授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
11512:人間研究入門講義(L) 2024 春セメスター 木1 文学部 伊勢 俊彦、鵜野 祐介、加國 尚志、加納 友子、亀井 大輔、鈴木 崇志、辻 敦子、永守 伸年、西村 拓生、林 芳紀、福原 浩之、布山 美慕、山内 清郎 2

キャンパス

衣笠

授業施設

明学館MG401号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

この科目は、哲学・倫理学および教育人間学とはどのような学問であるのかを、学域所属の専任教員がそれぞれの研究分野についてリレー形式で講義する科目です。15回の講義をすべて聴くことで、これまで思い浮かばなかったさまざまな研究テーマを知り、いったん興味関心の幅を広げたうえで、2回生以降の専攻選択の参考にすることができます。課題に対するフィードバックは、必要に応じてmanaba+Rを通しておこないます。

受講生の到達目標

1、哲学・倫理学および教育人間学がどのような学問であるのかを包括的に理解する。
2、哲学・倫理学および教育人間学全般について、広く興味を持つ。
3、2回生進級時の専攻選択に向けて、各自の興味関心の所在を自覚する。

事前に履修しておくことが望まれる科目

特にありません。

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1

オリエンテーション(担当:亀井大輔教授・辻敦子准教授)

今後の授業の進め方、履修上の注意、成績評価方法の説明

2

【教育人間学】福原浩之教授による講義

内なる促し・体験・把捉・自証 -体験的教育人間学の方法を求めて-

3

【哲学・倫理学】加國尚志教授による講義

私の研究の歩みーメルロ=ポンティの哲学について

4

【教育人間学】辻󠄀敦子准教授による講義

「教育」という物語をめぐって

5

【哲学・倫理学】鈴木崇志准教授による講義

「自己」と「他者」について哲学的に考える

6

【教育人間学】西村拓生教授による講義

教育人間学は「役に立つ」か?

7

【哲学・倫理学】亀井大輔教授による講義

「同じこと」と「違うこと」──現代哲学への入門

8

【教育人間学】鵜野祐介教授による講義

蛇女房は何故わが子を棄てたのか
―「母子離別」モチーフの歴史的背景と教育人間学的意味―

9

【哲学・倫理学】永守伸年准教授による講義

「自律とは何か」を考える

10

【教育人間学】加納友子教授による講義

「信頼感覚」の形成と心身相関的アプローチの可能性

11

【哲学・倫理学】伊勢俊彦教授による講義

「自然」と「人間」を哲学する

12

【教育人間学】山内清郎准教授による講義

子どもの世界を「読む」ということ─よく知っている物語も別の視点から見返すと─

13

【哲学・倫理学】林芳紀教授による講義

スポーツマンシップとは何か——スポーツ倫理学への招待

14

【教育人間学】布山美慕准教授による講義

解釈の多義性や決めないことの価値:認知科学の視点から

15

講義のまとめ(担当:亀井大輔教授・辻敦子准教授)

専攻主任による専攻紹介、専攻選択ガイダンス、レポート作成上の注意

授業実施形態

対面授業にて実施する。

授業外学習の指示

授業内で紹介された参考文献を可能なかぎり読んでみましょう。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記) 0

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)
0

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

哲学・倫理学系について1つ、教育人間学系から1つの合計2本のレポートを作成する。講義の理解度、参考文献の活用、各人自身の考察の深さと広がりを評価基準とする。:70%
授業への参加度(コミュニケーションペーパーの提出):30%

成績評価方法(備考)

受講および研究に関するアドバイス

この科目と「研究入門」は、互いに補い合う関係にあります。それぞれで得た知見や関心を他方で活かすよう心がけましょう。

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

特になし

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
人間を生きるということ -「体験」の教育人間学に向けて- 鳶野克己(編) 文理閣 978-4-89259-787-9

参考書(使用頻度、その他補足)

各回の講義の中で紹介します。

参考になるwwwページ

各回の講義の中で紹介します。

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

コミュニケーションペーパー,manaba+R

備考

特になし。
【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:http://www.ritsumei.ac.jp//students/pathways-future/course/curriculum.html