Course Name Year Term Period Faculty / Graduate School All Instructors Credits
10725:School Systems and Educational Law (S) 2024 Fall Fri3 College Of Social Sciences TORII TOMOKO 2

Campus

KIC

Class Venue

IGAKUKAN IG206

Language

日本語

Course Outline and Method

【授業の概要】
 学校とは、どのような制度や法規の枠組みのもとで教育を営んでいる組織なのでしょうか。本授業は、学校に関するさまざまな制度や法規を理解し、それらを現代の教育をめぐる諸問題と関連付けて検討しながら、受講生自身の学校制度に対するイメージを明確にすることを目的とします。具体的には、学校制度と法規の諸側面に注目し、身近な問題と関連付けながら、教育行政、教育課程、児童・生徒、教員、学校組織運営等の制度を解説し、受講生の問題意識を深めていきます。

 ★重要★ 教科書として指定している「教職六法」を参照しながら授業を進めます。必ず最新版をひとり1冊購入し手元に置いて受講してください。授業では受講生に法規の条文等を読み上げながら確認してもらいます。

【授業の方法】
 本科目は大学設置基準および立命館大学産業社会学部則において、区分を面接授業とします。詳細な実施方法については、manaba+Rのコースニュース、「授業スケジュール」および「授業実施形態」欄を確認のこと。

Student Attainment Objectives

1. 学校に関する制度や法規について、その原理や体系、主要な論点を説明できる。
2. 学校に関する制度や法規と現代の教育の諸問題との関連について、教育学の視点に基づき自らの意見を述べることができる。
3. 学校に関する制度や法規に関して興味関心を持ち主体的に問いを立て、他者の意見を尊重し、考える態度を示す。

Recommended Preparatory Course

特にありません

Course Schedule

Lecture/Instructor(When there are multiple instructors) Theme
Keyword, References and Supplementary Information
1【対面授業】

イントロダクションおよび学校制度と法規へのまなざし
★授業のスケジュールや成績評価方法等に関する重要事項を説明しますので、必ず受講してください。なお、状況に応じて授業の内容・方法や順序を変更することがあります。その場合は、コースニュース等で連絡します。

自己紹介、授業の到達目標、進め方、成績評価方法等、各回の授業の概要

2【対面授業】

教育法規(1)/国民の教育意思と公教育

日本国憲法、教育基本法、公教育の原則、教育を受ける権利

3【対面授業】

教育法規(2)/教育の組織化

学校教育法、地方教育行政の組織及び運営に関する法律、教育行政の基本原理

4【対面授業】

教育行政

地方教育行政法、教育行政の組織構造、教育委員会、地方分権

5【対面授業】

教育課程(1)/教育内容と基準

カリキュラム、学校の教育課程、学校教育法施行規則、学習指導要領の変遷

6【対面授業】

教育課程(2)/教授・学習過程

教科用図書、検定規則・検定制度、補助教材、ICTを活用した学び

7【対面授業】

学級編制

学級編制基準、少人数学級編制、複式学級、小中一貫教育

8【対面授業】

前半授業の振り返りとフィードバック

学校制度と法規についてのリフレクション、ミニペーパーの共有、レポートの書き方のポイント解説

9【対面授業】

学校の組織運営(1)/組織体制

学校組織、職務と権限、校務分掌、教員の資格・免許、養成、研修

10【対面授業】

学校の組織運営(2)/ひらかれた学校経営

学校評価、評価と改善の事例、学校のマネジメント・サイクル

11【対面授業】

児童・生徒

青少年の問題行動、いじめ、児童虐待、不登校、教育機会の確保

12【対面授業】

学校保健・学校給食

健康診断、感染症・食中毒対策、メンタルヘルス、食の安全、食育

13【対面授業】

学校の安全管理

学校事故、安全確保、危機管理、個人情報保護

14【対面授業】

学校と地域社会

アカウンタビリティ、学習支援活動、PTA、学社融合

15【対面授業】

授業全体の振り返りとまとめ

授業全体のリフレクション、ミニペーパーの紹介、学校制度と法規の総括

Class Format

原則的に、第1回〜15回を対面授業にて実施します。対面以外の実施形態をとる場合は、適宜指示します。

Recommendations for Private Study

毎回のミニペーパーは、基本的に授業後の宿題とします。ミニペーパーを執筆する際には、授業で解説したテーマを自分の問題関心に照らしながら作成するとともに、積極的な質問や文献検討、新聞記事や各種メディアからの情報収集等に努めてください。学校にかかわる法規や制度は、社会の中で変化しています。とくに、関心あるテーマについて自主的に調べ、十分な予復習によって学習成果を高めてください。

Grade Evaluation Method

Kind Percentage Grading Criteria etc.
Final Examination (Written) 0

Report Examination
(A report to be submitted by the unified deadline)
0

Exams and/or Reports other than those stated above, and Continuous Assessment 
(Evaluation of Everyday Performance in Class)
100

・まとめレポート(40%):到達目標1および2に対応して、学校制度と法規に関するまとめレポートにおいて、①学校に関する制度や法規について、その原理や体系、主要な論点を整理し、自分の言葉で論述している、②学校に関する制度や法規と現代の教育の諸問題との関連について、教育学の視点に基づき自らの意見を述べている、を基準とし評価を行う。具体的な論題等は後日説明する。
・ミニペーパー(60%):到達目標3に対応して、毎回の授業の最後にミニペーパーを課す(300字)。課題にそくし、学校に関する制度や法規に関して興味関心を持ち主体的に問いを立て、他者の意見を尊重し、考える態度を示していることを基準とし評価を行う。

