| 授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科 | 全担当教員 | 単位数 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 50418:[2025 春セメスター]環境社会学(P) | 2025 | 春セメスター | 金3 | 政策科学部 | 山本 奈美 | 2 |
キャンパス
授業施設
授業で利用する言語
授業の概要と方法
環境社会学では、現実に発生している環境問題を対象にフィールドワークなどを通じてデータを収集し、人間集団や社会構造との関係を検討する実証的研究が重ねられてきた。その特徴は、環境問題が発生している地域や現場で暮らす人々、特にその影響を強く受ける人々の視点に立ち、彼らの価値観や地域社会の論理を把握しながら問題を理解しようとする姿勢にある。
本授業では、このような環境社会学の研究手法や姿勢をふまえ、具体的な環境問題の事例を通じて基礎的な概念やキーワードを学ぶ。また、環境社会学や関連分野で発展してきた理論枠組みについても理解を深めることを目指す。取り上げる事例は、環境社会学研究においてランドマークとされる問題に加え、現代社会において身近な環境問題も対象とする。
各回の授業では、事前にリーディング課題(資料や動画)を配布する。受講生はこれらを予習として熟読・視聴し、内容を十分に理解しておくことが求められる。授業内では、課題内容の理解を確認する小テストや講義を行い、それに加えて資料に基づくディスカッションを実施する。アクティブ・ラーニングの手法を積極的に取り入れ、実践的に環境社会学の理解を深めることを目指す。
受講生の到達目標
・環境問題と人間社会の相互作用にある関係を環境社会学の視点から説明することができる。
・身近な地域やグローバルな環境問題について、多様な利害関係者(ステークホルダー)の立場や視点、お互いへの影響を理解し、環境社会学の枠組みをとおして深く考察し、自らの意見を構築することができる。
事前に履修しておくことが望まれる科目
授業スケジュール
| 授業回数/ 担当教員(複数担当の場合) |
テーマ |
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| キーワード・文献・補足事項等 | |
| 1 | イントロダクション(オンライン) |
授業概要:授業の構成、目的、スケジュール、評価基準 |
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| 2 | 環境社会学とは何か |
環境社会学の基本的視座、環境問題分析のためのツール |
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| 3 | 自然と環境を「守る」活動 |
人間にとって自然とは何か、自然を「守る」ことの意味を検討する |
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| 4 | 地域社会を理解する視点 |
自然環境主義から生活環境主義へ |
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| 5 | 社会的ジレンマとしての環境問題 |
なぜ環境問題が生じるのか |
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| 6 | 公害問題へのまなざし |
公害・差別・リスクを考える |
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| 7 | 公害問題へのまなざし(2) |
公害・差別・リスクを考える(映画視聴予定) |
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| 8 | 不可視の環境問題 |
琵琶湖の水質問題と石けん運動 |
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| 9 | 生活に根差した環境保全活動 |
琵琶湖のヨシとの住民のかかわり方の多様性と変遷を事例に |
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| 10 | 開発と環境ー誰のための開発か |
甘いバナナの苦い現実 |
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| 11 | 持続可能性からみた農業と環境 |
農業の多面的機能と生物多様性 |
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| 12 | 「食べ手」が創造する持続可能なフードシステム |
有機農業運動の形成と現在 |
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| 13 | 循環型まちづくりの実践 |
山形県長井市のレインボープランを事例に |
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| 14 | 「やっかいな問題」(wicked problem)としての環境問題 |
プロセスとしての「気候変動の解決」の模索
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授業実施形態
授業外学習の指示
成績評価方法
| 種別 | 割合(%) | 評価基準等 |
|---|---|---|
| 定期試験(筆記) | ||
| レポート試験 (統一締切日を締切とするレポート) |
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| 上記以外の試験・レポート、平常点評価 (日常的な授業における取組状況の評価) |
100 | リーディング課題に関する小テスト
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成績評価方法(備考)
受講および研究に関するアドバイス
*授業前にリーディング課題を出す。事前に課題を熟読し、授業への積極的な参加が求められる。
*授業に関する情報はManabaRを通じて通知する。最新情報を定期的に確認するか、リマインダー通知を有効にすることを推奨する。
*講義計画は、担当講師が適切または必要と判断した場合に変更することがある。
教科書
教科書(使用頻度、その他補足)
参考書
| 書名 | 著者 | 出版社 | ISBNコード | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| よくわかる環境社会学 | 鳥越皓之・帯谷博明 | ミネルヴァ書房 | 78-4623079346 | 2017(第2版) |
| 環境社会学 : 生活者の立場から考える | 鳥越皓之 | 東京大学出版会 | 9784130520225 | 2004 |
| 環境社会学のすすめ | 飯島伸子 | 丸善 | 978-4-621-07352-0 | 2003 |
参考書(使用頻度、その他補足)
参考になるwwwページ
授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法
備考
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/