授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
14068:民事訴訟法(J) § 14069:民事訴訟法Ⅰ(J) 2023 春セメスター 火2,水2 法学部 出口 雅久 4

キャンパス

衣笠/衣笠

授業施設

存心館ZS311号教室/存心館ZS311号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

民事訴訟法(判決手続)の概要についてわかりやすく解説し、オンラインを利用してパワーポイントに沿って進めていく予定である。毎回、前回の学習内容について簡単に確認作業を行って、学生諸君の理解度を深めたいと考えている。 授業内容に関する質問および回答は原則としてmanaba+Rで対応する。また提出課題については、講評を行う。
なお、この授業は、この授業が予定されている曜日時限にオンラインでライブ配信形式で実施する。

受講生の到達目標

学生諸君が民事訴訟法(判決手続)の基礎理論について習得し、民事手続全般について理解を深めるようになる。

事前に履修しておくことが望まれる科目

履修すべき科目については、別途配布している「専門演習ⅠⅡ実施要項」を参照するほか、担当教員に確認してください。

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1-3

民事訴訟法の継受、司法改革、司法制度の概要、訴訟の目的

権利保護、司法改革審議会、判決手続、民事執行法、民事保全法、破産法、民事再生法、民事調停法、ADR

4-6

民事訴訟の諸原則

処分権主義、弁論主義、直接主義、口頭主義、公開主義、継続審理主義、当事者権、信義則

7-9

裁判所とその他の裁判機関、当事者とその代理、訴訟行為

二当事者対立原則、当事者概念、判決、決定、命令、

10-12

検証テスト(基礎的理解の確認のため)60分実施・講評30分

弁護士、民事訴訟法研究者、民事訴訟の基本構造・訴訟原則を中心に

13-15

訴えの意義


給付訴訟、形成訴訟、確認訴訟

16-18

訴訟上の請求、訴訟物理論、訴え提起前の証拠収集手続

旧訴訟物理論、新訴訟物理論、新実体法説、提訴予告通知制度

19-21

訴訟要件と訴訟障害事由、訴訟における当事者の態度

本案判決要件、職権調査、否認、自白、抗弁、反訴

22-24

口頭弁論とその準備

必要的口頭弁論、準備書面、当事者照会、争点整理・証拠整理手続、計画審理

25-27

証明

集中証拠調べ、自由心証主義、証明度、損害評価、証明責任、証明軽減、証拠保全

28

判決以外の訴訟終了



訴えの取下げ、請求の認諾、請求の放棄、訴訟上の和解

29

終局判決による訴訟の終了

申立事項、判決事項、既判力の客観的範囲・主観的範囲、既判力の失権効と時的限界

30

検証テスト(基礎的理解の確認のため)60分・講評30分

訴えの三類型、争点整理、集中証拠調べ、自由心証主義、証明責任、訴訟上の和解、既判力などを中心に

授業実施形態

BCP停止の場合は、BCPレベル0~2の記載どおりに授業が行われます。
During the suspension period of BCP, classes will be as described in BCP levels 0-2.

BCPレベルが1~2の場合には、原則として教室で対面形式で実施します。
BCPレベルが3以上の場合には、この授業が予定されている曜日時限にオンラインでライブ配信形式で実施します。ただし、BCPレベル3の場合に、必要な回において対面形式とライブ配信形式の併用により実施することがあります(どちらの形式で受講するかは受講者が選択できます)。

授業外学習の指示

事前にテキストを予習すること。可能な限り裁判傍聴をしてみてください。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記) 0

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

提出課題(複数回実施する)の評価90%、対面授業における発言に相当する受講者のオンラインでの連絡の内容(掲示板への書きこみ、メール等による教員への質問等)の評価10%

成績評価方法(備考)

受講および研究に関するアドバイス

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

新民事訴訟法講義 第3版 (有斐閣大学双書) 中野 貞一郎 (編集), 松浦 馨 (編集), 鈴木 正裕 (編集) 有斐閣 民事訴訟法(第6版) 伊藤眞 有斐閣 民事訴訟法概論 高橋宏志 有斐閣 民事訴訟法講義案(三訂版) 裁判所職員総合研修所 民事訴訟法 第3版 山本・長谷部・松下 有斐閣 最新重要判例250[民事訴訟法] 山本 和彦 弘文堂

参考書

参考書(使用頻度、その他補足)

参考になるwwwページ

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

学生との直接対話,その他(教員より別途指示)

備考

manabaでの連絡
【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/