| 授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科 | 全担当教員 | 単位数 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 15919:[2025 秋セメスター]生理学(SB) | 2025 | 秋セメスター | 火2 | 産業社会学部 | 漆原 良 | 2 |
キャンパス
授業施設
授業で利用する言語
授業の概要と方法
ヒトの生命は、身体内の様々な機能により維持されています。生理学は、これら個々の機能、そしてそれらが統合された個体全体としての生命現象を解明していこうとする学問分野です。ヒトが生きる仕組み、生きている人の営みに伴って生じる身体の変化等を扱うため、その内容は非常に多岐にわたりますが、この授業では、まずヒトの生命現象の最小構成単位である細胞の活動から、ヒトが「生きる」、「活動する」仕組みについて学んだ後、「運動」を支える構造や機能、運動にともなう身体の生理的な変化を中心に概説していきます。
つまり、生理学、運動生理学、解剖学にわたる内容に触れることになりますが、その内容を網羅的に扱うことは困難であり、また多数の用語を覚える必要もあるため、事前に資料を配布し、目を通した上で解説を聞くという進め方で行います。予習時および解説後に質問を受け付け、できる限り質問には答えていくつもりです。
なお、本授業は、どの学生でも受講可能ではありますが、中・高保健体育教職課程の必修科目になっていることから、運動やスポーツの指導について考える際の基礎となる知識や身体のみ方、考え方を身に着けることを目的に含みます。
*SAおよびSBの2クラス開講ですが、両クラスとも基本的に取り扱う講義内容は同じです 。
【授業の方法】
本科目は大学設置基準ならびに立命館大学産業社会学部則、立命館大学大学院社会学研究科研究科則において、区分を面接授業とする。毎回、資料を配布し、スライドを提示しながら講義を行う。予習をして授業に臨めるよう事前に資料配布を行い、質問を受け付け、質問内容を反映して説明を行う他、毎回の授業で出された質問は翌授業回冒頭にて可能な範囲で回答を行う。授業期間中に2回その授業回までの理解度を確認する到達度検証レポートを実施し、提出期間終了後にフィードバックを行う。最終レポートについては最終講義日に出題意図や取り組むポイントを説明した上で、取り組んでもらう。
詳細な実施方法については、manaba+Rのコースニュース、「授業スケジュール」および「授業実施形態」欄を確認のこと。
受講生の到達目標
・運動に伴う身体の生理学的な現象について理解し,自身の身体活動や運動指導に結び付けて説明することができる
事前に履修しておくことが望まれる科目
保健体育教員免許の取得を目指す方は、他の必修・選択必修科目である「衛生学」や「学校保健」、「スポーツバイオメカニクス」などの基礎にあたる内容を扱うため、これらの科目の履修前に本科目(生理学)を履修しておくことを薦めます。
スポーツ社会専攻の(もしくはスポーツ社会専攻とのダブルメジャー履修をしている)学生については、本科目(生理学)の前に専門導入科目のウエルネス論を事前に履修しておくことを強く薦めます。本講義が生体の運動機能を中心に説明するのに対し、ウエルネス論では、運動を行う前提となる生体の生命維持機能について説明するため、その内容の理解が本講義の理解を助けてくれます。
一般教養科目「スポーツのサイエンス」、「現代人とヘルスケア」でも生理学に関連する内容が扱われていますが、これらの科目では生理学から発展した応用的な内容を取り扱うため、本科目(生理学)を受講した後にこれらの科目を履修することを薦めます。
授業スケジュール
| 授業回数/ 担当教員(複数担当の場合) |
テーマ |
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| キーワード・文献・補足事項等 | |
| 1 |
授業の概要と導入、生理学とは?
