授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
30768:[2025 秋セメスター]中国の国家と社会(G1) 2025 秋セメスター 水3 経済学部,理工学部,食マネジメント学部,生命科学部,薬学部,スポーツ健康科学部 大平 浩史 2

キャンパス

BKC

授業施設

コラーニングⅠ 303号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

当授業では、歴史的な見地から中国の国家と社会についての講義を行う。近年の日本では中国に関して多くの報道が行われているが、様々な歴史的事象を辿ることで、現代中国についての認識が改まる場合もあると思われる。そこで当授業では、中国はどのような歴史を経て形成されていったのか、その大まかな流れについて、時間軸を基本としながら概観していきたい。
講義においては、政治史、農耕社会と遊牧社会との関係、仏教などの宗教思想、日本との対比、最近の学説や報道など、様々な要素に触れながら、中国に対する視野を広げていく。そして中国史の流れや歴史的事象の意義、東アジア世界への影響などについて、理解を深めていく。

授業は講義形式で行う。毎回、授業後に小課題の提出を求め、その中から特徴的なものを次回以降の授業で取り上げ、補足説明を行う。それに伴い、出席確認も行う。
授業内容についての質問がある場合は、質問事項を共有し、重複を避けるために、manaba+Rの「掲示板」に書いて貰う。そして授業内容に即したものを優先して、次回以降の講義内でフィードバックする。
また期末課題の提出を必須として求め、平常点評価に加える。

受講生の到達目標

各々の歴史的事項のつながりや因果関係などをつかむ。
中国史の歴史的過程や歴史的意義、その特色などを理解し、説明できることを目指す。

事前に履修しておくことが望まれる科目

高校世界史で学習する程度の中国史に関する知識を有していることが望ましい。

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1

秦・漢帝国

秦、領土国家、始皇帝、武帝、冊封体制、儒教

2

分裂と融合の魏晋南北朝

三国時代、九品官人法、五胡十六国、北方民族

3

中国の仏教化・仏教の中国化

清談、仏教伝来、禅、学問的仏教

4

隋・唐時代の興隆

隋の南北再統一、国家制度の整備、唐と周辺諸地域、胡族、国際的、隋唐と仏教

5

宋の繁栄と異民族

宋・遼・金、士大夫、禅、燕雲十六州、二重統治体制、唐宋変革

6

モンゴルの盛衰・中華秩序の復興

元・明、フビライ、駅伝制、銀、朱元璋、朝貢体制、北虜南倭、チベット仏教

7

最後の中国王朝

清、満洲、清朝の支配構造、康煕帝、雍正帝、乾隆帝、チベット仏教、明清時代の周辺諸国(台湾・モンゴル高原・チベット・朝鮮・琉球・日本)

8

清末期の社会と動乱

アヘン戦争、太平天国、洋務運動、日清戦争、日清関係と朝鮮半島、日本仏教の中国進出

9

 義和団事件から辛亥革命へ

変法運動、中国分割の危機、瓜分、進化論、キリスト教の中国進出と中国仏教、「保皇」と「革命」

10

第一次大戦期の中国社会

五四運動、革命の広がり、新文化運動、東西文化論争と仏教、国共合作、北伐と蔣介石

11

日中戦争期の国民党・共産党

南京国民政府、長征、西安事件、日中戦争、国共内戦、中華人民共和国の成立

12

共産党政権下の国家と社会

ソ連型社会主義、毛沢東型社会主義、文化大革命、改革開放政策、鄧小平

13

現代中国と宗教

儒教の復興、仏教、キリスト教、愛国・愛教、正当な宗教、迷信

14

 補説 現代中国の諸相と日本の報道

授業内容の振り返り、関連事項の確認、関係する情報の紹介など

授業実施形態

第1回~第14回を対面授業にて実施。対面授業では、原則として同時配信・録画配信を行わない。
【+R授業】は第1回授業で実施します。詳細については、manaba+Rにて周知します。

授業外学習の指示

知識を詰め込むのではなく、授業で提示する資料をよく見て全体の流れを押さえ、前後のつながりを確認すること。そして日頃から中国および周辺地域についての報道や書籍等に関心をもち、紹介する参考書などをよく読むなどして、授業で学んだことと関連付けながら知識を深めるように努力することを求めたい。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記)

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

・平常点 4点×14回=56点
(毎回、授業後に提出して貰う小課題)
・期末課題 44点

成績評価方法(備考)

特別な事情がない限り、平常点が36点を下回る者、また期末課題を提出しなかった者には、単位を認めません。毎回の小課題や期末課題などについては、記述内容が授業内容を踏まえていなかった等の場合に、評価が低くなることがあります。また代筆、コピペ、レジュメの丸写し、他人の回答と同一内容のものは、0点といたします(代筆は、代筆した者・代筆して貰った者、ともに0点)。
なお対面授業中や「ライブ配信授業」における私語や携帯電話の使用など、講義の進行や他の受講生に対する妨げになると講義者が判断するような行為を取った者に対しては、即刻退室を求めたり、成績評価を大幅に減点することがあります。
また、教育実習などやむを得ない事情で欠席する場合は、必ず事前に担当教員に申し出ること。

受講および研究に関するアドバイス

授業を聞き、資料を見ながら、イメージを色々と膨らませてみて下さい。

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
中国の歴史(上)(下) 愛宕元・森田憲司編著 昭和堂 ISBN978-4-8122-0902-8・ISBN978-4-8122-0903-5
現代中国の履歴書 山本英史著 慶應義塾大学出版会 ISBN4-7664-0979-5
歴史からみる中国 吉澤誠一郎編著 放送大学教育振興会 ISBN978-4-593-31409-4
概説中国史(上)(下) 冨谷至・森田憲司編 昭和堂 ISBN978-4-8122-1516-6・ISBN978-4-8122-1517-3
中国と東部ユーラシアの歴史 佐川英治・杉山清彦 放送大学教育振興会 ISBN978-4-595-32189-4

参考書(使用頻度、その他補足)

上記以外にもあるが、授業中に適宜紹介する。

参考になるwwwページ

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

manaba+R,学生との直接対話

備考

【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/