授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科 | 全担当教員 | 単位数 |
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12247:東アジア文化史の基礎知識 (L) § 12248:東洋史特殊講義(LC) | 2023 | 春セメスター | 月3 | 文学部 | 落合 淳思 | 2 |
キャンパス
授業施設
授業で利用する言語
授業の概要と方法
本授業は、講義として漢字の字形と古代中国の文化との関係を解説し、また実習として古代文化の調査をおこなう。
漢字の字形は、古代の文明や信仰などを反映しており、それを通して文化を理解することができるのである。逆に、古代中国の文化から漢字の字形を理解することも可能である。
15回の授業のうち、11回は講義であり、学生は各回で簡単な感想文を提出する。4回は実習であり、調査内容を提出する。提出した感想文と調査内容で成績評価する。
受講生の到達目標
・漢字の字形と古代中国の文化との関係を理解できる。
・古代文化に関連する資料を調査・分析できる。
事前に履修しておくことが望まれる科目
授業スケジュール
授業回数/ 担当教員(複数担当の場合) |
テーマ |
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キーワード・文献・補足事項等 | |
1 | 講義:漢字の歴史 |
甲骨文字 金文 篆書 隷書 楷書
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2 | 講義:漢字の成り立ちと古代漢字の資料 |
象形 指事 会意 形声 図書館分類法と古代漢字資料
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3-4 | 講義:原始社会と漢字の字形 |
農耕 牧畜 古代の自然 家族
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5 | 実習:原始社会と漢字の字形 |
※漢字と考古遺物との対応関係を調べる |
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6-7 | 講義:古代文明と漢字の字形 |
建築 青銅器 装飾品 威信財
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8 | 実習:古代文明と漢字の字形 |
※漢字と古代文明との対応関係を調べる |
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9-10 | 講義:信仰・祭祀と漢字の字形 |
自然神 祖先神 祭祀儀礼 祭祀犠牲
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11 | 実習:信仰・祭祀と漢字の字形 |
※漢字と古代の信仰との対応関係を調べる |
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12-13 | 講義:青銅器と族徽章 |
族徽章(出自を表す記号) 都市国家 王朝の統治
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14 | 実習:青銅器と族徽章 |
※族徽章の由来を調べる |
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15 | 補習:古代の社会と漢字の字形 |
※14回の授業で不足した部分を補う |
授業実施形態
During the suspension period of BCP, classes will be as described in BCP levels 0-2.
【BCPレベル1~2】
(受講登録者数次第)
第1週目はメディア授業で実施します。
受講登録者数が教室定員以下の場合は、第2週目から対面授業を実施します。
受講登録者数が教室定員を超えた場合は、第2週目以降もメディア授業を継続します。ただし、グループ分け等の方法により対面授業を実施する場合もあります。
第2週目以降の授業実施形態は、本登録期間終了後にmanaba+Rで通知します。
【BCPレベル3~4】
(メディア授業)
メディア授業で実施します。
授業外学習の指示
また、必要に応じて復習・調査すること。
実習の回は、修学館B1Fの文献資料室でおこなうので、遅れた場合には現地集合。
成績評価方法
種別 | 割合(%) | 評価基準等 |
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定期試験(筆記) | 0 | |
レポート試験 (統一締切日を締切とするレポート) |
0 | |
上記以外の試験・レポート、平常点評価 (日常的な授業における取組状況の評価) |
100 | 本授業は、講義回の感想文と実習回の調査提出によって評価する。各回等分とする。 |
成績評価方法(備考)
受講および研究に関するアドバイス
教科書
書名 | 著者 | 出版社 | ISBNコード | 備考 |
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漢字の構造 | 落合淳思 | 中央公論新社 | 9784121101082 |
教科書(使用頻度、その他補足)
参考書
書名 | 著者 | 出版社 | ISBNコード | 備考 |
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甲骨文字辞典 | 落合淳思 | 朋友書店 | 9784892811500 | |
中国古代の生活史 | 林巳奈夫 | 吉川弘文館 | 9784642063579 | |
殷文札記 | 白川静 | 平凡社 | 9784582403787 |
参考書(使用頻度、その他補足)
参考になるwwwページ
授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法
備考
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/