Course Name Year Term Period Faculty / Graduate School All Instructors Credits
91779:Special Lecture Ⅰ (BG) 2022 Fall Mon3 Graduate School of Business Administration NANBA TAKESHI 2

Campus

OIC

Class Venue

AN222

Language

日本語

Course Outline and Method

・未来の人事執行役員などのプロ人事、キャリアコンサルタント、人事コンサルタント、人材業界の管理職・役員、人材ビジネス起業家、人材系ソーシャルアントレプレナーを育成する講座です。

・VUCAと呼ばれる不確実で前例の無い変革の時代の中で、組織内外での人事改革を実践できる人材の養成を目指します。

・授業は、本講座をサポートするアカデミアの大学教授による各回の講義に相応しい論文や参考文献を提示し、事前・事後に学習を奨励すると同時に、実務家教員による実践的な講義と学生同士の対話を通じて人事関連のトピックスやトレンドに関して考察を行います。

Student Attainment Objectives

・将来の人財系スペシャリストとして、人事全般に関する全体的な知識を習得するとともに、今後の労働市場や人事における自分なりのオピニオン・問題意識・解決策を持つ人材となる。

・また、大学院生に相応しい事前・事後に提示される参考文献・参考論文を読むことを通して、組織・人事系の学術的かつ実践的な知識を養うことを目標とします。

Recommended Preparatory Course

人的資源管理

Course Schedule

Lecture/Instructor(When there are multiple instructors) Theme
Keyword, References and Supplementary Information
1

人事の実務全体像

人的資源管理の推移/人事実務の全体像(採用・育成・キャリア開発・評価・配置・退出)
◆対話テーマ:「人事の役割とは何か?」

2

人材ビジネスの全体像

人事に関わるキャリアパス/人材ビジネスの全体像/人材ビジネスで活躍するポイント
◆対話テーマ:「人材ビジネスの必要性」

3

人財系スペシャリストに必要なスキル

人材戦略に求められる視点と共通要素/人事に関するコンピテンシー/変化を促す4つのステージ
◆対話テーマ:「人事で活躍する為に必要な能力とは」

4

現在の人事課題①

日本型雇用システムとは/現在の状況/日本型雇用システムのメリットとデメリット
◆対話テーマ:「労使双方に最適な雇用システムとは」

5

現在の人事課題②

生産年齢人口の減少/高年化について/問題解決に向けた方向性
◆対話テーマ:「2050年に向けた問題と取り組み」

6

採用①(エントリーマネジメント)

現在の雇用環境/多様な労働力確保手段/多様な採用手法
◆対話テーマ:「新卒一括採用のメリット・デメリット」

7

採用②(エントリーマネジメント)

採用力について/RJP/仕事観について
◆対話テーマ:「ミスマッチを防ぐ採用活動とは」

8

育成(タレントマネジメント)

タレントマネジメントシステム/様々な人材育成手法/リーダーシップ論
◆対話テーマ:「リーダーシップを開発するには」

9

キャリア開発①(キャリアマネジメント)

キャリアとは何か/様々なキャリア理論/キャリアを考えるフレームワーク
◆対話テーマ:「人生100年を見据えたキャリアデザイン」

10

キャリア開発②(キャリアマネジメント)

キャリア開発が必要な背景/CDP/キャリア開発支援のポイント
◆対話テーマ:「70歳就業を見据えたキャリア施策」

11

評価①(パフォーマンスマネジメント)

人事評価の基本/様々な評価手法/陥りやすいエラー(バイアス)
◆対話テーマ:「評価ロールプレイ」

12

評価②(パフォーマンスマネジメント)

人材区分の考え方/ギャップを埋めるフィードバック/動機づけに使える心理学
◆対話テーマ:「従業員を動機付けるアプローチ」

13

配置(リソースマネジメント)

人材配置の最適化/雇用調整の考え方/メンバーシップ型とジョブ型雇用
◆対話テーマ:「最適な人材配置を行う人事システム」

14

退出(エグジットマネジメント)

雇用調整のレベル/雇用契約の解約/合意解約に向けたコミュニケーション
◆対話テーマ:「雇用契約解約の是非」

15

人財系スペシャリストとして活躍するために

◆個人発表:「興味を持った人事領域および問題解決に向けた提言」

Class Format

【BCPレベル1~2の場合】対面授業にて実施。対面授業が困難な学生について、Web授業(ライブ授業)における配慮を行います。
【BCPレベル3以上の場合】Web(ライブ授業)にて実施。

