授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
14333:[2025 秋セメスター]商取引法(J) 2025 秋セメスター 木4 法学部 岩淵 重広 2

キャンパス

衣笠

授業施設

存心館ZS310号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

1. 講義の概要
 本講義は、商法分野のうち、いわゆる商法総則・商行為法の範囲を対象とするものである。具体的には、商号や商業登記、商人の補助者・代理商、商事売買、匿名組合、商事代理、仲立営業・問屋営業、運送取引、商事寄託等に関するルールを取り扱う。

2. 方法
 基本的には、各回の内容について教員がレクチャーをする形(いわゆる講義形式)で実施する。ただし、可能な範囲で、受講生に発言を求めたり等もしたいと考えているが、受講者数や講義の進行の都合等の理由から実施しない可能性もある。

3.スケジュール
 下記の授業スケジュールに基づいて実施するが、進行状況や受講者の理解度・関心に応じて、その内容や順序を変更することがある。

受講生の到達目標

1.商法総則・商行為法に関する基本的な事項を理解し、説明できるようになること
2.商法総則・商行為法に関するルールの趣旨や目的を理解し、それを説明できるようになること
3.具体的な場面を前提にして、当該場面に関係する商法総則・商行為法のルールを指摘し、当該場面に即して適用できるようになること。

事前に履修しておくことが望まれる科目

・民法の財産法分野、他の商法科目を同時に履修していることが望ましい。

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
第1回

商法の意義と法源

形式的意義の商法、実質的意義の商法、企業法説、法源・商慣習法
【+R授業】詳細はmanaba+Rを参照

第2回

商法の適用範囲と商人・商行為、商業帳簿

絶対的商行為、営業的商行為、附属的商行為、固有の商人、擬制商人、営業能力、会計帳簿、貸借対照表

第3回

商業登記

商業登記の意義・機能、登記事項、商業登記の手続、商業登記の効力、不実登記に関する問題

第4回

商号

商号の意義、商号単一の原則、商号自由主義、商号権(使用権・専用権、不正競争防止法による保護)、商号の譲渡、名板貸

第5回

営業と営業譲渡

主観的意義の営業、客観的意義の営業、営業所、営業譲渡、商号続用責任

第6回

商人の補助者

商業使用人、支配人、競業避止義務、表見支配人、代理商

第7回

商行為法総則

企業取引に妥当するルールの特徴、報酬請求権、商行為の代理、

第8回

商事売買➀

申込に対する諾否の通知義務、物品保管義務等

第9回

商事売買➁

商事売買に特有のルール(目的物の検査・通知義務等)、商事留置権

第10回

仲立営業・問屋営業

仲立ち、媒介、取次、商事仲立人と民事仲立人、仲立人に義務と権利、問屋の意義、問屋と委託者の関係(義務・権利)、問屋の法理、取引の相手方との関係

第11回

運送営業

運送法の法源、物品運送契約、物品運送契約の当事者、荷送人・運送人の義務と権利、荷受人の法的地位、運送人の責任、高価品に関する特則、運送取扱営業、旅客運送契約

第12回

倉庫営業

倉庫寄託契約の意義、寄託物の保管・寄託物の返還・保管料の支払に関するルール、倉庫営業者の責任、倉荷証券

第13回

場屋営業

場屋営業者の責任、特約により責任の免除、高価品に関する特則、時効

第14回

交互計算・匿名組合

交互計算、ネッティング、匿名組合の仕組み・特徴・利用例、営業者の義務・責任、匿名組合の終了、資産流動化

授業実施形態

原則として、対面形式で実施します。ただし、出張や公務等による休講が生じた場合、その補講として、メディアを利用した授業(オンデマンド型)を実施することがあります。

授業外学習の指示

 商法総則・商行為法に関する教科書や参考書の講義内容に関連する部分を読むこと。配布したレジュメや参考資料を読み返すこと。また、配布するレジュメの末尾にチェックリストを提示するのでそれを予習・復習に利用すること(Ex.チェックリストをみて、講義内容を思い出す等)。
 なお、予習・復習にどれだけの時間をあてるかは、受講生個々の学習スタイルの問題なので自由に決めて良いが、どちらかといえば復習時間を多めに確保することを推奨する。ただし、勉強時間については、大学設置基準において、1単位修得に必要な時間数が45時間であることを踏まえて決めること。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記) 60

定期試験に関しては全体講評を行う。

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
40

学期中に複数回、manaba+Rを利用した小テストを実施する。

成績評価方法(備考)

定期試験・小テスト等の実施概要については講義内で説明する。

受講および研究に関するアドバイス

教科書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
商法判例百選 神作裕之・藤田友敬編 有斐閣 判例集

教科書(使用頻度、その他補足)

講義の際に利用することがあります。TKCローライブラリーにアクセスする形で代替してもよい。

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
商法総則・商行為法〔第2版〕 北村雅史編 法律文化社
商法総則・商行為法〔第9版〕 近藤光男 有斐閣
商法総則・商行為法〔第4版〕 大塚英明ほか 有斐閣
リーガルマインド商法総則・商行為法〔第3版〕 弥永真生 有斐閣
商取引法〔第9版〕 江頭憲治郎 弘文堂

参考書(使用頻度、その他補足)

講義内で配布するレジュメに基づき講義は進めるが、予習・復習用に基本書の購入を推奨する。利用する書籍については、参考書として挙げた書籍以外のものでも問題ない。参考書に関しては、+R授業で補足して説明する。

参考になるwwwページ

講義内で適宜掲示します。

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

その他(教員より別途指示)

備考

【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/