授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
15730:IR-ECR207 比較文化論(R) 2022 秋セメスター 月5,金5 国際関係学部 田中 直 4

キャンパス

衣笠/衣笠

授業施設

恒心館KS306号教室/恒心館KS306号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

この授業では、グローバル化が「文化」にどのような影響を与えてきたのか、またそこから現在、どのような新しい動きが生じてきているのかについて、近代以降の歴史を辿って考察する。第1部「文化について考える」では、「文明」および「文化」という語および概念が「発生してきた」歴史を、近代国民国家との関係を軸に問い直す。第2部「国民国家と文化」では、「日本(人)論」を再考した上で、国民国家における「文化統合」の問題を、文化ヘゲモニーの側面から日本、ドイツ、フランスの事例を基に考える。その上で第3部「グローバル化と文化」では、カルチュラルスタディーズからオリエンタリズム、多文化主義やメディアにおける文化表象について概観し、「文化の越境/融合」の可能性を考えていく。

授業は基本的に講義形式で、レジュメ、文書資料(および映像資料)を使いながら進める。毎回、コメントカードへ意見や質問を記入してもらい、それへの回答を通じて意見交換も行う。また、受講生の人数や話題の関心傾向から適宜、文献を読んでのディスカッションなども入れる場合がある。

受講生の到達目標

1:グローバル化の時代に変容する「文化」の諸相について、理解を深めることができる。
2:比較文化の見地から、現在世界のパラダイムを読み解く力を身に付けることができる。

事前に履修しておくことが望まれる科目

「近現代史」

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1・2

第1部:「文化」について考える
ガイダンス・「比較文化論」概説 オンラインで行います

本講義についての説明/国際関係学部と「比較文化論」

3・4

「文化」「文明」~起源と変容~

「文化」・「文明」とは/国民国家と文化

5・6

第2部:国民国家と文化
ヨーロッパの世界進出と日本①

近代世界システムの形成と文化の伝播

7・8

ヨーロッパの世界進出と日本②

開国、明治維新と「日本」の自覚/「文明」開化

9・10・11・12

「日本文化」の形成

国境と言語の確定/文化統合/「日本人」と「伝統」の創造

13・14・15

「日本人」の起源研究

単一民族論/「日本人」論

16・17

ドイツにおける文化統合

統一ドイツ/ロマン主義/言語、血統主義(ドイツ人とは?)/ドイツ地域のさまざまな「文化」/「想起の文化」

18・19

フランスにおける文化統合

フランスの「多様性」/普仏戦争と「危機」/文化統合、言語、出生地主義(フランス人とは?)/フランス地域のさまざまな「文化」

20・21

第3部:グローバル化と文化
近現代世界と「文化」/カルチュラルスタディース

構造主義、記憶と忘却、人種主義、文化摩擦、植民地主義

22・23・24・25・26

「オリエンタリズム」とポストコロニアル言説

文学/芸術/モノの見方/ステレオタイプ/E・サイード/帝国主義/植民地教育/ポストコロニアリズム/ヘゲモニー

27・28

多文化主義と多文化主義批判

「多様性」の理解/カナダ・オーストラリア/「先住民族」の権利/アイデンティティ/日本の「多文化共生」

29・30

メディアと文化

メディアスタディーズ/ジェンダー/表象/差別

授業実施形態

【BCPレベルが1もしくは2の場合】
・全授業回数の1/2を超える回数の授業を対面形式で行い、残りの授業回についてはWeb授業を行います。
・担当教員の連絡先は初回授業までにmanaba+Rコース内に記載します。
・初回授業については受講生数が確定していないことからWeb授業を実施します。
・学期の途中にBCPレベルが3以上に変更になった場合は、原則Web 授業を行います(対面授業は実施しません)。
・下記の条件に該当し、対面授業に参加できない学生がいた場合は、対面授業回についてもWebフォローを実施します。該当する学生は、初回授業までを目途に担当教員に申し出てください。

[Webフォロー対象となる条件]
①基礎疾患や持病がある等、感染した場合に重症化するリスク(※)の高い学生
②基礎疾患や持病がある等、感染した場合に重症化するリスク(※)の高い同居家族がいる学生
③海外との往来制限により、学生本人が渡日・入国できない場合
(※) 呼吸器疾患、糖尿病、心不全等の国が定める基礎疾患を有する場合

【BCPレベルが3もしくは4の場合の場合】
・原則Web授業を行います。Web授業の形態についてはmanaba+Rのコース内で案内します。
・学期の途中にBCPレベルが2以下に変更になった際は、対面授業を再開する場合があります。

※立命館大学のBCPレベルについては以下URL先の1. 立命館大学における新型コロナウイルス感染症に関する対策を参照。
http://www.ritsumei.ac.jp/news/detail/?id=1679

*受講者の状況によっては全てオンライン(オンデマンド方式)で行う可能性もあります。

授業外学習の指示

シラバスや授業で紹介した参考文献を積極的に読んで学ぶこと。
(事前に読んできてもらう文章を指定することも有。)

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記)

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

①講義内での小レポート及びコメントカードへの記入(平常点評価:60%)

②授業内容をよく理解し、学んだ知識と自らの視点で考察できているかを問うレポート(40%)

成績評価方法(備考)

受講および研究に関するアドバイス

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

参考書

参考書(使用頻度、その他補足)

講義内で随時紹介する

参考になるwwwページ

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

コミュニケーションペーパー,manaba+R,学生との直接対話,その他(教員より別途指示)

備考

【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:http://www.ritsumei.ac.jp//students/pathways-future/course/curriculum.html