授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
14640:文学と社会(GB) 2024 秋セメスター 月1 法学部,産業社会学部,文学部 河野 有時 2

キャンパス

衣笠

授業施設

以学館IG401号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

 「文学」と「社会」は相対立する概念のように思われるかもしれない。社会が現実のものであるのに対して、文学は虚構をもってするからだろう。だが、社会の大きな変化はその時代の文学に大きな影響を与えたであろうし、ベストセラーとなった小説が社会現象となったという例も少なくない。社会と文学は相互に作用し合っていると見ることもできるのではないだろうか。
 本講義では、文学は社会をどのように描いたか、社会は文学をどのように受け入れてきたということを「現代社会」「教育」「性別」「経済」「戦争」「技術」を鍵語に考察していく。考察にあたっては、日本の近現代の文学作品を対象として、作品に描かれた世界と享受の様相を読み解いていく。
 授業は講義形式でおこない、各回の授業では質問や感想、意見の提出を求めることがある。それらについては次回の授業の冒頭で、回答や捕捉説明をする。評価は授業の前半が終わったときの小レポートと学期末のレポートにより、各レポートの出題意図の解説と講評は、manaba+Rにておこなう。

*受講生の状況に応じて鍵語を追加、変更することがある。

受講生の到達目標

・文学作品を読み、社会背景について考えることができる。
・文学が「現代社会」「教育」「性別」「経済」「戦争」「技術」とどのように関わっているかを捉えることができる。
・文学と社会の関係性に意識的となり、相互の関連を考えることができる。

事前に履修しておくことが望まれる科目

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1

「文学と社会」について

授業の概要・進め方・評価に関する説明

2

文学と教育(1)

国語教育の現在地・新学習指導要領・文学国語

3

文学と教育(2)

中学校国語の教科書を読む・井上ひさし「握手」

4

文学と教育(3)

高等学校国語の教科書を読む・中島敦「山月記」

5

文学と性別(1)

フェミニズム批評とはなにか

6

文学と性別(2)

文学研究とジェンダー

7

文学と性別(3)

夏目漱石「こころ」を読む

8

「文学と社会」再考(1)〜前半のふり返り

60分間の課題レポート+30分の解説

9

文学と戦争(1)

文学による反戦はいかに可能か

10

文学と戦争(2)

日露戦争と文学・与謝野晶子「君死にたまふこと勿れ」

11

文学と経済(1)

文学と市場経済

12

文学と経済(2)

文学に描かれた貧困

13

文学と技術

新しい技術と文学ー飛行機とロボット

14

文学と現代社会(1)

文学とグローバル化

15

文学と現代社会(2)

文学と感染症

授業実施形態

初回はメディア授業(オンデマンド型)でおこなうが、原則として対面で実施する。各回の詳細はmanaba+Rのコースニュースにて連絡する。

授業外学習の指示

授業で取りあげられる作品を読み内容を理解しておく。また、授業で取りあげられた作品や資料の内容を確認し、関連領域について自分の考えを整理する。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記)

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

・期末レポート 50% 講義内容に関連する問いによって、学習到達目標の到達度を点数化する。

・前半終了時の小レポート 30% それまでの講義内容関連する問いを通して、レポートの形式・内容・表現を点数化する。

・授業参加度 20% 出席状況を前提とした授業での質疑応答へのかかわり方による。

成績評価方法(備考)

受講および研究に関するアドバイス

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

参考書

参考書(使用頻度、その他補足)

参考になるwwwページ

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

コミュニケーションペーパー,manaba+R,学生との直接対話

備考

【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:http://www.ritsumei.ac.jp//students/pathways-future/course/curriculum.html