授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
15231:[2025 通年]企画研究 (SA) 2025 通年 火2 産業社会学部 竹濱 朝美 2

キャンパス

衣笠/衣笠

授業施設

以学館IG404号教室/以学館IG404号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

概要と方法
 ①国内・海外の企業のsustainability reports (英文)読んで,再エネ100%を目指す企業の取り組みを比較する.保険・金融,通信・コンピュータソフトウエア,食品,自動車製造,電子機械製造の分野から,RE100(再エネ100%を目指す企業・組織)に取り組む先進企業を10社ほど抽出する.企業のsustainability report (英文)を読んで,再エネ・グリーン技術投資を比較調査する.
 ②再生可能エネルギーと低炭素技術・脱炭素技術の投資に関して,「再エネ電力比率」「再エネ電源設備容量」「GHG削減率」,「GHG削減量」,「clean technology投資額」など,初級レベルで扱うことのできる指標を簡易分析をする.統計データ比較,グラフ作成,比較表作成を実習する.
 ③sustainability report に登場する主要指標の専門用語(英語)の意味,読み取り方,統計データ(英語)の扱い方について,教員解説を数回を行う.
 ④気候保護にかかる環境NGOの調査業務を理解するため,再生可能エネルギー促進にする英語セミナーを予定する
 ⑤京都・関西地域のバイオガス発電システム(メタン発酵+ガス発電),または,木質バイオマス発電システムの見学を予定する.再エネ発電技術の実例にふれる.
 ⑥成績評価:sustainability reports の事例分析について,パワーポイント5枚程度の報告スライド+英文の要約文スライドを1枚を提出する.
 ⑦再エネ投資・化石燃料削減対策は,大手企業にとって,エネルギー価格高騰の対応としても,気候災害による原材料調達網(ロジスティックス)混乱への対応としても,不可避の条件となっている.
 本企画の狙いは,主要企業の英文sustainability reportsを読むことで,先進的企業が,通常業務の一部として,再エネ投資・低炭素技術投資を急速に拡大している事実を知り,英文の環境情報を読むスキルを,学生の就職開拓に活用してもらうことである.


【+R授業】は,第14回授業で実施します。詳細については、manaba+Rにて周知します。

受講生の到達目標

【到達目標】
 ①再エネ技術,低炭素技術,これらの促進政策に関して,英語の専門用語と基礎的事項に関する知識に馴染む.英語での環境エネルギー関連の統計データの読み方を学ぶ.
 ②グループ作業を通じて,再エネ電力比率など,データ分析作業の基礎的な方法,グラフ作成の基礎的なスキルを身につける.
 ③スライド数枚の発表スライド(英文要約を含む)を作成する基礎的なスキルを身につける.
 ④企業の英文sustainability reportsを読むスキル,先進企業の再エネ投資・低炭素技術投資にかかる動向に関する関心を獲得し,就職意欲の醸成,進路開拓に活用する.

事前に履修しておくことが望まれる科目

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1

目的と方法(解説)

目的と授業の方法、グループ作業の方法、発表の方法、期末レポートの要件、
成績評価の基準
企業のsustainability reportsから事例を抽出する方法,sustainability reportの事例を集める準備 (1回目は,ZOOMでおこなう)

2

環境エネルギーと再生可能エネルギーに関する基礎知識(解説)

環境エネルギーに関する重要用語(日本語、英語)、基礎知識の解説
再エネ促進制度の仕組み
再エネ投資、環境投資に関する基本的な統計データ(温室効果ガス排出量の基準年、削減率、温室効果ガス排出係数、再エネ発電比率、当期純利益との比較など)、

3

グループ作業1

グループ作業: 企業のsustainability reportsの検索
企業事例の抽出, 企業広報ニュースリリースの抽出作業
比較分析の方法(類似する製品分野の企業で比較する)

4

主な環境指標の比較、データの比較方法(解説)

基礎的な環境指標、統計データの読み取り方,データの比較方法
再生可能エネルギー電力比率、
企業の温室効果ガス排出量に関するScope1, Scope2, Scope3の区分、
温室効果ガス排出削減率と削減期限、削減ロードマップ
環境・再エネ投資基準(目標年、産業分野別投資基準)

5

グループ作業2

グループ作業:再エネ電力比率、化石燃料削減率,脱炭素・再エネ技術への投資基準と投資額。これらについて、データ抽出作業、図表の引用(スクラップ帖の作成)

6

グループ作業3

グループ作業:データの比較作業、比較表作成、グラフの作成
グラフ作成における注意(グラフ作成の練習)

7

発表スライドの作成準備(解説と個人作業)

発表スライドの作成の練習
発表スライドのためのグラフ・表作成の注意(単位の選択、図表のレイアウトと文字の大きさ、グラフ種類の選択、排出係数の注意)
再エネ電力比率、Scope1, Scope2の比較表、2030年~ 2040年の温室効果ガス削減のロードマップの比較

8

現地視察:バイオマス・メタン発酵プラントの視察

京都市環境局、南部クリーンセンターのバイオマス・メタン発酵プラント
家庭ゴミからのメタン発酵の仕組み、メタンガス発生量、将来人口推移、将来のバイオ廃棄物量とメタン発酵プラントの大きさ、バイオマス発電量

