授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
14931:[2025 春セメスター]観光学(GA) 2025 春セメスター 水5 法学部,産業社会学部,国際関係学部,文学部 小野 真由美 2

キャンパス

衣笠

授業施設

明学館MG202号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

 本授業では、観光学の基礎的な概念や理論について学び、現代の観光を読み解く視点を身につけます。世界の様々な国や地域における観光現象を検討し、国際情勢や地域社会を取り巻く状況によって多様化する観光現象について理解を深めます。地域観光学を学ぶうえで必要となる地理学、社会学、文化人類学、歴史学などの視点をふまえ、異文化理解の観点から観光文化や地域社会を把握します。さらに、グローバル化の進展を背景に、ツーリスト(観光客、旅行者)と地域社会がより頻繁に接触し、相互の関わりを深めることによって、現代に生きる人々の暮らしや社会文化、自然環境にどのような質的変化をもたらすのかを考えます。
 授業は対面で実施します。ただし、一部の授業回をメディア授業で実施することがあります。メディア授業で実施する場合は、事前に授業内またはmanaba+Rで連絡します

受講生の到達目標

① 観光学の基本的な概念を説明することができる。
② 観光と地域がどのように関わるのかを説明することができる。
③ 観光という現象を通じて、現代に生きる人々の暮らしと社会文化のありようを捉えることができる。
④ 観光がもつ意味を多面的に理解することができる。

事前に履修しておくことが望まれる科目

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1

観光学への招待

【20分の「+R授業」があります。詳細はmanaba+Rを参照】【メディア授業】授業の到達目標、進め方、成績評価、観光学の枠組

2

観光の歴史と観光学

近代以降の観光史、鉄道旅行、リゾート、マスツーリズム、オルタナティブツーリズム、レジャー、保養、観光資源

3

観光の基本構造

観光を形作る二項対立、ホスト/ゲスト、日常/非日常、労働/余暇、定住/移動、通過儀礼、異化、ライフスタイル移住

4

メディアとパフォーマンス

メディア、イメージ、観光のまなざし、疑似イベント、パフォーマンス、写真、SNS(social network service)

5

真正性

本物らしさ、演出された真正性、客観的真正性/構築的真正性/実存的真正性、表舞台/裏舞台、エスニックツーリズム、先住民観光、観光表象、文化仲介者、表象の政治

6

第1回から第5回までの復習

キーワードのレビュー、論点のおさらい、質問への回答

7

メディアと観光

映画製作と観光振興、フィルムツーリズム、ゲストスピーカーによる講義(映画プロデューサー)

8

観光経験

経験/体験、再帰性、観光経験の五つのモード、他者の中心、巡礼、宗教ツーリズム、観光を超える観光

9

映像のなかの観光 

【メディア授業】ホスト、ゲスト、ツーリスト

10

伝統と文化 

伝統の創造、本質主義/構築主義、伝統文化、オリエンタリズム、ポストコロニアルツーリズム、文化の客体化/商品化、戦略的本質主義、ゲストスピーカーによる講義(東南アジアの伝統文化のキュレーター)

11

身体、健康・医療

身体感覚、徒歩旅、ヘルス・メディカルツーリズム、セックスツーリズム、温泉、療養

12

観光サービス

観光サービス、観光ビジネス、旅行会社、ガイド、接客、ホスピタリティ、感情労働、ジェンダー、性別役割分業

13

持続可能な観光、方法としての観光

観光開発、地域振興・まちづくり、コミュニティベースドツーリズム(CBT)、エコツーリズム、オーバーツーリズム、環境、SDGs、ツーリズム・リテラシー、ダークツーリズム、ボランティアツーリズム、レスポンシブルツーリズム、観光型社会運動

14

第7回から第13回までの復習、全体総括

キーワードのレビュー、論点のおさらい、質問への回答

授業実施形態

対面授業で実施。

授業外学習の指示

毎回の授業の前に、各回のテーマ・キーワードをシラバスで確認し、それと関連する内容を教科書や参考文献等で読み、授業の予習をしておく。また授業後には、教科書や参考文献等で復習し、講義内容を整理する。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記) 0

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)
0

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

・期末レポート 85%
受講生の到達目標(1)(2)(3)に対応して、授業
で扱ったテーマから、1つ選び(あるいは複数を組み合
わせて)、それについての考えを問う。授業内容の理解度と独自の視点について総合的に評価する。
・平常点評価 15%
毎回、授業の内容に関して小レポートを授業の終わりに作成する。その小レポートの内容によって評価する。また各回の授業内容に関して、質問や意見を述べるなどといった「講義に対する積極的な態度」も評価の対象とする。

成績評価方法(備考)

受講および研究に関するアドバイス

教科書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
基本概念から学ぶ観光人類学 市野澤 潤平 ナカニシヤ出版 4779514339

教科書(使用頻度、その他補足)

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
ワードマップ 現代観光学 ――ツーリズムから「い ま」がみえる 遠藤英樹・橋本和 也・神田孝治編著 新曜社 4788516055
アフターコロナの観光学 ――COVID-19以後の「新 しい観光様式」 遠藤英樹編著 新曜社 4788517477

参考書(使用頻度、その他補足)

参考になるwwwページ

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

manaba+R,その他(教員より別途指示)

備考

【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/