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生理学、解剖学、運動生理学
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| 2 | 細胞の構造と電位変動 |
動物性細胞、細胞膜の特性
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| 3 | 神経細胞の構造、興奮の伝導と伝達 |
神経細胞、有髄神経、無髄神経
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| 4 | 骨格と骨格筋と収縮の仕組み |
骨格、関節、可動域
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| 5 | 筋線維タイプの分類とエネルギー供給機構 |
筋線維タイプ(TypeⅠ、TypeⅡa、TypeⅡb)
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| 6 | 運動単位と筋の動員 |
運動単位、神経支配比
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| 7 | 固有受容器が関わる反射的運動制御 |
受容器、筋紡錘、腱紡錘
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| 8 | 末梢神経と中枢神経の構造と機能 |
末梢神経(運動神経、感覚神経)
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| 9 | 神経系および筋の活動の観察および中間まとめ |
生体アンプを使用した筋電図および誘発筋電図の観察
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| 10 | 呼吸器の構造と呼吸の仕組み |
呼吸器系(肺、肺胞、気管支)、呼吸筋群
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| 11 | 運動に伴う呼吸器系の応答 |
肺活量、肺胞換気量、一回換気量、死腔量、呼吸数
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| 12 | 循環器系の構造と機能1 |
血液(赤血球、白血球、血小板、血漿)
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| 13 | 循環器系の構造と機能2 |
心電図、心拍数、心拍出量、血圧、心臓血管中枢 |
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| 14 | 運動に伴う循環器系の応答と体温調節 |
最大心拍数、血流再分配、筋ポンプ作用
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授業実施形態
授業外学習の指示
授業内容としては高校までに学ぶ生物、保健、体育、家庭科、化学、物理、数学を基礎として、その延長、応用した内容になります。高校段階でこれらの科目を学ぶ機会が少なかった方はもちろん、学んでいた方にとっても多くの新しい言葉が出てきます。
しかし、そういった用語を暗記する授業ではなく、人が生きる仕組みや運動する仕組み、運動することによって起きる現象を理解する授業になりますので、用語やその用語が示す概念を踏まえた上で授業を聴講できることにより、授業内容の理解が大きく向上します。
このため、本授業では、基本的に前週の授業時に、翌週の授業で使用する資料を配布し予習した上で授業当日を迎えられるようにしています。また、授業冒頭に前週の授業に関する質問に対してコメントする時間を長めに設けることで理解を深めてもらうことを目指しています。以上の理由から、予習および授業内の質問を大切にしてもらいたいと考えています。
あわせて、授業内で簡単な実験を行ったり、日々の生活、トレーニングで応用可能な知識の紹介をしますので、それらを授業外で実践することによってさらに理解を深めることが期待されます。
成績評価方法
| 種別 | 割合(%) | 評価基準等 |
|---|---|---|
| 定期試験(筆記) | 0 | |
| レポート試験 (統一締切日を締切とするレポート) |
0 | |
| 上記以外の試験・レポート、平常点評価 (日常的な授業における取組状況の評価) |
100 | ①授業への参加状況(28点)
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成績評価方法(備考)
試合等参加証明書の提出や、やむを得ず欠席する事情の申し出(原則として授業前後に対面にて申し出て下さい)により配慮をします。詳細は+R授業で説明します。
配慮の内容:
出席点の加点、欠席回の授業資料等の提供、授業内容に対する質問の受付。ただし、欠席回数が多い場合は、授業内容についていけなくことを防ぐ目的で課題を課す場合があります。
配慮に該当する事由例:
公欠届、試合等参加証明書が提出される場合、交通機関の乱れ、体調不良、冠婚葬祭、就職活動、ゼミ合宿等、自分で予定の調整が困難な場合
配慮に該当しない事由例:
私的な旅行、アルバイト、通院等、自分で予定の調整がある程度可能な場合
〇遅刻に対する対応
授業開始後10分を経過して入室した場合は「遅刻」とみなし、受講はできますが、出席点は加算されません。該当する学生には、入室時に用紙を渡しますので、授業終了時に欠席理由を記入の上提出して下さい。理由が、上記欠席の配慮に該当するような内容の場合、配慮(遅刻とはみなさない)します。
受講および研究に関するアドバイス
教科書
教科書(使用頻度、その他補足)
参考書
| 書名 | 著者 | 出版社 | ISBNコード | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 生理学 改訂18版 | 真島英信 | 文光堂 | 978-4830602306 | 講義内容についてより理解を深める時に役立つ |
| あたらしい人体解剖学アトラス 第2版 | 佐藤達夫 (翻訳) | メディカルサイエンスインターナショナル | 978-4815703028 | 講義内容についてより理解を深める時に役立つ |
| 運動生理学 | P.O.オストランド,K.ラダール | 大修館書店 | 4-469-26037-1 | 講義内容についてより理解を深める時に役立つ |
| 生体のしくみ標準テキスト第3版 | 監修 高松 研 , 堀内 ふき | 医学映像教育センター | 978-4862438317 | 広く浅く学ぶ時に役立つ |
| 運動神経生理学講義―細胞レベルからリハビリまで | Mark L. Latash (著), 笠井 達哉 (翻訳), 道免 和久 (翻訳) | 大修館書店 | 978-4469264845 | 講義内容についてより理解を深める時に役立つ |
| 身体運動・健康科学ベーシック | 東京大学身体運動科学研究室 (編集) | 東京大学出版会 | 978-41305270 | 講義内容について発展的に学ぶ時に役立つ |
参考書(使用頻度、その他補足)
参考になるwwwページ
授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法
備考
【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:http://www.ritsumei.ac.jp//students/pathways-future/course/curriculum.html
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/