授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
30364:[2025 秋セメスター]生化学1(MA) 2025 秋セメスター 木4 生命科学部 石水 毅 2

キャンパス

BKC

授業施設

コラーニングⅠ 102号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

 生化学は、生命現象を化学的な視点で研究する生物学の分野である。本授業では、生体物質、とりわけ生体の主要な構成成分である、糖質、脂質、タンパク質、核酸などの構造を化学的な視点から捉えるとともに、それらの生理的な機能についても解説する。また、さまざまな生体内反応を触媒する酵素反応の基本法則、反応機構、活性制御のメカニズムや、生体膜の構造的、機能的な特性、生体膜上に存在するさまざまな膜タンパク質の機能等についても解説する。タンパク質が介する細胞増殖、がん、シグナル伝達に関わる事項も解説する。

受講生の到達目標

1.タンパク質の構造と機能について理解し、説明できる。
2.核酸の構造と機能について理解し、説明できる。
3.糖質の構造と機能について理解し、説明できる。
4.脂質の構造と機能について理解し、説明できる。
5.酵素の性質、酵素反応機構、酵素の反応速度論について理解し、説明できる。
6.シグナル伝達について理解し、説明できる。

事前に履修しておくことが望まれる科目

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等

本科目は+R授業対象科目。第1回に+R授業を実施。詳細はmanaba+Rを参照

1

生化学の基本(1〜2章)

生体分子、セントラルドグマ、細胞の構成、水、pH

2

アミノ酸(3章)

構造、イオン化状態、応用

3

タンパク質の三次元構造(4章)

タンパク質の一次構造・二次構造・三次構造・四次構造、タンパク質の変性・フォールディング

4

タンパク質生化学における技術(5章)

プロテオーム、タンパク質の精製、免疫学的手法、アミノ酸配列

5

酵素作用の基本概念(6章)

基質特異性、補因子、ギブズエネルギー、遷移状態

6

酵素の反応速度論と制御(7章)

反応速度論、ミカエリスメンテンモデル、アロステリック酵素、一分子計測

7

反応機構と阻害剤(8章)

酵素の触媒戦略、酵素活性の調節、キモトリプシン

8

ヘモグロビン−アロステリックタンパク質(9章)

ヘモグロビン、ミオグロビン、アロステリック制御、ヘモグロビンと疾患

9

糖質(10章)

単糖、オリゴ糖、多糖、糖タンパク質、レクチン、ウイルス感染

10

脂質(11章)

脂肪酸、トリアシルグリセロール、膜脂質

11

脂質と生体膜 膜輸送(12章)

二分子膜、膜タンパク質、輸送体

12

シグナル伝達経路(13章)

GPCR、受容体タンパク質、チロシンキナーゼ、インスリン、セカンドメッセンジャー

13

DNAとRNA(33章)

 DNA、二重らせん、RNAの構造、コドン、制限酵素

14

 組換えDNA技術(41章)

組換えDNA技術、遺伝子クローニング、DNAの塩基配列決定、PCR、遺伝子発現量解析、遺伝子組換え生物、ゲノム編集

授業実施形態

対面授業を実施する。6回を超えない範囲でオンデマンド型授業となる場合がある。詳しくはmanaba+Rにて連絡する。なお、第1回目の授業は対面授業で行う。

授業外学習の指示

毎回の授業で演習課題(1回あたり30分程度の解答時間を要する)を課す。予習・復習で「ストライヤー基礎生化学第4版」の毎回の授業の該当箇所を自分で必ず読み、理解を深めること。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記) 70

定期試験により到達目標に対応する理解度を評価する。

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)
0

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
30

課題・レポートの提出状況により評価する。

成績評価方法(備考)

受講および研究に関するアドバイス

生化学は幅広い生命科学分野の基幹となる教科である。指定の教科書を自分でじっくり読み、理解を深めること。

教科書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
ストライヤー基礎生化学第4版 ストライヤーら 東京化学同人 9784807920105 2021年刊

教科書(使用頻度、その他補足)

「微生物学」と共通で教科書指定

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
Essential細胞生物学(原書第5版) アルバートら 南江堂 9784524226825 2021年刊
生体高分子の基礎 石水ら 実教出版 9784407332469 2014年刊
ヴォート基礎生化学第5版 ヴォートら 東京化学同人 9784807909254 2017年刊

参考書(使用頻度、その他補足)

参考になるwwwページ

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

学生との直接対話

備考

【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/