授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
15606:IR18‐GJ212 ヨーロッパ研究B(R) § 15607:IR-FR214 ヨーロッパ研究Ⅱ(R) 2023 秋セメスター 金3 国際関係学部 村上 司樹 2

キャンパス

衣笠

授業施設

洋洋館YY301号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

講義するのは、歴史から見たヨーロッパ論です。ただしヨーロッパの歴史をたどるだけでなく、実は「他人の空似」のような日本の歴史と並べて見ることで、理解を深めたいと思います。歴史は暗記科目ではありません(もちろん知識は、ないより、あった方がいいですが)。本質的には、昔を知ることで、今を知る。この授業なら、さらに、ヨーロッパを知ることで日本を知る。つまり異文化理解です(異文化理解≒自文化理解)。大学は、知性や教養を磨くには、このうえなくすばらしい場。ただ、それも自分しだい。せっかく受講するのなら、単位以上の何かを手に入れてほしいと思います。

受講生の到達目標

ヨーロッパの政治や文化を成り立たせている歴史について理解し、それを具体的・論理的に説明できるようにする。

事前に履修しておくことが望まれる科目

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1

歴史を学ぶにあたって

歴史は異文化理解/ 手で食べる文化は劣っている?/ 知らないうちは否定から入るな

2

歴史を学ぶにあたって

なぜ昔は恋愛結婚がめずらしかったのか?/ 乳幼児のおよそ半分が死んでしまう/ 戦争と出産は命がけの仕事

3

歴史を学ぶにあたって

政略結婚にも親心/ 就活や通勤がない世界/ 家は職場、家族はチーム

4

歴史を学ぶにあたって

結婚は仕事/ 恋愛結婚させるのは「言語道断、残忍な親」/ Love is blind (恋は盲目)

5

歴史を学ぶにあたって

「長靴をはいた猫」は結婚できない男の夢/ 男尊女卑になる社会構造/ それでも、勝ち負けはっきりした結婚(または人生)などない

6

遠くて近いヨーロッパと日本

現在は共に先進諸国/ 接点が少なかった前近代/ 急速に接近した近現代

7

古代

場所としては存在していたし、ルーツもあったけれど/ 3つのポイント、先進文明の影響、素朴(もしくは粗野な)民、世界宗教/ どちらもユーラシアの片田舎

8

中世

ヨーロッパと日本が誕生した時代/ 無理した背伸びから等身大の歩みへ/ 国家の分裂は地方の自立

9

中世

侵略と留学で海外にアクセスする / かみ砕かれて定着した世界宗教

10

近世

グローバル化が始まって、ヨーロッパと日本が出会った/ 地方分権と中央集権のルーツ

11

近世

宗教への熱が、絶頂に達したのち、薄れていく/ 牙を抜かれ、行儀良くなる武人領主(西洋貴族・日本武士)

12

近代

世界史の大逆転/ 市民革命、産業革命、植民地支配の3点セット/ 「国民」のはじまり

13

近代

かがやきとうぬぼれの時代/ 世界大戦と共に終わる

14

現代

帝国を失って冷戦に組み込まれる/ 平和と豊かさと民主主義と

15

現代

武力を用いない(だから時間がかかる)大統一を目指すヨーロッパ/ 「一国で」試行錯誤する日本

授業実施形態

BCP停止の場合は、BCPレベル0~2の記載どおりに授業が行われます。
During the suspension period of BCP, classes will be as described in BCP levels 0-2.

各回の授業実施形態については、本科目のmanaba+Rコースニュース等で案内します。また、第1回目の授業実施形態については、第1回目授業開始までに上記コースニュース等でお知らせします(※)。なお、授業配慮等の取り扱いについては、manaba+R「国際関係学部生のページ」および「学び支援サイト」で確認してください。
国際関係学部生のページ:https://ct.ritsumei.ac.jp/ct/course_1728150
学び⽀援サイト:https://www.ritsumei.ac.jp/pathways-future/
(※) 第1回目授業の授業実施形態を確認するためにはmanaba+Rの早期利用申請を行う必要があります。早期利用申請の詳細は、2023年度履修・登録の手引きを御確認ください。なおmanaba+Rで早期利用申請をおこなっても受講登録にはなりません。受講登録期間中に改めて登録を行う必要があります。

授業外学習の指示

授業後にプリントを読み返すこと、プリントのまだやっていない部分も読んでおくこと、知らないトピックがあれば高校の世界史教科書で復習すること(またはネットじゃなく参考文献で調べること)。つまりは、あたりまえの「予習・復習」。ただ、毎回のレスポンスペーパーで満点を取る人は、自然にこういうことをすると思う。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記)

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

まず必要なのは、具体的に書けていること。次に評価するのは、論理的に書けていること。

成績評価方法(備考)

毎回授業のレスポンス・ペーパー(50%)、授業内レポート(50%)。レポートは授業内容に関するもので、あらためて文献を読む必要はない(読むこと自体は歓迎するけれども)。

受講および研究に関するアドバイス

単位を取るという点では、道は2つ。第1は、こつこつ授業に出てノートを取り(プリントにメモして)、毎回のレスポンス・ペーパーで点数を稼ぐ方法。第2は、一発勝負の、レポートにすべてを賭ける方法。この授業では出席を取らない。だから、第2の方法も可能性はある、が、全15回の授業内容に匹敵するレポートの材料を集めるには、図書館で相当の本や論文を、自分で読む必要がある(なお、ネットからのコピペは、やめたほうがいい。大学教員にはすぐ見抜かれるし、カンニング扱いで0点、下手すれば単位剥奪。危険すぎる)。ちなみにレポートの課題は、授業内容。授業プリントがあれば書ける内容で、あらためて文献を読む必要はない(積極的に読むことは歓迎・評価するが)。つまらない結論だが、結局、第1の方法が一番楽だと思う。王道とはそんなものである。急がば回れ。Festina lente(ゆっくり急げ)。

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

参考書

参考書(使用頻度、その他補足)

参考になるwwwページ

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

コミュニケーションペーパー

備考

【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/