授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
36037:(教)理科授業法 (G1) § 36038:(教)理科授業研究(G1) 2022 春セメスター 金3 理工学部,生命科学部,理工学研究科,生命科学研究科 山下 芳樹 2

キャンパス

BKC

授業施設

理科教育実験室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

理科の授業構成論(情報通信技術の活用を含む),授業の分析や授業開発方法,指導案の作成方法などの検討及びその実践を通して,理科の授業づくりや学習指導についての実践的力量の形成を目指す。本授業は,グループ単位(または 個人単位)による教材開発,学習指導案の作成,模擬授業実践という学生主体の演習形式で行う。

受講生の到達目標

小学校理科,中・高等学校理科との内容の系統性に配慮しながら,以下の3点を到達目標とする。
1.中・高等学校理科の教材分析,授業評価法や指導原理を統合し,理科の目標である「科学的に探究するための資質や能力」の涵養を実践できる授業デザイン能力(情報通信技術の活用を含む)を形成する。
2.小中高の連携を図りながらも,中学校理科の特徴をふまえ,評価と一体化した柔軟な授業展開を実践できる力量を形成する。
3.PDCAサイクルによる実施可能な指導案への修正作業、さらにはそれに基づく授業が実施できる。

事前に履修しておくことが望まれる科目

理科教育概論、理科指導法Ⅰを履修しておくことが望ましい。なお、授業は理科教育概論の学習内容の習得を前提として進める。

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
第1回

【指導案作成のための基盤①】小・中高等学校における理科授業の特徴とその基本的性格

学習内容の系統的配置とその効果的な展開

第2回

【指導案作成のための基盤②】理科教育の歴史的変遷と現在(中等理科授業を中心として)

教科「理科」の誕生,時代の変遷と理科の意義の推移

第3回

【指導案作成のための基盤③】理科の現行学習指導要領の構造とその特徴

理科の目標・内容・方法・評価の読み解き方

第4回

代表的な理科の編成方法の特徴とその分析①

行動主義,認知主義,構成主義,状況主義に基づいた教授法の特色

第5回

代表的な理科の編成方法の特徴とその分析②

科学リテラシー,新しい科学論と科学教育,理科教育に託された思いをひもとく

第6回

授業づくりのための学習指導案の作成①

授業の構成(情報通信技術の活用を含む)とその分析,生徒の学びの視点

第7回

授業づくりのための学習指導案の作成②

授業者の計画に即した学習指導案の作り方

第8回

授業づくりのための学習指導案の作成③

授業づくりを可能にする指導案の作成と分析

第9回

理科授業の観察・記録

メンター教師によるモデル授業,授業の観察の視点

第10回

理科授業の分析①

授業分析の実際とモデル授業の作成(情報通信技術の活用を含む)

第11回

理科授業の分析②

モデル授業の実践とその分析

第12回

理科授業の実践,評価,改善①

授業実践を通しての指導案の分析・評価・改善

第13回

理科授業の実践,評価,改善②

授業実践者の意図を反映した改善案の作成

第14回

理科授業の実践,評価,改善③

改善案の実施とメンター教師による評価

第15回

中・高等学校理科授業の総括

確かな授業を可能にする教材の開発(情報通信技術の活用を含む)と教材研究

授業実施形態

【BCPレベル1~2の場合】
第1回~第15回まで、感染防止策を講じた上で、対面授業を実施する。
【BCPレベル3~4の場合】
原則、第1回~第15回まで、WEB授業を実施するが、感染防止策を講じた上で、対面授業を数回実施する場合がある。

授業外学習の指示

 実施可能な理科の授業づくりのためにグループワークを多く取り入れます。特に、模擬授業に向けての取り組みでは、課外での活動が大きなウェイトを占めます。学習指導案の作成では、添削をはじめ個人指導も取り入れていますので、いわば反転授業(授業外での活動を元に授業が進められる)的要素が強い展開となります。具体的な作業手順については、その都度指示をします。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記) 0

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)
0

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

下記の目標を反映した授業作り,またそれを可能にする学習指導案,および模擬授業に基づく指導案の修正作業という平常活動を評価の対象とする。
1.中・高等学校理科の教材分析,授業評価法や指導原理を統合し,理科の目標である「科学的に探究するための資質や能力」の涵養を実践できる授業デザイン能力を形成する。
2.小中高の連携を図りながらも,中学校理科の特徴をふまえ,評価と一体化した柔軟な授業展開を実践できる力量を形成する。

成績評価方法(備考)

【BCPレベル3~4の場合の評価方法】
5種類の課題を提示し、オンライン授業でその解説、および課題への取り組み方を指示する。それに基づいて課題を提出する。課題への取り組み方、およびオンライン授業の出席回数等で総合的に判断する。 

受講および研究に関するアドバイス

教科書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
初等理科教育 山下芳樹他 ミネルヴァ書房 978-4-623-08200-1

教科書(使用頻度、その他補足)

テキスト「中等理科教育法(ミネルヴァ書房)」が4月に刊行されます。購入しておいてください。

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
物理の学び徹底理解(力学編) 山下芳樹 ミネルヴァ書房 978-4-623-07392-4
物理の学び徹底理解(電磁気編) 山下芳樹 ミネルヴァ書房 978-4-623-07657-4
すべての答えは小学校理科にある 山下芳樹 電気書院 978-4-485-30098-5

参考書(使用頻度、その他補足)

参考になるwwwページ

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

コミュニケーションペーパー,学生との直接対話,その他(教員より別途指示)

備考

【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:http://www.ritsumei.ac.jp//students/pathways-future/course/curriculum.html