授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
14911:[2025 春セメスター](留)日本の文化・地理・歴史(GA) § 14912:(留)日本の文化(GA) 2025 春セメスター 木3 法学部,産業社会学部,国際関係学部,文学部 中村 忠男 2

キャンパス

衣笠

授業施設

啓明館KM201号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

 本講義では主として第二次世界大戦後における日本の文化史のいくつかの側面を取り上げ、現代との連続性と乖離について論じます。ただし、国際的に有名な大文字の日本の伝統文化ではなく、あくまでも小文字の文化、すなわち「大衆文化」を対象とします。また、あたかも均質な「日本文化」が存在するかのように論じるのではなく、複数の別個の文化が存在し、相互に錯綜しつつ不断に流動しているという前提に基づき考察を進めることにします。具体的な題材としては「プロフェッショナル・レスリング」という特異なスポーツ/エンターテイメントを取り上げ、そこに認められる文化的特徴から複数の日本文化に通底する入口を模索します。ただし、いわゆる「プロレス論」を展開する授業ではまったくないことにはご留意ください。
 授業の実施形態としては前半1時間を講義にあて、後半35分は授業中に用いた日本語表現を活用してライティングを実施します。その後、受講者二名から三名で出来上がったテクストを読み合わせ、ピアサポートを通じて日本語表現力の向上を図ることにします。
 学期末レポートの出題意図などは第13回授業で説明します。また、課題に対するフィードバックはManaba+Rでおこなうこともあります。

受講生の到達目標

1) 第二次世界大戦後の日本の大衆文化とメディアとの関係について理解する。
2) 自国における大衆文化を相対化する視座を涵養する。
3) 生きた日本語を実践的に学習する。

事前に履修しておくことが望まれる科目

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1

ガイダンス

大衆文化研究への序論、虚構としての「国民文化」

2

スポーツとメディア1

新聞とスポーツ、ラジオと政治、メディア・イベント

3

スポーツとメディア2

街頭テレビ、公共空間、民間テレビ放送

4

スポーツ実況という話芸の発展

口上、活動写真弁士、アナウンサー、野球

5

メディアミックスという戦略

テレビ、マンガ、アニメ、商品

6

キャラクター文化と商業主義

「タイガーマスク」という現象、草双紙、ポケモン

7

興行と空間移動1

芸能の国際移動、日系移民史、帝国と移民

8

興行と空間移動2

鉄道会社による沿線開発、娯楽施設の発展、公害

9

興行と空間移動3

裏世界、任侠映画、芸能プロダクション

10

アイドルと熱狂

流行歌、少女文化の系譜

11

祝祭と異形性

見世物、相撲、神事、「ミゼット・プロレス」、「障害者プロレス」

12

口承芸能と筋立て

講談、文字化、八百長、本音と建て前

13

学生プロレスと二次創作

大学サークル、ポピュラー音楽

14

全体討論

学期末レポートのアイデア発表会。なお、20分の+R授業の実施を予定していますが、詳細はManaba+Rを参照されたい。

授業実施形態

対面にて実施します。

授業外学習の指示

授業中にはいくつかの関連動画を指示しますので、次週までに閲覧し、短い感想文・コメントを日本語で記してみてください。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記)

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

毎回の授業内でのライティング課題提出 : 40%
学期末レポート : 60%

成績評価方法(備考)

受講および研究に関するアドバイス

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

教科書は用いません。

参考書

参考書(使用頻度、その他補足)

参考文献は授業配布のレジュメで明記します。

参考になるwwwページ

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

学生との直接対話

備考

【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/