授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
15842:[2025 春セメスター]資源エネルギー論(S) 2025 春セメスター 火4 産業社会学部 山口 歩 2

キャンパス

衣笠

授業施設

以学館IG403号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

【授業の概要】
本講義は、日本のエネルギー問題、特に電力生産のありかたについて考察していく。電力の問題は、技術の問題であるとともに、経済に大きく関わり、そのうえで政治の在り方に大きく左右される。
 科学と技術は、それ自身の知見の発展に依存しっつ、社会の中でその最善の形が採用されるわけではない。時代ごとの技術の変遷の理屈を眺めながら、現今の技術体制の「歪み」のようなものを社会科学的に解きほぐす目が必要になる。
 その上では、一定の技術常識のようなものを踏まえつつも、すぐれて政治経済問題についてのアプローチが必要になる。この問題を改善する人的能力はかなりに社会科学のトレーニングをこなしたものとなるのである。(故にみなさんの肩に未來がかかっている)
 キーワード的には、脱原発の功罪、電力自由化の是非、安定化問題の根底などについて、一般常識を超えた観点をそだてていく。データに基づく議論をするのはもちろんだが、タダ客観的なだけで班ダメで、最終的には未来を問うような観点を育てていきたい。

【授業の方法】
本科目は大学設置基準および立命館大学産業社会学部則において、区分を面接授業とする。詳細な実施方法については、manaba+Rのコースニュース、「授業スケジュール」および「授業実施形態」欄を確認のこと。

受講生の到達目標

これまでの常識を再考察する力を生むこと
技術事案とはいえ、どの技術を選択すべきであるのかを判断する能力を獲得すること

事前に履修しておくことが望まれる科目

現代環境論
科学技術と社会などの教養科目と並行するとよい

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1 対面

オリエンテーション


脱原発 自由化の行く末を見据える論点を提示

2 対面


資源問題概論

オリエンテーションの補足と資源問題の概説。

3 対面


日本の電力技術概観

電力事業の発達史を概観し、基礎知識を固める。

4 対面

再生可能エネルギーの可能性

後段各論的に示す、再生可能エネルギーの一般的概説

5 対面


ロードカーブの理解

電力政策を策定する地図ともいえるロードカーブについて理解する。

6 対面

電力生産原価の基本構造

電力生産原価の基本知識を学んで、実践的評価に臨む。

7 対面

風力発電の基本構造

風力発電の基本を押さえ、日本の問題を理解する。

8 対面


太陽光発電の基本構造

太陽光発電の基本を押さえ、日本の問題を理解する。

9 対面

原子力発電の基本構造

原子力発電の基礎を押さえる。

10 対面

脱原発の可能性

日本の原子力発電問題を理解し、脱原発の可能性について考える。

11 対面


電力安定化の基本問題

電力ネットワークの安定性についての基本構造を押さえる。

12 対面

電力自由化の功罪

電力自由化の意図、問題点について学ぶ。

13 対面

容量市場を巡って

容量市場の策定に関わる、日本の電力政策のゆがみについて考える。

14 対面


まとめ:日本のエネルギーの問題をひも解く方法

全体をまとめ、今後の分析課題を伝える。

授業実施形態

全14回 対面講義を実施しつつ、オンデマンドで文書を配信する。
オンデマンドで配信する文書を熟読してもらい、対面の説明で理解を深める形とする。

【+R授業】は第8回授業で実施します。詳細については、manaba+Rにて周知します。

授業外学習の指示

既存の講義内容の不明点を抽出していくこと

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記) 0

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

期間内にレポートを課す
その提出内容に基づき判断する

成績評価方法(備考)

期間内のレポートを提出してもらい、その内容が、
講義を理解したものとなっているかどうかで判断する。
対面出席の回数は成績に加味しない。

受講および研究に関するアドバイス

テキストがないかわりに、口述的な文章で示していくので、
理解できない時は質問するように。

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
エネルギーと私たちの社会 J.S.ノルゴー、B.L.クリステンセン 新評論 ISBN4-7948-0559-4
新・地球環境論 和田武 創元社 ISBN4-422-40017-7

参考書(使用頻度、その他補足)

参考になるwwwページ

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

コミュニケーションペーパー,manaba+R

備考

【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/