授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科 | 全担当教員 | 単位数 |
---|---|---|---|---|---|---|
11467:東洋史資料講読(LB) | 2022 | 春セメスター | 火3 | 文学部 | 井上 泰也 | 2 |
キャンパス
衣笠
授業施設
清心館SE003号教室
授業で利用する言語
日本語
授業の概要と方法
本講義の目的は、先ず原典資料としての漢文に習熟し、史学研究に必要な的確な読解力を身に付けることにある。従って正確な漢文訓読自体が最終目標ではなく、資料の性格・文体・時代背景等を、原文読解を通じて体得していってもらうことが最も肝要である。
本講義では、わが比叡山延暦寺の僧・円仁(794-864年)の『入唐求法巡礼行記』全4巻(838年6月13日-847年12月14日)を引き続き選読し、9世紀唐末中国の時代相や社会情勢を辿ってゆく。本資料は、日中や欧米を問わず活用され続けている、屈指の滞唐ドキュメントである(巻3・4を予定)。
受講生は、毎回の予習・復習の上、随時質問を行う。前回の授業内容については、必ず次回授業の冒頭で再確認を行うので、受講者も再吟味を積み重ねてゆく。
本講義では、わが比叡山延暦寺の僧・円仁(794-864年)の『入唐求法巡礼行記』全4巻(838年6月13日-847年12月14日)を引き続き選読し、9世紀唐末中国の時代相や社会情勢を辿ってゆく。本資料は、日中や欧米を問わず活用され続けている、屈指の滞唐ドキュメントである(巻3・4を予定)。
受講生は、毎回の予習・復習の上、随時質問を行う。前回の授業内容については、必ず次回授業の冒頭で再確認を行うので、受講者も再吟味を積み重ねてゆく。
受講生の到達目標
原典資料を正確に読解し、東アジア史研究を具体的に進めることが出来る。
事前に履修しておくことが望まれる科目
授業スケジュール
授業回数/ 担当教員(複数担当の場合) |
テーマ |
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キーワード・文献・補足事項等 | |
1〜2回目 | 資料・テキストの紹介・説明 |
『入唐求法巡礼行記』の世界 |
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3〜9回目 | 五台山にて |
唐代の仏教 |
|
10~14回目 | 長安へ |
首都の仏教、廃仏の影 |
|
15回目 | 検証テスト(60分)・重要事項確認(30分) |
正確な資料読解力の確認 |
授業実施形態
【BCPレベル1~2】
(対面授業)
対面授業で実施します。ただし、一部の授業回をメディア授業で実施することがあります。
【BCPレベル3~4】
(メディア授業)
メディア授業で実施します。ただし、実習・フィールドワーク科目、小集団科目(研究入門、基礎講読、専門演習)、卒業論文、大学院科目については、科目特性上、対面授業で実施する場合もあります。該当授業については個別にmanaba+R等で通知します。
(対面授業)
対面授業で実施します。ただし、一部の授業回をメディア授業で実施することがあります。
【BCPレベル3~4】
(メディア授業)
メディア授業で実施します。ただし、実習・フィールドワーク科目、小集団科目(研究入門、基礎講読、専門演習)、卒業論文、大学院科目については、科目特性上、対面授業で実施する場合もあります。該当授業については個別にmanaba+R等で通知します。
授業外学習の指示
唐代史概説等を読み、知見を深める(文献は適宜紹介する)。
成績評価方法
種別 | 割合(%) | 評価基準等 |
---|---|---|
定期試験(筆記) | 0 | |
レポート試験 (統一締切日を締切とするレポート) |
0 | |
上記以外の試験・レポート、平常点評価 (日常的な授業における取組状況の評価) |
100 | 正確な資料読解力・時代への理解度(70%・以上検証テストによる)。
|
成績評価方法(備考)
受講および研究に関するアドバイス
教科書
教科書(使用頻度、その他補足)
使用せず(プリント配布)。
参考書
書名 | 著者 | 出版社 | ISBNコード | 備考 |
---|---|---|---|---|
入唐求法巡礼行記 | 円仁 著 ; 深谷憲一 訳 | 中央公論社 | 4122017556 |
参考書(使用頻度、その他補足)
他の文献については、講義中に随時紹介する。
参考になるwwwページ
授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法
学生との直接対話
備考
【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:http://www.ritsumei.ac.jp//students/pathways-future/course/curriculum.html
URL:http://www.ritsumei.ac.jp//students/pathways-future/course/curriculum.html