Course Name Year Term Period Faculty / Graduate School All Instructors Credits
52009:[2025 Fall]Nation and Society in China (GW) 2025 Fall Thu3 College Of Business Administration,College Of Policy Science,College of Image Arts and Sciences,College of Comprehensive Psychology,College of Information Science and Engineering SAITO SHINJI 2

Campus

OIC

Class Venue

AN210

Language

Japanese

Course Outline and Method

授業は対面・講義形式で行う。
1912年までの中国を英語圏ではImperial China(中華帝国)という。「帝国」には皇帝・官僚による専制支配及び多民族国家という二重の含意がある。この二つの要素は、一党独裁の権威主義及び漢族による少数民族支配というかたちで今なお健在である。近年目覚ましい発展を遂げている中国だが、一方で様々な問題を抱えている。本講義では、現代中国が抱える諸問題を「帝国」の発生期より歴史的に概観する。
(現代中国・中華帝国・支配体制・支配領域・漢民族・少数民族)
各項目終了時に簡単なまとめ課題を提出してもらう場合がある。課題の講評に関しては、明らかな事実誤認など訂正すべき点があれば次回の講義開始時・もしくはmanba+Rで指摘する。
講義に関してわからないことがあれば、調べ方などを教え、学生自身に調べてもらう。調査結果を受けて、授業中に適宜回答する。

Student Attainment Objectives

(1)現代中国の抱える問題について、歴史的な流れの中で理解することができる。
(2)現代中国の抱えるの問題について、今の視点だけではなく、歴史的な視点から直接的あるいは間接的原因を説明できる。
(3)歴史の多様性を理解し、異なる意見の存在を認識できる。

Recommended Preparatory Course

Course Schedule

Lecture/Instructor(When there are multiple instructors) Theme
Keyword, References and Supplementary Information
1

授業の概要と導入 序論 「中国」とは

授業の進め方 到達目標について 参考文献の紹介 「中国」の語源 「大一統」「華夷之辨」 「先富論」と「共同富裕」 

2-4

中華民国の成立

軍閥 辛亥革命 孫文 蒋介石

5ー7

国共内戦 中華人民共和国の成立

国民党・共産党 毛沢東 周恩来 大躍進 文化大革命

8

伝説と歴史

【+R授業】詳細はmanaba+Rを参照

9

「中華帝国」の誕生 秦の統一以前・統一秦・漢

統一帝国 統一事業 「封建制」 「郡県制」と「郡国制」
「中華帝国」の支配体制・支配領域 儒学の官学化 異民族対策

10

「中華帝国」の分裂 異民族の台頭 「中華帝国」の再統一

魏晋南北朝 貴族制社会 五胡・隋・唐 科挙

11

異民族王朝と中央集権体制の確立

遼・金・元 異民族支配宋 科挙 中華思想

12

専制国家の完成

明・清 官僚制 郷紳

13

多民族国家

清の支配体制・領域 中国本土 中国東北部 チベット 新疆 モンゴル

14

清朝末期の「近代化」

洋務運動 変法 科挙廃止 立憲

Class Format

第1回目から対面授業とする。

Recommendations for Private Study

授業を理解するために、受講前に中国史に関する書物を読み、大まかな歴史の流れを知っておくことが大切である。さらに、現代中国の抱える問題について知識を得るために様々な情報に触れること。そのためには、インターネットで調べたり、新聞・雑誌等を読んだりすることも有効である。しかし、玉石混交・真偽不明の記述もあるので、利用の際には十分に注意すること。また、できるかぎり明確にその情報元・記述者名が分かるものを利用すること。自分の考えに合致するものだけでなく、あえて異なる意見の情報に触れることも歴史の多様性を認識する上で大切なことである。
とにかく多くの情報に触れた上で、考えるように努力する。ただし早急な結論は出さないように心掛ける。

Grade Evaluation Method

Kind Percentage Grading Criteria etc.
Final Examination (Written)

Report Examination
(A report to be submitted by the unified deadline)

Exams and/or Reports other than those stated above, and Continuous Assessment 
(Evaluation of Everyday Performance in Class)
100

授業内で書く小レポート(50%)と最終レポート(50%)で評価する。小レポートは、到達目標に対応して、適宜授業内容についてのまとめをその場で書いてもらう。理解内容に応じて、A/B/C/Fの評価をする。小レポートの提出回数が1/2以上の学生が、最終レポート提出の対象となる。「出席点」による加点は行わない。
また最終レポートとして、受講生の到達目標に対応して、講義で扱った内容から、受講生の関心に基づいてテーマを設定し、複数の参考文献をまとめてもらう。適切な参考文献を利用し、明記しているか、授業内容が踏まえられているか、単なる感想文になっていないか、根拠のない意見を述べていないか、まとめ方は適切かなどを総合的に判断し評価する。

Grade Evaluation Method (Note)

参考文献は、原則として著者名が明示されているものを利用する。期末レポートにおいて、単なるコピー&ペーストや生成AIを利用したと判断される内容である、及び参考文献が書かれていない場合、あるいは不適切な参考文献の利用が一つでもある場合は、評価の対象とはならない。小レポート・期末レポートにかかわらず、指示されたことを順守して書くこと。
評価の基本としては、複数の参考文献をいかに自分の言葉に置き換えてまとまりのある文章にするかであり、それぞれの内容を個別にまとめることではない。
まとめる際に、複数の説が存在する場合は、安易に賛成意見・反対意見などを述べず、併記するように心掛ける。自分の意見を述べる際には、必ず根拠を示し単なる感想文にならないように注意すること。

小レポートは授業内容のまとめとなる。そこで、出席状況との整合性を確認するため、毎回ICカードリーダーにより出席をとる。レポート課題提示回に出席が確認できるものを評価の対象とする。

Advice to Students on Study and Research Methods

何よりも様々な情報に触れること。その上で、結論をすぐに出すのではなく、様々な意見があることを認識するようにしてください。思い込みによる誤解を解き、単純な感想ではなく、歴史的解釈の多様性を理解するようにしてください。
テーマの区切りごとに、コミュニケーションペーパー(対面参加が困難な場合、manaba+Rを使用)で内容に関するまとめを書いてもらう場合があります。

Textbooks

Textbooks (Frequency of Use, Note)

使用しない

Reference Books

Title Author Publisher ISBN Code Comment
若者に伝えたい中国の歴史 : 共同の歴史認識に向けて 歩平・劉小萌・李長莉著 鈴木博訳 明石書店 978-4750328409
未来をひらく歴史 : 東アジア3国の近現代史 : 日本・中国・韓国=共同編集 日中韓3国共通歴史教材委員会 高文研 978-4874983690
中国の歴史(ちくま学芸文庫) 岸本美緒 筑摩書房 978-4480096913
読む年表 中国の歴史 岡田英弘 ワック株式会社 978-4898317143

Reference Books (Frequency of Use, Note)

上記に限らず概説的に中国の歴史を扱ったものを読むようにしてください。『中国の歴史』/『読む年表 中国の歴史』の2冊は中国史の入門書として読み易いものである。その他の参考文献は第1回目の授業で紹介する。

Web Pages for Reference

How to Communicate with the Instructor In and Out of Class(Including Instructor Contact Information)

Learning Management System (manaba+R),Talk with Students

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授業の進度はあくまで目安。学生の理解状況によって随時変更する。
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