授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
91314:サービスイノベーション(MA) 2022 秋1Q 火6-7 テクノロジー・マネジメント研究科 湊 宣明 2

キャンパス

OIC/OIC

授業施設

AC348セミナールーム/AC348セミナールーム

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

技術を活用して高付加価値のサービスを創出する、サービスデザイン手法について学ぶ。本講義は、サービスの特徴を理解した上で、顧客経験価値を向上させるオペレーション設計、顧客価値共創のためのオープン・イノベーション、デジタル技術を活用したサービス革新の事例等について学ぶ。ケーススタディーやプロジェクトを通じて、サービスを設計し、革新する力を身に付ける。講義は対面授業で行う。

受講生の到達目標

①サービスデザインの基礎を理解し、理論及び分析フレームワークを応用することができる
②技術を活用した新しいサービスのコンセプトを設計し、プレゼンテーションすることができる

事前に履修しておくことが望まれる科目

技術基盤企業のマーケティング(MOT大学院科目)

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
第1回-第2回

イントロダクション

講義の目的、手法、スケジュール、評価方法等を説明し、講義の全体像を把握する。サービスの概念、サービスデザインの役割と基本用語を理解できる。

第3回-第4回

サービスにおける顧客体験の分析

サービスデザインにおける顧客体験の重要性を学ぶ。カスタマージャーニーマップを用いて顧客体験を分析し、新しいサービスのコンセプト設計に応用することができる。

第5回-第6回

サービス・オペレーションの設計と評価

サービスブループリント、STA(Service Transaction Analysis)を用いてサービスプロセスを評価できる。顧客価値連鎖分析を用いてサービスを収益化するためのビジネスモデルを設計することができる。

第7回-第8回

価値共創のためのオープン・イノベーション(ゲスト講義)

消費者を価値創造のパートナーとして捉え、新しい製品やサービスの開発に一緒に取り組む価値共創プロセスについて学ぶ。外部資源を活用して新しい価値を創造するオープン・イノベーションの実践例をゲスト講師から学ぶ。

第9回-第10回

デジタル技術を活用したサービス革新(ゲスト講義)

ICTをはじめとした新技術の導入がサービスに与える影響について、企業におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)の実践例も含めて、ゲスト講師から学ぶ。

第11回-第12回

ケーススタディー:『JCVケンウッド』

新技術(AI/ICT)を活用することで、製造企業からIoTソリューションサービスへとビジネスモデルを変革させた事例をグループで議論し、デジタル・トランスフォーメーション(DX)の実践について学ぶ。

第13回-第14回

サービスデザイン総合演習

学習したサービスデザイン手法を応用し、技術を活用した新しいサービスを、グループ協働により設計することができる。

第15回-第16回

最終プレゼンテーション

技術を活用した新しいサービスのコンセプトについて、データに基づく分析結果を示しつつ、説得力のあるプレゼンテーションをすることができる。

授業実施形態

対面授業(BCPレベル1及びレベル2)を基本とし、必要な場合にはライブ配信型授業(BCPレベル3及びレベル4)に移行する。

授業外学習の指示

チーム単位による学習を基本とし、授業中にグループ演習及びグループ発表を行う。その準備のため授業外でのグループワークを求める場合がある。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記)

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

レポート課題 60%
グループ発表 40%

成績評価方法(備考)

ライブ配信型授業に移行する場合は、グループ発表もオンラインで行い、成績を評価します。

受講および研究に関するアドバイス

マーケティングは書籍から知識を得るだけではなく、実践的に学ぶことが大切である。授業外での情報収集、及びグループディスカッションを積極的に行い、グループ協働を通じて新たなサービスを構想するスキルを身に付けて欲しい。

教科書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
新しいビジネスデザインの教科書 湊宣明 講談社 9784065248096

教科書(使用頻度、その他補足)

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
サービス・イノベーションー価値共創と新技術導入 南知恵子、西岡健一 有斐閣 9784641164468

参考書(使用頻度、その他補足)

参考になるwwwページ

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

学生との直接対話

備考

【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:http://www.ritsumei.ac.jp//students/pathways-future/course/curriculum.html