授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
31046:生物科学2(MB) 2022 春セメスター 火4 生命科学部 中尾 周 2

キャンパス

BKC

授業施設

コラーニングⅠ 306号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

生物学は20世紀に大きく発展し、特に分子生物学の成果には目覚しいものがある。「生物科学1、生物科学2」では、その成果を踏まえて、21世紀に展開される生命科学の基盤となる知識ならびにその応用について論考する。特に、「生物科学2」では、生物の階層構造のうち“個体から生態系”の領域に光を当て、「分類体系」、「生態系のダイナミズム」、「環境と生物」、「進化」について講義する。授業は原則対面講義とし、講義終了時に授業内容に対する質問を受け付ける。それらの質問に関しては次の授業の始めに解説を行う。また、複数回の小テストを実施する。

受講生の到達目標

(1) 生態系、進化などに関連する生物科学の基盤知識を説明することができる。
(2) 生態系、進化などに関連する生物科学の各項目の関係性を整理統合し、それらを説明することができる。
(3) 生態系、進化などに関連する生物科学の知識を実生活に関連付けることができる。

事前に履修しておくことが望まれる科目

高等学校教科書程度の化学ならびに生物の知識があると理解し易い。
「生物科学1」は関連のある科目として、事前ないし事後に、履修することが望ましい。

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1

授業の概要と導入

教員自己紹介、授業内容の説明、科学とは、種の定義、生態系の構造

2

生物の多様性

生物の分類 (階級、命名法、歴史) 五界説の解説

3

食物連鎖

生態系の構成要素、個体群、生物群集の相互作用

4

生体内物質循環と地球内物質循環1

物質収支、生態系におけるエネルギー流、生態ピラミッド、物質循環 (炭素循環)

5

生体内物質循環と地球内物質循環2

物質循環 (水・窒素・リンの循環)、ヒトによる化学的循環の攪乱 公害病

6

宇宙-地球-生物

太陽系の誕生、地球の誕生、生命の誕生、地球外生命体

7

生命の起源と進化

生命の共通の祖先、光合成生物の出現、細胞の進化

8

生物進化説1

地球年代と生物界の変遷、生物進化の証拠1

9

生物進化説2

化石、生物進化の証拠2、生物進化説1

10

生物進化説3

生物進化説2、生物進化の実証例、人類の進化、ゲーム理論

11

地球環境と生物1

大陸移動、植物群落と遷移

12

地球環境と生物2

大絶滅、生物多様性、生物の環境への適応

13

地球環境と生物3

大酸化イベントと生物の進化、オゾン層の破壊、外来生物

14

地球環境と生物4

森林破壊、化石燃料と地球温暖化、バイオ燃料

15

授業の総括

まとめ

授業実施形態

BCPレベル1~2の場合、対面授業を15回実施する。ただし、BCPレベル1~2であっても感染状況の悪化や不測の事態を考慮して、BCP3~4の対応をする場合もありうる。詳細は、manaba+Rにて連絡する。

BCPレベル3~4となった場合には、原則メディア授業(ライブ配信型)とする。詳細はmanaba+Rにて連絡する。

授業外学習の指示

参考書による『予習・復習』に心がけること

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記) 40

受講生の到達目標(1)、(2)、(3)について、基本概念や語句の理解を問う筆記試験。

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)
0

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
60

授業期間内に実施する小テストと出席状況を合わせて平常点として評価する。小テストは基本的に直前回までの授業内容に基づく内容とし、manaba+Rを介して実施する。また講義への積極的な参加も評価項目となる。

成績評価方法(備考)

[BCPレベル3~4に変更となった場合】
平常点評価の方法は変更しないが、出席はオンライン公開する講義資料の閲覧履歴をもって確認され、小テストはmanaba+Rを介して実施する。定期試験が実施できなかった場合、定期試験評価はとりやめ、「定期試験(筆記)」に割り当てている40%の成績評価については、「上記以外の試験、レポート、平常点評価」に充当する(定期試験は 0%とする)。

※また、(BCP レベルの変更に関わらず)感染状況の悪化や不測の事態が生じたために定期試験が実施できない状況になった場合についても、上記のとおりとする。定期試験(筆記)を実施しない場合には平常点評価の割合を100に変更する可能性がある。

受講および研究に関するアドバイス

成績評価方法に記したとおり、複数回の小テストを課す予定である。毎回の授業を復習し、キーワードを確認することが理解を深めるために大切である。生物科学2において取り扱う項目に対し関心を広く持ち、テレビ・新聞等のニュースなどにも目を向け、常に自らの考察をまとめる姿勢が望まれる。

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
生物はなぜ進化したか 浅間 一男 講談社 978-4061179745
生物のかたち ダーシー・トムソン 東京大学出版会 978-4130060219
進化(東京大学公開講座) 森 亘 東京大学出版会 978-4130030779
初歩からの集団遺伝学 安田 徳一 裳華房 978-4785352158
生き物の進化ゲーム 酒井 聡樹・近 雅博・高田 壮則 共立出版 978-4320055223
進化とはなんだろうか 長谷川真理子 岩波書店 978-4005003235
生命体の科学と技術 久保 幹・吉田 真(共編) 培風館 978-4563077952
生物の進化大図鑑 マイケル・J・ベントン 他 河出書房新社 978-4309252384
理系総合のための生命科学 東京大学生命科学教科書編集委員会 羊土社 978-4758120395
OUR PLANET 私たちの地球 アラステア・フォザギル 他 筑摩書房 978-4480860897

参考書(使用頻度、その他補足)

他(適宜、指示する)

参考になるwwwページ

特になし

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

manaba+R,学生との直接対話

備考

特になし
【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:http://www.ritsumei.ac.jp//students/pathways-future/course/curriculum.html