Grade Evaluation Method (Note)

※3分の2以上の授業に出席し、ミニペーパーおよびまとめレポートを提出した者を成績評価の対象とします。ただし、いわゆる「出席点」の加点は行いません。
各回のミニペーパー(4点満点)の書き方については、単なる授業の感想ではなく、授業で指示した設問に対する回答や、毎回の授業の到達目標の達成度など、授業に出席し主体的に参加していなければ答えられない内容とします。この点については第1回の授業で詳しく説明します。ミニペーパーはmanaba+Rで提出することとし、受付期間は原則的に授業日から4日間とします。

Advice to Students on Study and Research Methods

講義を聴いて内容を理解するだけではなく、クラスメイトとの議論や発表、ミニ演習等に積極的にかかわり、主体的に学んでください。また、各自が興味関心を持った個々のテーマについて、自分自身で掘り下げて考えてください。

Textbooks

Title Author Publisher ISBN Code Comment
必携 教職六法 2025年度版 若井彌一監修 河野清和他編 協同出版 2024年2月刊行予定 毎回の授業に必ず持参し参照すること

Textbooks (Frequency of Use, Note)

【重要】教職六法は、毎回の授業で個々のテーマに関係する法規の条文を確認することや小クイズの解説等に使用します。法改正などが頻繁に起こり得るため、教職六法は【最新】のものを開講までに入手し、必ず授業に持参してください。

Reference Books

Title Author Publisher ISBN Code Comment
現代教育の制度と行政 河野和清編 福村出版 978-4571101441 関連するテーマの授業での参考とすること
教育と平等 苅谷剛彦 中公新書 4-12-102006-5 関連するテーマの授業での参考とすること
選ばれる学校・選ばれない学校 嶺井正也・中川登志男編著 八月書館 4-938140-49-7 関連するテーマの授業での参考とすること
習熟度別指導の何が問題か(岩波ブックレットNo.612) 佐藤学 岩波書店 4-00-009312-6 関連するテーマの授業での参考とすること
論文の教室 戸田山和久 NHK Books 4-14-001954-9 C1395 ミニペーパーやレポートの書き方として参考にすること
品川の学校で何が起こっているのか―学校選択制・小中一貫校・教育改革フロンティアの実像 佐貫浩 花伝社 978-4763405852 関連するテーマの授業での参考とすること
「学ぶ」ということの意味 佐伯胖 岩波書店 4-00-003932-6 関連するテーマの授業での参考とすること
法規で学ぶ教育制度 古田薫・山下晃一編著 ミネルヴァ書房 9784623081820 関連するテーマの授業での参考とすること
学校選択制の政策評価: 教育における選択と競争の魅惑 山下絢 勁草書房 978-4326251506 関連するテーマの授業での参考とすること
現代教育法 植野妙実子・宮盛邦友編著 日本評論社 978-4-535-52670-9 関連するテーマの授業での参考とすること

Reference Books (Frequency of Use, Note)

この他、授業中に適宜紹介します。

Web Pages for Reference

【在学生・院生向け】学び支援サイト https://www.ritsumei.ac.jp/pathways-future/
メディア授業の受講に資する情報が掲載されているサイトです。随時確認してください。

Cinii  http://ci.nii.ac.jp/
論文検索のためのサイトです。気になるキーワードをもとに検索してみましょう。さらに、活用方法を図書館で尋ねてみましょう。 

文部科学省 http://www.mext.go.jp/
  白書や学習指導要領といった教育政策の基本情報を確認することができます。

国立教育政策研究所 http://www.nier.go.jp/index.html
  政策判断の基礎になる調査研究を実施している機関です。自分の関心のあるテーマに関する調査結果を見つけることができるはずです。サイト内検索を活用してください。

財団法人 日本青少年研究所 http://www1.odn.ne.jp/youth-study/
  国際比較調査の結果などを見ることができます。

How to Communicate with the Instructor In and Out of Class(Including Instructor Contact Information)

Communication Paper,Learning Management System (manaba+R),Talk with Students,Other (Separate instructions will be provided)

Other Comments

・不正行為:大学での不正行為とは、カンニング行為によって自分の能力を不正確に伝えたり、他人の論文などを剽窃(ひょうせつ)したりすることで他人の権利を侵害することなどがあたります。万が一、不正行為があった場合は、大学の規則にそって厳しく対応します。
・受講のルール:授業への遅刻、途中退出など、他者の学びの迷惑になるような行動をとらず、受講のマナーを守ってください。ライブ配信によるメディア授業(Zoom)に出席する際は、アカウント名を受講登録している本人の氏名にして入室してください。
・受講にあたって特別な支援が必要な学生は、すみやかに担当教員に直接申し出てください。配慮申請の方法については、manaba+Rのコースニュース等で周知します。
・教材や授業動画等の撮影、録画、録音は禁止します。Zoomや動画のURLや教材等は他人と共有しないようにしてください。

【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:http://www.ritsumei.ac.jp//students/pathways-future/course/curriculum.html