授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
30039:ジェンダーとダイバーシティ (G1) § 30040:ジェンダー論(G1) 2022 春セメスター 水3 経済学部,理工学部,食マネジメント学部,情報理工学部,生命科学部,薬学部,スポーツ健康科学部 島津 良子 2

キャンパス

BKC

授業施設

コラーニングⅠ 204号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

現代社会における家族と労働との関係を、ジェンダーという視点でとらえることで、今、社会に起こっている事象の相互関連性を理解する。授業では、第1に就職、結婚など、近い将来学生の誰もが直面する身近な問題に対する男女の意識の違いについて知り、第2に家族や労働に関する日本の法律や制度、その現状と問題点を学ぶ。そして第3に多様化する家族や労働形態の変化について学び、新しい生活様式を求められるアフターコロナの世界の中での社会変化とダイバーシティについて、問題解決のヒントを探る。

受講生の到達目標

第1に、先入観や漠然としたイメージではなく、客観的データによって、自分自身のおかれている状況をよく知る。第2に、比較という方法によって、その状況は不変のものではない、あるいはさまざまな社会があり得るという複眼的な視点を持つ。第3に、世界に視野を広げ、大きく変わる世界状況の中でダイバーシティへの問題解決のヒントを探す。この3つの作業の中で、大学で何のために何を学ぶのか、大学を卒業してどんな社会人になりたいのか、という自分自身の問題を考えるきっかけをつかんでほしい。この授業を通じて、受講生が自分自身の将来像やライフスタイルを積極的に設計する意欲を持ち、21世紀の日本社会のヴィジョンを構想し、社会の構成員の一人としてアクションを起こす力を獲得する事を目標とする。

事前に履修しておくことが望まれる科目

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1

「性」とは何か?「ジェンダー」とはどんな概念か?(メディア授業)

「性」という概念の多層性を考える セックス・セクシュアリティ・ジェンダー、性的少数者

2

70年代から2010年代まで、コミックスを読み解く(対面)

「働きマン」など、過去40年間のコミックスのキャラクター設定、結婚観、仕事観の変化をたどる

3

企業アンケート(マーケット・リサーチ)などのデータを読み解く(対面)

団塊世代の女と男、戦後家族(性別役割分業家族)、専業主婦、離婚と養育費

4

イマドキの若者、共働き家族と家事分担(対面)

男性の超・長時間労働と女性のM字型就労

5

団塊世代の老後(対面)

熟年離婚、男性介護、孤独死、セルフケア

6

女性労働 女性は二級の戦力か?(対面)

無償労働と有償労働、二重労働、賃金格差、貧困の女性化

7

男性労働と家族(夫婦関係、親子関係)(対面)

過労死、心身症、30歳代の危機、地域社会と男性

8

女性非正規労働(日本の税制と社会保障制度 )(対面)

世帯主義の税制 専業主婦優遇策 年金制度の3号被保険者、主婦パート

9

男性若年労働者と非正規雇用、 労働形態と結婚(対面)

ワーキングプア、格差社会、男性非正規労働者

10

婚活、 少子高齢化社会(対面)

非婚・晩婚化、晩産化

11

世界の家族政策 ①北欧型(スウェーデン、デンマーク、フィンランド) ②西ヨーロッパ型(フランス)(対面)

①男女平等、高福祉・高負担の国、優良な納税者を作る ② 家庭への現金給付、多子家庭優遇

12

第三の選択 オランダ(対面)

ワークシェアリングとジェンダー、%で働く、同一価値労働同一賃金

13

アフターコロナの女性労働(対面)

ワークライフバランス、女性総合職、エッセンシャルワーカー

14

アフターコロナの男性労働(対面)

リモートワークと家庭、モバイルスキルと男性労働

15

まとめ(対面)

職業労働の変化と経済

授業実施形態

 来年度の授業形態については、⽴命館⼤学 BCP の活動レベルに応じて、実施形態を判断しますが、本授業は大規模授業のため、Web 授業を基本に実施することになります。

 ①【BCPレベル1〜2の場合】
  教室の対面授業を実施する。

 ②【BCPレベル3~4の場合】
  「Web 授業を基本とする」・「原則 Web 授業のみ」とあるので、本授業はWeb授業とする。
 
 まず、第1回目の授業は対面ではなく、すべてWeb授業となります。感染状況が改善しても、第1回目の対面授業はありません。第1回目の授業の「お知らせ」で第2回以降授業の実施方法については再度確認します。4月初回の「お知らせ」に注意しておいてください。

授業外学習の指示

授業の進展とともに、ニュースに注意し、新聞記事を探したり、自分が特に興味を持ったテーマについてインターネットを検索したりの自学自習を進めてほしい。授業でもミニレポートとして、ジェンダー関連の単行本1冊を読んで、書評する(A4-1枚)という課題を課す。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記) 0

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)
60

出題に対しては、授業内容を踏まえた内容で論述することを重視する。論述問題1題か2題の回答をmanaba+Rで提出。

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
40

授業へのコメント5回と課題のミニレポート2点の提出。
指定された条件(〆切、字数など)と大きくかけ離れた提出物は減点対象になります。

成績評価方法(備考)

成績は試験に代わるレポート提出と課題提出2点の3つを総合して評価する。

受講および研究に関するアドバイス

テレビのニュース、新聞記事、ドキュメント番組など、授業で触れる話題が登場する機会は多いはず。アフターコロナの社会の動きに敏感になり、時事的な話題を身近な情報媒体からチェックする習慣を養って、授業内容と現実の社会の動きとを結びつける努力をしてほしい(対面授業の回数の減少により、より一層各自で自学自習をすすめる必要があります)。また、授業に対する受講生のコメントは、成績評価(平常点)にも加算されます。授業内容についての自分の考えをコメントに書いてください。

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

参考書

参考書(使用頻度、その他補足)

参考になるwwwページ

 各自で授業の進展にあわせてテーマにかかわるキーワードを入れて検索してほしい。その際、ネット上のさまざまな意見や見方を鵜呑みにすることなく、批判的に読むことを心がけてほしい。

この科目は、教養教育における6つの科目群のうち、「立命館科目」に位置付けられています。詳しくは、http://www.ritsumei.ac.jp/liberalarts/course/course-r.html/

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

コミュニケーションペーパー,manaba+R

備考

多人数のクラスなので提出物は指定の形式(Word・PDFなどのファイル形式)を必ず守ってください。大学が認める理由が明記されていない期限後の提出物は受け取れません。円滑な授業運営にご協力をお願いいたします。
【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:http://www.ritsumei.ac.jp//students/pathways-future/course/curriculum.html