Recommendations for Private Study

毎回の授業におけるテーマに関して、講義と対話を通じた考察・解決策について、指名された学生は授業の翌日18:00までにレポートを提出してもらいます。
期末レポートを14回授業後翌日18:00までに提出してもらい、15回授業で発表してもらいます。

Grade Evaluation Method

Kind Percentage Grading Criteria etc.
Final Examination (Written)

Report Examination
(A report to be submitted by the unified deadline)

Exams and/or Reports other than those stated above, and Continuous Assessment 
(Evaluation of Everyday Performance in Class)
100

授業への取組姿勢、manaba+Rでのレポート課題の提出内容などを通して、総合的に成績を評価します。
成績評価の具体的な評価項目と点数について、講義内で事前に提示します。

Grade Evaluation Method (Note)

Advice to Students on Study and Research Methods

・実際の人事や人材ビジネスに関するトピックス・書籍・セミナー・コミュニティ等に興味関心をもって参加・交流することを推奨します。

・また、本講座をサポートするアカデミアの大学教授の各回の講義に相応しい論文や参考文献を提示します。

・事前・事後にしっかりとそれら学術的な論文・文献を読み込むようにして、毎回のレポートや講義の中での発言にも反映させるようにしてください。

Textbooks

Textbooks (Frequency of Use, Note)

教科書は使用せず、毎回レジュメを配布します。ただし、本講座をサポートするアカデミアの大学教授による各回の講義に相応しい論文については、教材としてP D Fで提示するようにします。講義の事前・事後にしっかり読みこむようにしてください。また、相応しい学術書につていも、毎回、紹介を教材欄で紹介を行うことにします。図書館にて借り出して、読むようにしてください。

Reference Books

Title Author Publisher ISBN Code Comment
価値創発(E V P)時代の人的資源管理 守屋貴司、中村艶子、橋場俊展 ミネルヴァ書房 978-4623084159
人材危機時代の日本の「グローバル」人材の育成とタレントマネジメント 守屋貴司 晃洋書房 978-4771032903
LIFE SHIFT2 アンドリュー・スコット、リンダ・グラットン 東洋経済新報社 978-4492534434
よくわかる経営管理 (やわらかアカデミズム・〈わかる〉シリーズ) 高橋伸夫 ミネルヴァ書房 978-4623061044 第1回
科学的管理法の導入と展開―その歴史的国際比較 原輝史 昭和堂 978-4812290019 第1回
経営戦略原論 琴坂将広 東洋経済新報社 978-4492534021 第1回
プロティアン 70歳まで第一線で働き続ける最強のキャリア資本術 田中研之輔 日経BP 978-4296103300
採用100年史から読む 人材業界の未来シナリオ 黒田真行,佐藤雄佑 クロスメディア・パブリッシング 978-4295403425 第2回
図解 人材マネジメント入門 人事の基礎をゼロからおさえておきたい人のための「理論と実践」100のツボ 坪谷邦生 ディスカヴァー・トゥエンティワン 978-4799326121 第2回
図解即戦力 人材ビジネスのしくみと仕事がこれ1冊でしっかりわかる教科書 黒田真行 技術評論社 978-4297119102 第2回
人材マネジメント革命 会社を変える“カリスマ人事"たち 大塚葉 日経BP 978-4296104550 第3回
「日本型経営」の雇用システムから日本が見える 中込 賢次 日本生産性本部 労働情報センター 978-4883725687 第4回
日本企業に入社した外国人社員の葛藤 鈴木伸子 ココ出版 978-4866760391 第4回
問題社員の正しい辞めさせ方 新田 龍 リチェンジ 978-4434287275 第4回
ジョブ型雇用社会とは何か 濱口 桂一郎 岩波書店 978-4004318941 第4回

Reference Books (Frequency of Use, Note)

興味のある分野の参考書を、講義と並行して読むことを推奨します(必須ではありません)

Web Pages for Reference

How to Communicate with the Instructor In and Out of Class(Including Instructor Contact Information)

Learning Management System (manaba+R),Talk with Students

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URL:http://www.ritsumei.ac.jp//students/pathways-future/course/curriculum.html