授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
10803:NPO・NGO論(S) 2024 春セメスター 金4 産業社会学部 秋葉 武 2

キャンパス

衣笠

授業施設

以学館IG402号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

【授業の概要】
 日本では格差、地方の衰退、子どもの貧困等、そして国際的には戦争等による難民の増加、(地球温暖化といった)環境悪化といった様々な社会的課題が存在する。こうした社会的課題の解決に民間の立場から取り組むNPO・NGOについて学んでいく。福祉、環境、まちづくり、子ども、アート、人権、国際協力等様々な分野で活動するNPO・NGOの活動を具体的に取り上げる。
 本講義では特に、企業および行政組織と比較しながらNPO・NGOのマネジメントの特徴を考察する。例えば、NPOの人材(有給職員とボランティアなど)、NPOの資金調達(会費、(クラウドファンディング等の)寄付金、助成金、事業収入など)等を考える。NPOのなかでもビジネス志向の強い(事業収入の比率が高い)「社会的企業」「社会起業家」についても取り上げる。さらに、新型コロナはNPOの活動、経営に大きな影響を与えたので、この点についても触れる。
 上記のテーマを学んでいくため、講義においては映像を毎回使用し、ゲスト・スピーカーを2回程度招くなどして最新の話題を取り上げていく。また受講者の意見を求める等、なるべく双方向のコミュニケーションに努めていきたい。

【授業の方法】
本科目は大学設置基準ならびに立命館大学産業社会学部則、立命館大学大学院社会学研究科研究科則において、区分を面接授業とする。詳細な実施方法については、manaba+Rのコースニュース、「授業スケジュール」および「授業実施形態」欄を確認のこと。

受講生の到達目標

(1)NPO・NGOの活動を通して社会の動向をより深く考察することができる
(2)政府および企業だけでは、社会がうまく機能しなくなっており、第3のセクターとしてNPO・NGOの役割が大きくなっていることを理解できる
(3)NPOにおけるマネジメントの重要性を理解する

事前に履修しておくことが望まれる科目

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1

授業の概要と導入

授業の趣旨、達成目標、成績評価方法、担当教員の自己紹介
ライブ配信型授業を実施

2

NPO・NGOの概論①――災害支援分野を事例として――

用語・概念の整理、NPO・NGOの社会的存在理由、行政の限界、JVOAD

3

NPO・NGOの概論②ーー国際協力支援活動を事例としてーー

用語・概念の整理、NPO・NGOの社会的存在理由、サービスの特質、国際協力分野、JVC、SVA、シャプラニール

4

無給ボランティアから有給スタッフへ

NPO・NGOの学術的概念、呼称の固有性、有償化のプロセス

5

政府とNPOの関係――「NPO大国」アメリカのボランティア活動を事例として――

アメリカのNPOの歴史、寄付行為、公共への市民参加

6

政府とNPOの関係――アメリカのNPOの企業、政府とのパートナーシップを事例として――

「大きな政府」の世界的な退潮、市民の公共への参加を促す社会制度

7-8

地球環境問題とNGO――地球温暖化防止に取り組むNGOの役割から――

国益追求の限界、市民組織の役割

9

企業とNPOの比較――Linuxの成功から――

情報化、IT化とNPO、オープンソース

10

NPOの制度化――NPOの介護保険制度への参入を事例として――

在宅福祉NPOと介護保険、経営管理の重要性

11

NPOと企業のCSR

企業の社会貢献活動、NPOと企業の連携

12-13

事業型NPOおよび社会指向型企業の誕生

ソーシャル・ベンチャー、社会起業家

14

NPOの資源開発――パブリックリソース財団の取り組みから――

寄付市場の開拓、オンライン寄付、クラウドファンディング

15

NPOの将来と振り返り

日本のNPOの果たす役割と今後
ライブ配信型授業を実施

授業実施形態

第 1 回及び15 回をメディア授業,第 2 回~14回を対面授業にて実施

授業外学習の指示

教員が講義中に随時紹介するNPOのホームページなどはぜひ閲覧してみましょう。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記) 80

受講生の到達目標すべてに対応して、 授業内容に関する穴埋め記述の設問と論述の試験を行う。

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
20

コミュニケーションペーパーの提出あるいは出欠で評価します

成績評価方法(備考)

受講および研究に関するアドバイス

図書館などで新聞を読むと、社会的な課題が理解しやすくなりますので、毎日新聞を読むのをお勧めします。

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
初歩的な疑問から答える NPOの教科書 乙武 洋匡, 佐藤 大吾 日経BP社
N女の研究 中村 安希 フィルムアート社

参考書(使用頻度、その他補足)

参考になるwwwページ

日本NPOセンターHP       http://www.jnpoc.ne.jp/  ←日本のNPセクターOの全体的な動向の理解に
ギブワンHP           http://www.giveone.net   ←オンライン寄付サイトの理解に
内閣府NPOHP http://www.npo-homepage.go.jp/      ←日本のNPO法人の動向の理解に

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

コミュニケーションペーパー,学生との直接対話

備考

【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:http://www.ritsumei.ac.jp//students/pathways-future/course/curriculum.html