授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
53432:Liberal Arts Seminar (14) § 53433:Theme Study(14) 2023 秋セメスター 水4 法学部,経済学部,経営学部,産業社会学部,国際関係学部,政策科学部,文学部,映像学部,総合心理学部,理工学部,食マネジメント学部,情報理工学部,生命科学部,薬学部,スポーツ健康科学部 崔 正勲 2

キャンパス

OIC

授業施設

AC436セミナールーム

授業で利用する言語

英語を基本とし、適宜日本語を使用する。

授業の概要と方法

【テーマ】社会的ジレンマを考える

現代社会が直面している数々の社会的ジレンマ(とりわけ、東アジアに関するもの)について、考える。授業方法としては、各回ごとに課されるお題に対して、グループ・プレゼンテーションおよびグループ・ディスカッションを行う中で、社会的ジレンマが生じた要因を捉え、またその解決方法を模索する。授業は基本英語が行うが、授業円滑化のため必要な場合は日本語を使用することを想定している。

【重要】本授業は、すべての授業をZoomで行う。

受講生の到達目標

1.世界が直面している社会的ジレンマについて、自分の頭で考える
2.グループ・ディスカッションに積極的に参加し、自分の意見を述べる
3.グループ・プレゼンテーションを行う
4.英語のコミュニケーション能力を養う

事前に履修しておくことが望まれる科目

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1

導入およびグループ分け

・授業の進め方など
・用語の説明 例:リアリズム

2-3

社会的ジレンマ①:帝国主義を考える(日清・日露戦争~韓国併合を中心に)

・なぜ日本と朝鮮半島は仲が良かったのに、今は悪い?
・囚人のジレンマ?
・どの見方が合っている?:司馬史観、和田史観、文史観

4

社会的ジレンマをめぐる理論①:弱肉強食を考える

・何が強者と弱者を分けるのか?

5-6

社会的ジレンマ②:帝国主義を考える(日中戦争~アジア太平洋戦争を中心に)

・大東亜戦争?太平洋戦争?アジア太平洋戦争?
・日本における細菌研究
・徴用と慰安婦問題

7-9

社会的ジレンマ③:戦後秩序構築と戦後賠償を考える

・分断された朝鮮と朝鮮戦争
・なぜ虐殺が起こるのか?済州4.3事件を題材に(フィールドワーク)
・サンフランシスコ講和条約と戦後補償問題

10-11

社会的ジレンマ④:敗戦後の日本のかたちを考える

・ヒロシマ・ナガサキ
・逆コースと地政学
・沖縄と日米安保条約
・平和憲法

12

社会的ジレンマをめぐる理論②:実力主義を考える

13-15

社会的ジレンマ⑤:核兵器を考える

・核拡散の起源
・NPTは公平か?
・なぜ核危機が起こる?
・核不拡散と原子力の平和利用のディレンマ
・フクシマ

【注意】

セミナーの内容は、変更となる可能性があります。

授業実施形態

BCP停止の場合は、BCPレベル0~2の記載どおりに授業が行われます。
During the suspension period of BCP, classes will be as described in BCP levels 0-2.

すべての授業をZoomで実施します。

※Liberal Arts Seminarは全15回オンラインで実施しますので、集中して授業に参加できる環境であればどこで受講しても構いません。各クラス、授業担当教員の所属キャンパスのみ受講用教室を用意します。教室で受講する際も、PCおよびイヤホン等をご自身で準備・持参してください。

授業外学習の指示

1. 資料にあらかじめ目を通す
2. グループ・ワークの準備をする
3. 興味のある社会的ジレンマについてのレポートを書く

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記) 0

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)
0

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

出席、グループ・プレゼンテーション、グループ・ディスカッション、コミュニケーションペーパー(以上70%)、レポート(30%)を通じ、算出する。
※4回以上の欠席で、平常点が失われる。
※3回出される小テストを、2回以上受けなければ平常点が失われる。
※興味のある社会的ジレンマについて、英語2000-4000ワードのレポートを提出する

成績評価方法(備考)

※4回以上の欠席で、平常点が失われる。
※3回出される小テストを、2回以上受けなければ平常点が失われる。
※興味のある社会的ジレンマについて、英語2000-4000ワードのレポートを提出する

受講および研究に関するアドバイス

This class is open for the students with the following English ability: a TOEFL ITP®test score between 480 and 530, a TOEFL iBT®test score between 55 and 71, a TOEIC®test score between 580 and 630, an IELTS score above 5.0, or equivalent.
*TOEIC®, TOEFL®はEducational Testing Service(ETS)の登録商標です。

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

決まったテキストはありません。適宜資料を配布する予定です。

参考書

参考書(使用頻度、その他補足)

参考になるwwwページ

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

コミュニケーションペーパー,manaba+R,学生との直接対話

備考

1. 授業中は私語を慎み、周りの学生の邪魔にならないように相互に気を使いましょう。スマートフォン、タブレット、パソコンの授業用途以外での使用は厳禁です。

2. 多様な英語があることを踏まえ、他への思いやりを忘れないようにしましょう。
【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/