授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
31613:宇宙地球科学2(TC) § 31614:(教)地球科学2(CC) 2023 春セメスター 火5 理工学部,生命科学部 玉井 雅人 2

キャンパス

BKC

授業施設

コラーニングⅠ 304号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

<授業の概要>
 地球の大気と海洋の性質,および,大気と海洋を中心とした気候システムについて,講義する.

<授業の方法>
 対面授業.
 一般的な講義形式で実施する.
 授業内容に関する質問は,授業時に(またはmanaba+Rを利用して)受け付け,適宜それに対する回答・解説を行う.

受講生の到達目標

(1):大気に関する基礎的な性質(大気と放射,大気の熱力学,大気の運動など)について,その特徴を,定性的・定量的に説明できる.
(2):地球表層での熱輸送のしくみと気候分布とを,関連づけることができる.
(3):(1)(2)を通して,地球の気候システムを概観することができる.

事前に履修しておくことが望まれる科目

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1

授業の概要と導入

地球システム,大気の概観(組成,鉛直構造)

2

大気と放射1:太陽放射・大気による紫外線の吸収

太陽放射,光電離・光解離,オゾン層

3

大気と放射2:放射平衡

熱放射(ステファン・ボルツマンの法則,ウィーンの変位法則),太陽放射・地球放射,アルベド,放射平衡温度

4

大気と放射3:温室効果

大気の放射吸収特性,温室効果ガス,大気を含めた放射平衡,放射対流平衡

5

大気の熱力学1:静水圧平衡

乾燥空気の状態方程式,鉛直気圧傾度力・重力,高度に対する気圧減率,気圧の高度補正(海面補正)

6

大気の熱力学2:乾燥断熱変化

熱力学第一法則,乾燥断熱減率

7

大気の熱力学3:湿潤断熱変化

水蒸気,相対湿度,混合比,潜熱,雲の発生,湿潤断熱減率

8

大気の熱力学4:大気の鉛直安定度

対流,絶対不安定・条件付き不安定・絶対安定,凝結高度(雲底高度)・平衡高度(雲頂高度)・自由対流高度,エマグラム

9

大気の水平運動1:大気の水平運動の原動力

水平気圧傾度力,地球の自転による転向力(コリオリの力)

10

大気の水平運動2:風

地衡風,温度風,地上風

11

南北熱輸送/大気の循環1:南北鉛直面内循環

緯度による熱収支の相違,卓越風,ハドレー循環・フェレル循環・極循環

12

大気の循環2:偏西風波動

温度風,ジェット気流,移動性高気圧・温帯低気圧・前線

13

大気の循環3:季節風/潜熱輸送

岩石と水の比熱,海風・陸風,日本の気候,潜熱,蒸発量と降水量の緯度分布

14

海洋の循環

海流(風成循環),深層循環(熱塩循環)

15

大気と海洋の相互作用

ENSO(エルニーニョ・ラニーニャ,南方振動),テレコネクション

(概ね上記の順に講義をすすめる予定であるが,変更する場合もある.)

授業実施形態

BCP停止の場合は、BCPレベル0~2の記載どおりに授業が行われます。
During the suspension period of BCP, classes will be as described in BCP levels 0-2.

【BCPレベル1~2の場合 / In the case of BCP level 1-2】
 第1回をWEB授業(ライブ配信),第2回〜第15回を対面授業にて実施する.

【BCPレベル3~4の場合 / In the case of BCP level 3-4】
 第1回〜第15回をWEB授業(ライブ配信)にて実施する.

授業外学習の指示

授業内容の要点をノートに整理してみること.
授業後に,ノートや授業資料を見直して,理解を確認しておくこと.

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記) 50

講義内容全般について,その理解度が到達目標に達しているかどうかを問う.

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
50

授業期間中に,manaba+Rにて,課題(小テスト3回程度(25%),小レポート1〜2回程度(25%))を実施する.小レポートについては,講義内容が反映されたものを評価する.

成績評価方法(備考)

【定期試験が実施できない場合】
 定期試験の中止が決定された時期に関わらず,課題(小テスト1回と小レポート1回)を追加実施し,成績評価方法を次の通りに変更する.
 『平常点評価100%:授業期間中に,manaba+Rにて,課題(小テスト4回程度(50%),小レポート2〜3回程度(50%))を実施する.』

受講および研究に関するアドバイス

(特にWEB授業の場合)manaba+Rを適宜確認し,その指示に従うこと.

数式や語句や文章の丸暗記でなく,事象の概念や意味を理解するように努めること.
講義内容は,ある程度の連続性を持ったものであり,前回までの内容が理解できているものとして,講義を進めていく.

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

教科書は使用しない.必要に応じて,manaba+Rで,授業資料を提示する.(manaba+Rに提示された資料等については,受講生個人の学習にのみ利用すること.全体・部分に関わらず,複製・転載・配布をすることは,固く禁ずる.)

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
図解入門 最新気象学のキホンがよーくわかる本 岩槻秀明 秀和システム 9784798035116 一般的な参考書
一般気象学 小倉義光 東京大学出版会 9784130627061 専門的な参考書
新装版 地球惑星科学2 地球システム科学 鳥海光弘ほか 岩波書店 9784000069922 気候システムについての参考書

参考書(使用頻度、その他補足)

その他は,必要があれば,授業中に紹介する.

参考になるwwwページ

「気象庁」http://www.jma.go.jp/jma/

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

manaba+R,学生との直接対話

備考


【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/