授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
51900:[2025 夏集中Ⅱ](教)情報科授業法 (G) § 51901:(教)情報科授業研究(G) 2025 夏集中Ⅱ 映像学部,理工学部,情報理工学部,理工学研究科,情報理工学研究科 沖 裕貴 2

キャンパス

OIC

授業施設

AS264マルチメディアルーム

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

 情報科の授業構成論または授業研究として位置付け、情報科の授業構成論、授業の分析や授業開発方法、指導案の作成方法などの検討及びその実践を通して、情報科の授業づくりや学習指導についての実践的力量の形成を目指す。本授業では、グループ単位(または個人単位)による教科「情報」の教材開発、学習指導案作成、模擬授業(マイクロティーチング)、評価、改善によるPDCAサイクルでアクティブ・ラーニングによる実践力を培う。
 具体的には、各自で分担して全70時間の共通教科「情報Ⅰ」のカリキュラム開発と各時の学習指導案作成を行い、カリキュラム開発力、学習指導案の作成力、教材開発力、授業実践力を養う。
 なお、授業は個人ワークやグループワークを基調とし、受講生との質疑応答を重視する。評価に関しては、第1回、第2回の授業に関して小レポート(宿題、15点)、第3回~第5回の授業中に発表・提出する「構想シート」(各5点×3回=15点)とともに、各自で作成した学習指導案や教材(70点)で評価する。その結果はmanaba+Rで確認できるようにする。
 また、レジュメや資料は紙媒体での配布は行わず、manaba+Rのコンテンツで提供する。

受講生の到達目標

① 日本の情報教育と教科「情報」の変遷、概要、目標を説明できる。
② 教科「情報」の典型教材の特徴を説明できる。
③ 授業の到達目標の実現に適した授業を設計することができる。
④ 教科「情報」の目標を踏まえ、「情報」のカリキュラムの設計と評価を行うことができる。
⑤ 教科「情報」の授業を実施するために必要な指導方略、指導方術を工夫することができる。

事前に履修しておくことが望まれる科目

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
第01回

+R授業(事前、VOD)と情報教育の歴史的展開(対面授業)

【+R授業】授業の到達目標と進め方、成績処理の方法等。詳細はmanaba+R参照のこと
【情報教育の歴史的展開】情報教育の経緯、情報リテラシーの定義、学習指導要領における情報教育、小学校の情報教育、中学校の情報教育、高等学校の情報教育、総合的な学習の時間。

第02回

共通教科「情報」の概要

共通教科「情報」の目標・内容、専門教科「情報」の目標・内容。

第03回

情報科のカリキュラム(1)

情報活用の実践力/情報活用の実践力の指導法と典型教材ならびに情報通信技術の適切な活用。
<授業中発表・提出>構想シート(「情報活用の実践力」の授業の構想、5点)

第04回

情報科のカリキュラム(2)

情報の科学的な理解/情報の科学的な理解の指導法と典型教材ならびに情報通信技術の適切な活用。
<宿題>小レポート(①②の授業に関して授業で何を大切にしたいか、15点)
<授業中発表・提出>構想シート(「情報の科学的な理解」の授業の構想、5点)

第05回

情報科のカリキュラム(3)

情報社会に参画する態度/情報社会に参画する態度の指導法と典型教材ならびに情報通信技術の適切な活用。
<授業中発表・提出>構想シート(⑤の授業の構想、5点)

第06回

カリキュラム開発と授業設計(準備)

情報科の授業設計の方法と留意点、学習指導案の書き方(特に到達目標、評価の観点)や学習指導案作成の分担、発表順の決定

第07回

学習指導案と教材の作成(個人作業)

第08回

学習指導案と教材の作成(個人作業)

<宿題>本日の午後~翌日にかけて学習指導案と教材の作成(第09回目に提出)

第09回

学習指導案と教材の提出(個人作業)

第10回

学習指導案の全体発表1(20分発表+10分質疑応答)×3名

第11回

学習指導案の全体発表2(20分発表+10分質疑応答)×3名

第12回

学習指導案の全体発表3(20分発表+10分質疑応答)×3名

第13回

学習指導案の全体発表4(20分発表+10分質疑応答)×3名

第14回

学習指導案の全体発表5(20分発表+10分質疑応答)×3名

授業実施形態

 対面授業を基本とする。
 対面以外の実施形態をとる場合は、適宜指示する。
 なお、+R授業は第1回目の授業(115分間:20分間の+R授業VOD、95分間の対面授業)で実施する。+R授業のURLは、事前にmanaba+Rのコースニュース及び第1回授業のコンテンツに載せる予定である。

授業外学習の指示

 第1回、2回目の授業に関しては宿題として小レポートを課し、また第3回~第5回目の授業中に作成した「構想シート」は発表後に提出する。それらは第7回目以降の学習指導案作成のブレストとして用いる。
 また、第10回目以降は「情報Ⅰ」に関する70時間分の学習指導案および授業内で用いる教材を分担して作成する。毎時間の指導案のみならず、授業内で用いるプリントやテスト等も準備し、教育実習や教師になってから利用できるものを目指す。学習指導案の作成は、その多くが授業外での作業になるので、各自計画的に取り組むこと。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記)

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

 成績評価は、到達目標の①、②に対応して、第1回目、第2回目の授業内容に関して小レポート(1日目の宿題、15点)と、到達目標の③④⑤に対応して、第3回目~第5回目の授業中に発表・提出する授業の「構想シート」(各5点×3回=15点)と、各自分担して執筆する学習指導案と教材の評価(70点満点)を総合して行う。

成績評価方法(備考)

 小レポートは第1回、2回の授業を聴いて、あなたが情報科教員になったときの「教育の理念」(授業で何を大切にしたいか、生徒のどんな力を特に育てたいか)を、これまでの授業内容に言及しながら1,200字程度で述べる。manaba+Rで提出。
 「構想シート」は第3回「情報活用の実践力」、第4回「情報の科学的な理解」、第5回「情報社会に参画する態度」の授業を聴いて、それぞれの分野において具体的にどんな授業を作りたいかを提案するもの。他の受講生の発表も参考にしながらその後の学習指導案の作成に繋げる。授業中に発表・提出。
 なお、次年度、教育実習を「情報科」で行う学生の便宜を図るため、また、将来「情報科」教員になった際の参考にするため、各自が作成した学習指導案や教材については受講生で共有を許可することをお願いする(manaba+Rに掲載)。

受講および研究に関するアドバイス

 作成した学習指導案については、全授業終了後の最終提出の前にクラスで発表し、全員の議論によってブラッシュアップを図る。熱心かつ積極的な授業参加を望む。また、各自すべての学習指導案、資料を9月4日(木)の1時間目にmanaba+Rに提出すること。
 加えて、紙媒体でのレジュメや資料の配布は行わないので、manaba+Rのコンテンツからダウンロードして授業に臨むこと。

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

教科書は特になし。必要な資料は各回の授業ごとmanaba+Rで配布する。

参考書

参考書(使用頻度、その他補足)

参考になるwwwページ

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

manaba+R,学生との直接対話

備考

【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/