授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
50532:[2025 春セメスター]ヴィジョン特殊講義(PB) 2025 春セメスター 火4 政策科学部 東 佳史 2

キャンパス

OIC

授業施設

C273講義室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

本コースでは特に「自由なアジアと不自由なアジア」を民主主義の観点から議論・展開する。
かつてアジア全体が貧しかったころ、開発独裁に伴う「不自由」は甘んじて受け入れるものであった。しかし経済成長が進み人々は自由を求め、いずれは民主化して「不自由」は解消されるものであった。本講義では自由とは何かの問いから始め、アジア各国の「自由と不自由」を歴史的変遷にたどり豊かになっても自由になるとは限らないアジアの現状を批判的に検証する。

キーワード: アジア、民主化、自由、人権、独裁

受講生の到達目標

アジアにおける民主化の進展を「自由と不自由」という縦軸、地域ごとの特色を横軸とし包括的に議論する事を目的とする。アジアにおいて「自由と不自由」はすでに対立軸ではなく、自由を求めない豊かな民もすでに存在している現状をグローバル化と格差の面からも考究できるようになる。

事前に履修しておくことが望まれる科目

特になし

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1〜2

はじめに(授業の概要)ジャニーズの話から始めよう。

テキストの紹介と講義の概要と成績評価方法について説明する。受講を考えている人は必ず受講してください。
初回はジャニーズの話から始めます。
端緒となったBBCのジャニー喜多川氏の調査報道から忖度する自由な国、日本からの視点。

3~5

日本における自由と不自由 兵庫県知事問題から
連休中の4回目に+R授業を実施する 

連休中の4回目に+R授業を実施する 【+R 授業】詳細は manaba+R を参照
実例研究 1 日本の明治期以来の自由と不自由について外部世界からの影響から見てみます。

6

実例研究 2 (韓国からの通信)

かつて朴政権は最も強力な開発独裁体制と言われたが経済成長につれて人々は自由を求めだした。典型的な民主化の教科書としての韓国を取り上げる。

7~9

実例研究 3 民主化から後退する民主主義へ(我が子可愛さか?国家の行く末か?)
カンボジアとインドネシアから

かつてのスハルト政権はその強権によって民主化と自由を抑え込んだが豊かになった民衆は自由を求め1998年の体制崩壊、その後の混乱、民主化による着実な経済成長とその後退を議論する。カンボジアは20年以上にわたる内戦の後、国際社会の関与によって自由と民主主義は与えられた。その自由は次第に中国の一帯一路という属国化によって失われていく実態を見てみる。

10~11

自由の代償 東南アジアからの教訓

シンガポールは既に日本をGDPでもイノベーションでも凌駕したが民主化は遅々として進んでいる。フィリピンはかつての独裁者の家族が政権復帰して愚民化とポピュリズムが進行している。東チモールでは自由を与えてもらった故に経済成長がすすまない現状を多様性と統一の視点から解明する。

12~13

中国、豊かになった不自由な民

1980年代の改革開放、そして2000年初頭のWTO加盟によって中国は世界の工場となった。しかし、教科書通りに豊かになった国民は自由を獲得できずその不自由さは国の活力すらも奪いつつある。その構造的要因を教育という視点からもを新疆ウイグルを例にとり議論する。

14

終わりに(自由と不自由の間で)

より今日的、複合的な理解へ向けて自由と不自由の対称性について考えます。

授業実施形態

第 1 回~14 回を対面授業にて実施(状況により対面8回オンライン6回となる場合がある)。
 

授業外学習の指示

大学内の留学生も自由と不自由に関する重要な研究対象です。できれば交流して、我々西欧社会の自由の意味とかなり違った留学生の自由と不自由に関する理解やその背景を知る事は重要です。 また、事前に呼んでおくべき資料は、manaba+Rにアップロードする。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記) 0

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)
0

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

①毎授業後, あるいは後日、manaba+Rの小テストを利用して、出席回数と授業内容の理解度を確認する事がある(無記入は欠席とみなす)
②および通常講義中への貢献度(積極的な発言)
以上をもとに平常点を評価する。
※原則として、3分の2以上の授業に出席した者のみ成績評価の対象とする。

成績評価方法(備考)

(1)受講生には、授業後に出席とは別に、小テストを課す事もある。この内容に基づいて授業内容の理解度を評価するので、他人による代筆や無記入での提出は「欠席」とみなす。
(2)ワークショップ以外に、不定期に授業中にTutorialの時間を設けることがある。この時間における積極的な発言は評価の対象となる。
(3)ワークショップやTutorialの方法は、受講人数によって、適宜、変わることがある。
(4)SNSでの出席番号を共有し不正を行う等、マナバによる出席で代返が発見された場合は、受講停止とすることがある。

受講および研究に関するアドバイス

(1)インターネットからのコピペや書籍の丸写し、他教科のレポート使いまわしは厳禁とします。 発見された場合は深刻な結果をもたらします。 2)授業では、現在進行中の社会現象や社会問題と関連づけながら進めていく。受講生は、日々の新聞記事やニュース等に関心を持っておいてほしい。

教科書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
国連ピースキーパー 登丸求己 東京図書出版 9784866414201 275ページ

教科書(使用頻度、その他補足)

民衆主義と開発問題に興味のある人は買ってください

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
ボルネオ 森と人の関係誌. 佐久間香子 春風社 KT05167844

参考書(使用頻度、その他補足)

参考になるwwwページ

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

manaba+R,その他(教員より別途指示)

備考

【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/