Course Name Year Term Period Faculty / Graduate School All Instructors Credits
14421:[2025 Spring]Legal Informatics (JA) 2025 Spring Thu3 College Of Law YAMAMOTO TADASHI 2

Campus

KIC

Class Venue

YUSHINKAN YS403

Language

Japanese

Course Outline and Method

 この授業の到達目標は次の二点です。

 ① 膨大な情報源の中から情報の「質」を見極めつつ、法および政治に関する学術的なリサーチを効果的に行うことができる力を身に付ける。
 ② 上記①のリサーチで得た情報をもとに、受け手を意識した明解で論理的・説得的なプレゼンテーションを準備し、プレゼンテーションソフトウェアを活用しつつ効果的に実施できる力を身に付ける。

 授業の第1回~第6回では、いわゆるリーガル・リサーチの基本を学びます。具体的には、法令、判例、文献を探すためのツールや、効率的な情報検索のための手法について学びます。毎回、まず担当教員の講義によって説明を受けた後、講義で学んだ知識を活用する実習を行い、作業課題を提出します。
 この作業課題に対するフィードバックとしては、毎回全体講評を行います。

 授業の第7回~第14回では、グループワークによる総合的な「ネット評価」の実習が中心となります。
 「ネット評価」とは、ある特定のテーマについて学術的な調査を行う場合に情報源としてどれだけ有効であるかという観点から、関連するウェブサイトを評価する作業です。この作業の最大の意義は、インターネット上の膨大な情報の中から質の高い情報を見極める能力を養うことにあります。学術的な議論においては、主張の根拠(根拠となる情報)の正確さが重要です。とりわけ、玉石混淆の情報の大海ともいえるインターネットを皆さんの学びに活用するためには、情報を「選別」する能力が不可欠です。
 さらに「ネット評価」実習の結果を、パワーポイントを使ってプレゼンテーションしてもらいます。この過程を通じて、明解なプレゼンテーションを構築し、聞き手が納得するようなかたちで実施する力(上記の②)を鍛えることができます。

Student Attainment Objectives

1 膨大な情報源の中から情報の「質」を見極めつつ、法および政治に関する学術的なリサーチを効果的に行うことができる力を身に付ける。

2 上記1のリサーチで得た情報をもとに、受け手を意識した明解で論理的・説得的なプレゼンテーションを準備し、プレゼンテーションソフトウェアを活用しつつ効果的に実施できる力を身に付ける。

Recommended Preparatory Course

 特に指定はしません。コンピュータやインターネットに関する初歩的な用語、ワープロやブラウザ等の基本的なソフトの操作方法について、受講者が一通り理解しているという前提で授業を進めます。
 ※ ただしパワーポイントの使用経験は無くても構いません。パワーポイントを使ったスライド作成およびプレゼン実施の方法については、授業の中で詳しく説明します。

Course Schedule

Lecture/Instructor(When there are multiple instructors) Theme
Keyword, References and Supplementary Information
0

+R授業

シラバスにかかわること、授業全体のイントロダクション

1

 法情報検索入門1 法令の調べ方(前編)

憲法・法律・命令の具体的関係 / 法令検索の基礎 / 政府関係サイトの活用

2

法情報検索入門2 判例の調べ方(後編)

「判例」という概念 / 判例の引用と略記の意味 / LEX/DB / 判例体系 / 法律判例文献情報

3

 法情報検索入門3 文献の調べ方 / 文献引用の仕方とルール

法律判例文献情報 / MAGAZINEPLUS / NDL-OPACと国立国会図書館サイト / ネット上の辞典・事典 / 他機関所蔵の文献 / 最新の文献・購入可能な文献・古書の検索

4

サーチエンジン再入門 / ネット文献入門(前編)

サーチエンジンの種類と特徴 / 検索条件の適切な設定 / ネット文献の特徴 / ネット文献の引用

5

ネット文献入門(後編) / クラウドの活用 / 情報検索入門のふりかえり

ネット文献とファイル形式 / スマートフォン / タブレット / クラウド

6

ネット評価実習1

ネット評価のねらいと進め方 / テーマ設定

7

ネット評価実習2

評価指標の設計と調整 / 評価対象サイトの調査・選定

8

ネット評価実習3

プレゼンテーション入門 / パワーポイントの活用 / 評価指標の設計と調整 / 評価対象サイトの調査・選定

9

ネット評価実習4

評価指標の確定 / アウトラインの作成

10

ネット評価実習5

中間発表 / スライド作成

11

ネット評価実習6

プレゼンテーションのシナリオおよびスライドの最終調整 / リハーサル

12

ネット評価実習7

プレゼンテーション実施&評価

13

ネット評価実習8

プレゼンテーション実施&評価

14

ネット評価実習9 (プレゼンテーション予備日)

プレゼンテーション講評/授業全体のふり返りと補足/到達度検証試験

Class Format

 この授業は、教室での実習、グループワーク及びコンピュータ操作方法の指示等が不可欠であることから、対面でのみ実施します。

Recommendations for Private Study

 リーガル・リサーチの手法やパワーポイントを使ったスライド作成の技術は、日々、実際に使って試行錯誤を繰り返すことにより、はじめて自分の力となります。この授業の実習の中だけでなく、常に機会を見つけ(例えば他の授業の報告を準備・実施する際など)、実践してみることをお勧めします。

Grade Evaluation Method

Kind Percentage Grading Criteria etc.
Final Examination (Written) 0

Report Examination
(A report to be submitted by the unified deadline)
0

Exams and/or Reports other than those stated above, and Continuous Assessment 
(Evaluation of Everyday Performance in Class)
100

そのうち最終講義日に行う到達度検証試験を30%とします。

Grade Evaluation Method (Note)

 法学部では出席をとる科目については、2/3以上出席することを成績評価の要件としています。出欠管理は自己責任です。

Advice to Students on Study and Research Methods

 「休まず遅れずに毎回出席し、主体的に授業に参加し、課題を提出する」――それができないという方は履修を避けてください。実習を積み重ね、段階的にスキルを獲得していく形態の授業であるため、途中で遅刻や欠席をしてしまうと以降の授業についていけなくなります。遅刻すると、授業冒頭の説明が聞けませんので、どのような作業をすればよいのかもわからなくなります。欠席・遅刻の場合や、受講態度に問題がある場合は厳しく減点します。

Textbooks

Title Author Publisher ISBN Code Comment
リーガル・リサーチ 第5版 いしかわまりこ他 日本評論社 9784535521629

Textbooks (Frequency of Use, Note)

教科書は前半のネット調査では必須です。後半のネット評価実習でも毎回利用すれば、より確実に調査スキルを身につけることができます。

Reference Books

Reference Books (Frequency of Use, Note)

適宜、指示します。

Web Pages for Reference

適宜、指示します。

How to Communicate with the Instructor In and Out of Class(Including Instructor Contact Information)

Learning Management System (manaba+R),Talk with Students

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