授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
15853:[2025 春セメスター]現代とメディア(S) 2025 春セメスター 金1 産業社会学部 高橋 顕也、浪田 陽子、根津 朝彦 2

キャンパス

衣笠

授業施設

以学館IG302号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

【授業の概要】
本講義は3つのパートに別れており、3人の教員(浪田、根津、高橋)がそれぞれのパートを担当する。「メディアの成り立ち」(第1, 2, 3, 9, 10回:浪田担当)では私たちの社会環境の不可欠となっている様々なメディアの仕組みや歴史について、「メディアと現代」(第4, 5, 6, 11, 12回:根津担当)ではジャーナリズムの視点からメディアと現代社会に関する諸問題について、「メディアと社会」(第7, 8, 13, 14回:高橋担当)では広い視野から社会全体におけるメディアの位置づけについて学ぶ。

【授業の方法】
本科目は大学設置基準ならびに立命館大学産業社会学部則、立命館大学大学院社会学研究科研究科則において、区分を面接授業とする。詳細な実施方法については、manaba+Rのコースニュース、「授業スケジュール」および「授業実施形態」欄を確認のこと。

受講生の到達目標

・メディアについて理解し、研究するための基礎知識を身につける。
・メディアが社会の様々な働き(特に政治、経済)に作用する仕方について理解する。
・メディアが現代社会とどのように関係しているのかについて学ぶ。

事前に履修しておくことが望まれる科目

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
対面授業前 +R授業

詳細については、manaba+Rにて周知します

1(浪田)<対面>

メディアとは何か?:そもそもメディアとは何をさすのか。メディアの基本概念を理解する。

(キーワード:メディア、媒体、テクスト、マス・メディア、パーソナル・メディア、メディア研究)

2(浪田)<対面>

メディアの歴史(1):活版印刷術は社会をどう変えたのか。活字メディアを中心にメディアの歴史を学ぶ。

(キーワード:情報の大量生産、言論・出版の自由、民主主義とメディア、新聞)

3(浪田)<対面>

メディアの歴史(2):ラジオとテレビを中心に、放送メディアの歴史を学ぶ。

(キーワード:有線放送、無線通信、ラジオ、テレビ)

4(根津)<対面>

ジャーナリストとは何か:ジャーナリズムのキープレイヤーであるジャーナリストについて理解する。

(キーワード:ジャーナリズム、知る権利、ウォッチドッグ)

5(根津)<対面>

新聞を読む意味とは:ジャーナリズムのポジティブな側面や、ジャーナリズム文化と社会的財産について知る。

(キーワード:フィルターバブル、エコーチェンバー、視野関心の広がりと多様性)

6(根津)<対面>

新聞の特徴:日本と世界の新聞社を比較しながら説明する。

(キーワード:全国紙、地方紙、通信社)

7(高橋)<対面>

メディア効果:マスメディア研究の流れを効果研究から理解する。

(キーワード:強力効果理論、限定効果理論、議題設定効果、沈黙の螺旋、培養効果)

8(高橋)<対面>

経済とメディア:情報化が経済システムに与える影響について説明する。

 (キーワード:貨幣というメディア、情報化・情報社会、ネットワーク、市場の失敗)

9(浪田)<対面>

メディア・リテラシーとは何か?:メディア・リテラシーの基本概念を理解するとともに、メディアと能動的な関わりをもつことの意義を考える。

(キーワード:メディア・リテラシー、リプレゼンテーション・表象)

10(浪田)<対面>

メディアとオーディエンス:オーディエンスとは何か。またメディアとオーディエンスの関係性を考える。

(キーワード:オーディエンス、カルチュラル・スタディーズ、エンコーディング・デコーディング、アクティブ・オーディエンス)

11(根津)<対面>

ジャーナリズム史と言論文化:ジャーナリズムの歴史と思想について説明する。

(キーワード:言論事件、不偏不党、商業新聞)

12(根津)<対面>

戦争とジャーナリズム:戦争報道とナショナリズムの問題を学ぶ。

 (キーワード:イラク戦争、9.11、情報操作)

13(高橋)<対面>

政治とメディア:情報化が政治システムに与える影響について説明する。

(キーワード:政府統計、政府の失敗、権力というメディア、正統性、世論と公共圏)

14(高橋)<対面>

メディア論:メディアが社会や人間のあり方に与える影響について学ぶ。

(キーワード:メディア論、時間と空間、メッセージとしてのメディア、印刷メディアと電子メディア、ドラマツルギー、メディアの融合、技術決定論)

授業実施形態

授業の実施方法に関する詳細事項(対面授業回における同時配信・録画配信の有無)

第1,2,3,9,10回(担当教員:浪田)すべて対面授業(同時配信・録画配信はなし)
第4,5,6,11,12回(担当教員:根津)すべて対面授業(同時配信・録画配信はなし)
第7,8,13,14回(担当教員:高橋)すべて対面授業(同時配信・録画配信はなし)

授業外学習の指示

高校までの授業とは違い、教科書は基本的には各自で読み進めて学習すること。本講義で扱うのは、教科書前半の第1章~第6章とコラム1,2である(「はじめに」も読むこと)。授業では、この前半部分に関連する内容を扱う際に、教科書のどの部分に書かれているのか示したり、指定の箇所を読んで課題に取り組んでもらうこともある。さらに、回によっては教科書以外の教材がmanaba+Rにアップロードされることもあるので、担当教員の指示に従ってそれらの別教材も学習すること。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記) 58

教科書と授業内容の理解度をはかる。試験形式は、選択式と記述式の併用。教科書やノート、辞書等の持ち込みは不可。

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
42

毎回、出席をとる。また、授業中に課す課題ないしコミュニケーション・ペーパー(担当教員の指示に従うこと)は、ランダムに6回小テストとして採点する(各回7点満点)。課題ないしコミュニケーション・ペーパーの点数が平常点評価の大部分を占めることに注意。

成績評価方法(備考)

受講および研究に関するアドバイス

各回のコミュニケーション・ペーパーまたはmanaba+Rから提出する課題のうちランダムの6回分は、講義内容に基づいて自分なりの考えが書かれているかをチェックし、その出来によって7点満点で評価する。どの回を採点するかは知らせないので、毎回真剣に課題に取り組み、締め切りまでに提出すること。
manaba+Rへ課題を提出する場合、提出期限に遅れたものはすべて欠席とみなし0点とする。中間点は与えないので、余裕を持って早めに課題に取り組むこと。

教科書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
はじめてのメディア研究:「基礎知識」から「テーマの見つけ方」まで〔第2版〕 浪田陽子・福間良明編 世界思想社 9784790717478 「授業外学習の指示」欄を参照のこと

教科書(使用頻度、その他補足)

以前使用していた初版の教科書とは本のタイトルは同じであるが内容が全く異なるので、必ず2021年2月発行の「第2版」(第1刷)または2023年3月発行の第2刷を入手すること。

参考書

参考書(使用頻度、その他補足)

授業中に適宜指示を行う。

参考になるwwwページ

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

manaba+R,その他(教員より別途指示)

備考

授業に教科書を持参する必要があるかどうかは、各教員の指示に従うこと。また、定期試験においては、教科書前半の第1章~第6章とコラム1,2のすべてがテスト範囲となるので、授業でこれらの部分に言及するかどうかとは関係なく、早めに自習を進めておくこと。
【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/