授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
16722:IR18‐FJ202 社会統計論(R) § 16723:IR-EDR202 社会統計論(R) 2024 秋セメスター 木1 国際関係学部 植松 大輝 2

キャンパス

衣笠

授業施設

恒心館KS303号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

本講義の狙いは、高度な数学を使わずに統計学の基礎的な知識とスキルを習得する事である。

情報過多の現在において、フェイクニュースや真偽が定かでない主張を目にする事はもはや日常的になった。また2019年以来のコロナウイルスの世界的大流行が始まって以来、正確な統計分析と証拠に基づく効果的な政策の施行が、人々の命や暮らしを救い得ることが実証され、これにより統計学の重要性がより一層増す事となった。

本講義では、SDGsや国際関係学に関する様々な分野の統計分析を紹介し、統計学が、身近な問題から国内外の様々な問題を考える際にいかに有効であるかを明示する。講義を通じて統計学の基礎的な知識を習得し、演習を通じて初歩的な統計分析を学ぶ。

中学校までの数学が理解できていて、毎回授業に出席すれば問題なく良い成績が取れるような授業設計を心掛けている。

受講生の到達目標

統計の全体像を理解し、数値から社会現象が読めるようになる。
記述統計と推測統計の基礎的技術を得る。
様々な分野の統計分析を正しく批評するスキルを習得する。

事前に履修しておくことが望まれる科目

特になし

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1

授業の概要と導入オリエンテーション

なぜ統計学を学ぶのか
統計学の歴史と社会的役割

2

社会統計の作り方

持続可能な開発目標(SDGs)への世界的取り組みにおける統計の役割
どうやって世界の貧困を推計するのか。

3-13

統計分析の基礎

変数と度数分布
基本統計量
正規分布と標準化
母集団と標本
区間推定
仮説検定
クロス集計
相関関係
回帰分析

14-15

統計学の最近の動向

人はなぜフェイクニュースを信じるのか。
なぜ高学歴な人ほど世界情勢に対して悲観的なのか。
ビッグデータとは
統計学者に求められるスキルはどう変わるのか。

授業実施形態

原則的に対面授業とする。学生からの希望によりメディア授業を開催する可能性がある。

授業外学習の指示

統計学の学習は実際に問題を解いてみる事が大事です。講義や教科書、クイズや課題で理解しづらい個所がある時は、後回しにせず、その都度質問をして下さい。質問をする際に、自分がどこまで理解できて、どこからがあやふやなのかをはっきり意識する事が効率的な学習につながります。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記)

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

出席(10%)
授業への貢献(20%)
クイズ(30%)全3回 講義と教科書の基礎的な理解を試すもの。
課題(40%)全3回 講義と教科書を通して習得した知識の応用力を試すもの。

成績評価方法(備考)

受講および研究に関するアドバイス

講義は出来るだけ上記のスケジュールに従うが、学生の要望や進捗状況により変更する可能性がある。履修人数によってはグループワークを導入することもある。

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
データ分析に必須の知識・考え方 統計学入門 阿部 真人 ソシム 9784802613194
統計学が最強の学問である 西内 啓 ダイヤモンド社 9784478022214
データ分析のための統計学入門 DavidMDiez OpenIntroStatistics http://www.kunitomo-lab.sakura.ne.jp/2021-3-3Open(S).pdf

参考書(使用頻度、その他補足)

紙版、電子版、いずれも可。一冊目は高度な内容も含むが基礎的な概念が例とともに上手く紹介されている。二冊目は統計学がいかに問題解決に不可欠であるかを面白く纏めてある。

参考になるwwwページ

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

manaba+R,学生との直接対話

備考

担当者の実務経験について

本講義の担当者は、世界銀行での勤務を通して途上国における社会統計作成の支援に携わった。本講義では国際開発における統計の役割に焦点を置く。
【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:http://www.ritsumei.ac.jp//students/pathways-future/course/curriculum.html