9

英語文献学習1 

"Why Are Major Insurance Companies Increasing Investments in Renewable Energy?" 
保険業界のsustainability report と再エネ投資基準にかかる英語セミナー

10

英語文献学習2

Renewable energy policies in the European area
グリーン技術への投資計画、銀行保険会社によるドイツ、デンマークなどにおける再エネ投資の動向について、英語セミナー

11

英語セミナーの復習、宿題と議論

英語資料の復習、英語文献に関する宿題の解答
質問と討議、感想文提出(ZOOM)

12

発表スライドの作成

発表スライドの作成作業、
5 paragraph writing
目的と結論の明確化
数値データを根拠とした文章の作成
簡易な英語要約の作成

13

発表スライドの作成(相談)

報告準備,発表準備(ZOOM)
発表スライドに関する個別相談
結論の記述,英文要約文の作成
比率や増減率に関する数値表現の練習

14

調査内容の発表、交流

まとめと交流会
調査した企業のsustainability reportについて、スライド数枚の発表
温室効果ガス削減対策、再エネ投資、脱炭素投資に関する企業の取り組みについて、数枚のグラフ、表を引用し、発表スライド(パワーポイント数枚)を作成し,発表する.
作成した発表スライドにより,期末レポートとする。
引用したグラフや表を理解できていること、数値と単位を適切に使用していること。引用資料の出所を明示できていること。
【+R授業】を行う.詳細については、manaba+Rにて周知します。

秋1~3

企業の再エネ拡大事例の分析

企業の再エネ拡大事例について,Sustainability レポート,企業ウエブの比較指標を作成する

秋4~6

英文サマリ―作成

英語文献の学習
BMW他、自動車会社の脱炭素戦略にかかる環境報告書の学習
英文の再エネ報告書の学習

秋7~10

英文のSustainability reportからの要約の作りかた,要約の英文の作りかた

英文のSustainability reportからの要約の作りかた,要約の英文の作りかた
英文Summaryの作り方についてー

秋11~14

レポート作成

レポートの作成指導
注釈の書き方,参照文献の引用規則,図表の作成の注意
11回~14回は、ZOOM授業です
秋14回目,+Rの授業を行う

授業実施形態

春セメスターの注意:
 第2回~11回を,教室対面で,実施する。
 第1回(導入,授業の目的と方法)を,リアルタイムZOOMで行う.
 7月には、熱波・異常高温になるリスクがあるため、12回~14回を、ZOOMで行う。
 11回は、ZOOMと対面の両方でおこなう

【+R授業】は,春の第14回授業,秋の14回授業で実施します。
 詳細については、manaba+Rにて周知します。

秋セメスターの注意:
 第2~10回を対面で実施する.
 第1回と,11回~14回を,リアルタイムのZOOM、または、オンデマンドで行う.

授業外学習の指示

宿題を数回課すので、必ず、宿題を提出すること。
データを比較するグラフ、表を作成するので、指示(宿題)に従って、実際にグラフ作成を行うこと。
授業資料を用いて、エネルギーに関する統計データの見方を復習すること。
ゲスト講演について、宿題と感想文を出す予定である。必ず提出すること。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記) 0

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)
0

※※※2023年度よりレポート試験は廃止されています。期末レポート等を実施される場合には、「平常点評価」欄に「期末レポート」としてご入稿ください※※※

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

①宿題,授業内レポート,30%
②授業内作業,グループワークへの参加度,20%
③期末レポート ,50%

成績評価方法(備考)

①宿題,授業内レポートで,30%とする.宿題や授業内レポートは,授業内容の基礎的な事項を理解しているか,グラフ作成やグラフ読み取りなど,基礎的な技能が身についているかを確認する.
必ず,全ての宿題と授業内レポートを提出することが単位認定の条件である.

②授業中のグループワーク,発言や質問,資料検索作業への参加度 20%
③宿題や授業内レポートを復習するかたちで,期末レポートを課す 期末レポートは 50%.

期末レポートの評価基準は,次のとおり.
(a) 基礎的用語の理解ができること,グラフ統計データから,単位や専門用語の意味を理解して,数値読み取る力量が付いていることを,判定する.適切な数値データの読み取りをふくめて,統計データに基づいて,初歩的な分析文を書くことができることを,確認する.
(b)引用文献,引用データの出所を明示する規則を適切にま燃えているかを評価する.統計データの出所表示,引用文献の出所表示.脚注番号の付け方など,基礎的な報告文の書式が出来ていることを確認する.
(d) 脚注番号と本文の対応関係について. 本文中のどの文章が,引用文献を対応しているのか,対応関係が解るように,脚注番号を付けて本文文章を書くことができていることが,条件である.巻末文献リストのみを作成するのでは,レポート認定には不十分である.本文中に,脚注番号を付けていることが,単位認定の条件である.

受講および研究に関するアドバイス

教科書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
入門 再生可能エネルギーと電力システム 諸富徹,編著 日本評論社 ISBN978-4-535-55919-

教科書(使用頻度、その他補足)

参考書

参考書(使用頻度、その他補足)

参考になるwwwページ

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

manaba+R,学生との直接対話

備考

【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/