| Course Name | Year | Term | Period | Faculty / Graduate School | All Instructors | Credits |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 51911:[2025 Fall]Gender and Diversity (P) § 51912:Gender Studies (P) § 51913:Special Lecture on Vision Broadening (P1) | 2025 | Fall | Fri1 | College Of Policy Science,College of Image Arts and Sciences,College of Information Science and Engineering | SONG KICHAN | 2 |
Campus
Class Venue
Language
Course Outline and Method
多様性(ダイバーシティ)は本来社会を豊かにする。しかし現実には、人間が人間らしく生きることにかかわる様々な差別、偏見、格差などの社会問題がある。それらを理解するために平等、人権、正義という考え方が重要となる。開かれた関係づくりをめざすジェンダーの視点など、他者を尊重する考え方を身につけ、多様な個々人の相互理解の実現を妨げている社会の現状とそれらを解決する道筋(思想、制度、行動)について具体的に学ぶ。社会における自分の立場をも重ねて思考し、自由で公正な社会を構想する。
[Pクラスの授業概要と方法]
生物学的性差に対して「社会・文化的に構築される性」を意味するジェンダー概念は、1960年代以降のフェミニズム理論・言説の発展過程で一般に広まった。ジェンダー概念が、生物学的二分法に基づいた既存の固い性役割区分に穴を開け、多様な議論を可能にしたように、現代社会における「LGBTQ」など性的少数者の声は、個人における生と性の実践における多様性への肯定と共存の重要性を私たちに呼びかけている。このように「ジェンダー」と「ダイバーシティ」は、その歴史的意味だけでなく、互いに密接につながっている概念である。そして、今巷で流行っている「持続可能な開発目標(SDGs)」に「ジェンダーの平等」が掲げられることで、「ジェンダー」と「ダイバーシティ」は、社会的に注目を浴びているキーワードとなった。その中で、「ジェンダー」と「ダイバーシティ」をグローバル競争に勝ち残るための競争力として理解する見方も現れ、就活や社会生活などにおける個人の競争力を高めることを目的として受講する人がいてもおかしくない状況が生まれている。もちろん、この授業で獲得した知識がそのような目的に活用することもあり得ることであるし、それを完全に否定する訳ではない。しかし、最も重要な点は、この授業を通して「ダイバーシティ」をただ知識的に認めるだけではなく、「ダイバーシティ」を認め、肯定する過程において自分自身が変わることをも肯定できることである。
「ジェンダー」と「ダイバーシティ」問題の中心には、差異を認めない「同一性の暴力」がある。授業では、その暴力の実態に哲学、人類学、社会学を通じて多様な角度から迫っていく。そして、自分自身がその暴力を構成していることを発見することを目指す。授業の方法として、映像学的理解に基づいて、映像における社会的意味を分析したり、「ジェンダー」と「ダイバーシティ」関連の事件・事例に関する分析と討論を通じて、より実践的な学びを試みる。
Student Attainment Objectives
1.日常的な生活をとおして平等、人権、正義に反する社会問題 を考える。
2.ジェンダーの視点など、多様性(ダイバーシティ)を尊重す るとはどういうことかについて理解する。
3.社会における自分の在りようを考え、具体的行動に結びつけ ることができるようになる。
[Pクラスの到達目標]
1. ジェンダーとそれに関連するの基本的な概念・用語を理解し、その学問的・社会的意味を説明することができる。
2. ダイバーシティ概念を現代哲学の脈略から理解し、説明することができる。
3. 「当たり前」と思われがちな事柄を相対化し、分析対象として捉える社会学・人類学的視点を養う。
4. ジェンダーとダイバーシティの視点から、より公正な社会をめざすための実践について考えることができる。
Recommended Preparatory Course
Course Schedule
| Lecture/Instructor(When there are multiple instructors) | Theme |
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| Keyword, References and Supplementary Information | |
| 1 | [+R授業] 授業イントロダクション |
メディア授業(オンデマンド)
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| 2 | 導入討論:ジェンダーからダイバーシティへ |
ジェンダー概念の意味、歴史、現代における争点、ダイバーシティ概念に関する講義
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| 3 | 同一性の暴力と哲学1 |
西洋哲学における本質主義の影
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| 4 | 同一性の暴力と哲学2 |
現代哲学における「差異」への注目とダイバーシティ
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| 5 | マイノリティとマジョリティ |
マイノリティとアイデンティティポリティクス
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| 6 |
メディア授業(オンデマンド)
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映像における性の表現、女らしい、男らしい、「女子力」 |
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| 7 | 障害とジェンダー/ダイバーシティ |
障害/健常、女性障害者 |
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| 8 | 同調圧力と日常的差別 |
マイクロアグレッション
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| 9 | 性的少数者とダイバーシティ1 |
[ゲストスピーカーA]
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| 10 | 性的少数者とダイバーシティ2 |
[ゲストスピーカーB]
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| 11 | 授業課題発表1 |
提出された授業課題(成績評価40%分)の中から、発表対象者として選ばれた学生の提出物について、授業中発表を行い、それについて討論する。 |
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| 12 | 授業課題発表2 |
提出された授業課題(成績評価40%分)の中から、発表対象者として選ばれた学生の提出物について、授業中発表を行い、それについて討論する。 |
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| 13 | 授業課題発表3 |
提出された授業課題(成績評価40%分)の中から、発表対象者として選ばれた学生の提出物について、授業中発表を行い、それについて討論する。
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| 14 | 全体のまとめと展望:同一性から差異の哲学へ |
リゾーム(rhizome)的思考とダイバーシティ、Multiplicity |
Class Format
・1回目と6回目の授業は「+R授業」(オンデマンド)で実施するが、その他は基本的に対面で行われます。
Recommendations for Private Study
Grade Evaluation Method
| Kind | Percentage | Grading Criteria etc. |
|---|---|---|
| Final Examination (Written) | ||
| Report Examination (A report to be submitted by the unified deadline) |
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| Exams and/or Reports other than those stated above, and Continuous Assessment (Evaluation of Everyday Performance in Class) |
100 | 1. 毎回、授業内容を踏まえた「授業リアクション・ペーパー(コミュニケーションペーパー)」の提出を求める。提出されたリアクション・ペーパーの中で授業中紹介したり、発表を求める場合がある。これによって授業参与度を評価する。60%
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Grade Evaluation Method (Note)
Advice to Students on Study and Research Methods
・授業中の討論はできるだけ自由な討論を保障しますが、ヘイト表現や、差別的発言などには厳しく対応しますので、気をつけてください。
Textbooks
Textbooks (Frequency of Use, Note)
Reference Books
Reference Books (Frequency of Use, Note)
Web Pages for Reference
How to Communicate with the Instructor In and Out of Class(Including Instructor Contact Information)
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URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/