Course Name Year Term Period Faculty / Graduate School All Instructors Credits
51068:Corporate Culture (B1) 2023 Spring Tue5 College Of Business Administration BERNDT ENNO 2

Campus

OIC

Class Venue

AN210

Language

Japanese

Course Outline and Method

 なぜ、お互いに異なる利害を持つ者が、組織の一員として他者と恊働する際、命令も指示も交渉もなく、何が期待・要求され、何をすべきか分かって行動するか。それは、機能する組織の本質である。1990年代後半以降、国内外で買収合併が多発している。更に、企業が柔軟性や方向性や創造性や効率性等の相反矛盾する要求に同時に対応しなければならない。その中で、企業文化が決定的要素の一つとして注目された。それは、企業文化が、個人的裁量と集団的行動の方向性を同時に可能にし、暗黙のルールと判断基準を再生産する組織中の人間関係のあり方であり、組織の究極の差別要因として効くからだ。本来、「企業文化論」が1980年代初頭から登場し流行してきた。その背景には、規模の経済を追求する成長模範が行き詰り、企業活動が国境を超え、大企業まで及ぶ選別淘汰が起こり、コンサルティング大手が新商品(=コンセプト)を模索した現象がある。つまり、企業文化論とは、上述した変化への思想的反応であり、経営改革の実務的方法から新たな理論枠まで期待されたものである。そして、日本の企業組織も、相反矛盾する要求へ対応することで様々な遠心力がかかっており、組織中の人間関係のあり方(=企業文化の本質)が問われるようになった。本講義では、主要概念と分類モデルを整理した上で、相反するように見える文化と変化との関係を論じながら、企業自体と企業文化論が内包している矛盾及びその両者の変貌を通して、知的な(資産の活用=)生産へとシフトしようとしている企業の本質を探ってみる。

Student Attainment Objectives

 本講義は、即時応用できる手段と複雑な問題の安易な解決方法が提供されるところではない。複雑さ・多元性・文脈に着目し、常識と実践に対しての疑問・批判と出会い、知的な問題の幅・深みと理論の可能性を自ら発見できる機会である。つまり、他者からの知識や見解を機械的で、かつ、無批判的に吸収せず、自分の思考を展開しようとする知的姿勢を促す刺激剤・材料と思考展開のための羅針盤・地図として多様なモデルとコンセプトが提供される。それによって、企業組織における人間関係の本質が把握・理解でき、就職活動にあたり、又、就職後、自らの思考と行動を戦略的に展開できる力が身につくことに貢献したい。

Recommended Preparatory Course

 

Course Schedule

Lecture/Instructor(When there are multiple instructors) Theme
Keyword, References and Supplementary Information
1

企業文化(論)を考える価値があるか?

問題提起・試しテストの開始案内

2

企業文化論がどのように登場してきたか?

歴史的由来

3

企業文化論とはどのように位置づけられるか?

理論体系における位置づけ

4

企業文化とは何か?
試しテストの終了

その概念が含む意味の範囲のと深層の模索

5

企業文化とは何か?

念定義・顕在化・形成

6

企業文化と企業の発展とはどのように関係しているか?

企業発展モデルとの関連

7

企業文化の顕在化・国民文化・下位文化・経営戦略がどのように関係しているか?

新たな観点の導入+2~4回目講義を対象にする本番オンライン・テスト1の実施開始(翌日の午後1時受付終了)

8

企業文化(論)の観点から企業がどのように分類されるか?

分類1

9

企業文化(論)の観点から企業がどのように分類されるか?

分類2

10

企業文化(の現状)とはどのように把握されるか?

分析に当たって1

11

企業文化(の現状)とはどのように把握されるか?

分析に当たって2

12

企業文化はなぜどのように変化するか?

動態的展開1+5~9回目講義を対象にする本番オンライン・テスト2の実施開始(翌日の午後1時受付終了)

13

企業文化と変化とは相反矛盾しないか?

動態的展開2

14

自らの思考と行動を変えられるか?

動態的展開3

15

本番オンライン・テスト3を実施する。

最終(当該)授業の授業時間以内(manaba+Rで)1〜14(全て)の講義を対象に、当該授業時間以内に限って、本番オンライン・テスト3を実施し、そのスコアは、オンライン・テスト本番1と本番2のスコアーと合わせて、当該コースの評価成績になる。

Class Format

BCP停止の場合は、BCPレベル0~2の記載どおりに授業が行われます。
During the suspension period of BCP, classes will be as described in BCP levels 0-2.

 本授業は、 担当教員が海外滞在であるため、全回をWebでオンデマンド型として行う。manaba+Rによる周知を行い、いつでも学習できるオンデマンド型の動画コンテンツ配信により実施する。具体的には、manaba+Rにアップロード済の教材提供(講義資料と参考資料)に加え、それを概説する動画をPanoptoのリンクで配信する。その詳細は、各クラスセッションごとにコースニュースで案内・提示・説明する。問い合わせに関して、メールにて対応します。

Recommendations for Private Study

 授業資料及びそれに記載されている参考文献を関心ごとに選定し、読みながら、授業内容を復習し、深堀してください。

Grade Evaluation Method

Kind Percentage Grading Criteria etc.
Final Examination (Written) 0

Report Examination
(A report to be submitted by the unified deadline)
0

Exams and/or Reports other than those stated above, and Continuous Assessment 
(Evaluation of Everyday Performance in Class)
100

下記の備考をご参照

Grade Evaluation Method (Note)

 平常点評価を適用する。

 具体的には、まず、試しに、manaba+Rで、第1回目の講義を対象にし、オンライン・テストを行い、そのスコアは評価に含まない。その上で、最終講義を含めて、合計で3回にわたり、オンライン・テストその本番1〜3を実施し、その比重合計点数で本授業の評価が決まる。

 このオンライン・テスト(いわゆる小テスト)は、テスト実施時点まで授業で取り上げた問題を対象にし、二者択一(true/ false)方式であり、特定の期間において回答時間制限を設けて実施する。コースの進行に合わせて、本番1=1/6、本番2=2/6、 本番3=3/6 との度合いで当該テストの合計点比重が高まる。

 各オンライン・テストの実施及びその期間は、コースニュースで案内する。       

Advice to Students on Study and Research Methods

 物事を疑問符付きで考え、知的好奇心と現状への批判的な姿勢をもってみてください。

Textbooks

Textbooks (Frequency of Use, Note)

 テキストとしては、特定の教科書を指定しない。担当教員が必要な資料をWebCT (manaba+R)にアップロードしておき、受講者に電子版(PDF)として提供する。その資料をダウンロードしておき、それに合わせて、それを解説するVODを視聴していただく仕組みである。

Reference Books

Title Author Publisher ISBN Code Comment
J-Economy, J-Corporation and J-Power since 1990 Berndt, Enno Edizione Ca'Foscari 9788869692765
ドイツからみた日本的経営の危機―ニュー・ディールの模索 E.ベルント 花伝社 9784763402776

Reference Books (Frequency of Use, Note)

 参考参考文献は、講義中、テーマごとに、また、包括的にも提示する。つまり、参考文献とテキストを購入する必要が一切にない。

Web Pages for Reference

How to Communicate with the Instructor In and Out of Class(Including Instructor Contact Information)

Learning Management System (manaba+R),Other (Separate instructions will be provided)

Other Comments

【留学帰国者(「留学終了届」が春学期授業開始日から4 月末までに受理された学生)への課題】
 留学中、ファローできなかった授業内容をチェックし、manaba+Rに搭載されている授業資料を読み、解説する動画を視聴しながら、自学自習を行ってください。それ以外、特別課題を課しません。

【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/