージリス、新行政学(NPA)派 等 を中心に学ぶ。
*平常点評価のための講義範囲の「まとめレポート」の提出と質問等の提出

8

80年代新自由主義論型公共経営論 について学ぶ。

サッチャー・レーガン・マルルーニー・ロンギの民営化・行革論 等 を中心に学ぶ。
*平常点評価のための講義範囲の「まとめレポート」の提出と質問等の提出

9

90年代新自由主義論型公共経営論 について学ぶ。

メジャー首相(UK)の市民憲章・エージェンシー、クリントン大統領のNPR・JPRA 等 を中心に学ぶ。
*平常点評価のための講義範囲の「まとめレポート」の提出と質問等の提出

10

2000年代の公共経営論と人事管理 について学ぶ。

OECD諸国の諸経験と成果主義型給与制度の行方等 を中心に学ぶ。
参考:OECD編『世界の行政改革』『世界の公務員の成果主義給与』明石書店
*平常点評価のための講義範囲の「まとめレポート」の提出と質問等の提出

11

日本の行政管理論の実践的系譜 について学ぶ。

50~60年代第一次臨調、80年代第二次臨調、90年代北川・三重県知事のさわやか運動等 を中心に学ぶ。
*平常点評価のための講義範囲の「まとめレポート」の提出と質問等の提出

12

日本の行政管理論の理論的系譜 について学ぶ。

70年代後半日本都市センター、1985年地方行革論、90年代第三セクター、1998年行政改革会議、2000年代日本型独立行政法人、日本型PFI/PPP等 を中心に学ぶ。
*平常点評価のための講義範囲の「まとめレポート」の提出と質問等の提出

13

日本の行政管理論の将来課題(1)について学ぶ。
* ここでは『現代行政学とガバナンス研究』も参考にします。

ガバメント中心型からガバナンス・ガバメント型へのパラダイム転換

*平常点評価のための講義範囲の「まとめレポート」の提出と質問等の提出

14

日本の行政管理論の将来課題(2) について学ぶ。
*ここでは『現代行政学とガバナンス研究』も参考にします。

ガバメント中心型からガバナンス・ガバメント型へのパラダイム転換
*平常点評価のための講義範囲の「まとめレポート」の提出と質問等の提出


 

Class Format

対面授業です。

Recommendations for Private Study

毎回授業外学修の4時間以上で使う教材をmanabaにアップされていることから、これを速読しながら、配布プリントおよび講義された内容を書き取ったノートで予復習をしてください。また授業中におこなわれる、教員からの問題提起について考えて、それをノートにおまとめください。また授業外学修の成果物を、「出欠表」の下部にコピペしてmanabaの「レポート:に投函してもらいます。最終的には、それを「まとめのレポート」に反映してもらおうと考えていますが、授業の進展状況で判断していきます。

Grade Evaluation Method

Kind Percentage Grading Criteria etc.
Final Examination (Written) 0

Report Examination
(A report to be submitted by the unified deadline)
0

Exams and/or Reports other than those stated above, and Continuous Assessment 
(Evaluation of Everyday Performance in Class)
100

講義内容の理解の正確度、受講生の考察力の確かさを基準とする。そしてそれで測られる対象には、シラバスに書いてある毎回提出していただく「まとめレポート」を当て、そこに書かれてある内容で判断する。

Grade Evaluation Method (Note)

Advice to Students on Study and Research Methods

日々、生起する社会問題を、組織論アプローチで考察するようにしてください。2009年度であれば、なぜJR西の幹部は遺族への謝罪をしつつ、国土交通省の事故問題検証委員会の委員に働きかけたのか、働きかけられたのか? 働きを受けた委員は、なぜ処罰されていないのか?守秘義務違反で、なぜ問えないのか!?あるいは好評を得た山崎豊子氏原作の映画「沈まぬ太陽」の主人公・恩地元の生きざまは、組織と個人をめぐる管理論の豊富化にとって、いかなる含意がそこに含まれているのかを考えてみてほしい。 なお動画でいえば「NHK覆面リサーチ ボス潜入」という番組がある一面を鋭くえぐっていて面白いが、共通した「死角」を抱えているので、当授業でそれはいったい何かを考えていただく役に立つと考えています。

Textbooks

Textbooks (Frequency of Use, Note)

提供する文献(PDF)と学修用冊子をお渡しします。

Reference Books

Title Author Publisher ISBN Code Comment
現代行政学とガバナンス研究 堀雅晴 東信堂 2017年3月刊行

Reference Books (Frequency of Use, Note)

Web Pages for Reference

How to Communicate with the Instructor In and Out of Class(Including Instructor Contact Information)

Communication Paper,Learning Management System (manaba+R),Talk with Students,Other (Separate instructions will be provided)

Other Comments

*過年度の受講生から、この科目は公務員希望者用かと予想していたけれども、まったく間違っていたと言われました。そうなんです!本科目は組織と個人・グループ、公と私・協、公的団体と民間団体等の視点と、政治学以外に、社会学、マネージーメント学、心理学、文化論等の学際的アプローチで、現代社会とガバメント・ガバナンスを分析する科目です。 過年度の実例からみて、初回の提出レポート課題を忘れられる方や授業外学修が規定通りには難しい方、定刻までに入室できない方はご遠慮いただくほうがいいと思われます。
*携帯電話は、授業中、かばん等にしまっていただきます。
【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/