授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
32414:[2025 秋セメスター]振動波動入門 (A8) 2025 秋セメスター 金3 理工学部 濱地 賢太郎 2

キャンパス

BKC

授業施設

フォレストハウス204号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

授業の概要:
私たちのまわりにある様々な振動現象,波動現象を統一的に理解することを目指す.
振動は一般に,復元力(ばねの力)と抵抗力(粘性力)が作用する物体に起きる現象で,
さらにそれ以外の外力が作用することで,複雑な現象になっている.
これらを数学的に理解するためには,振動する系が従う運動方程式を解き,その結果を数学的に分析することが必要となる.
そのために,微分方程式の一般的な取り扱いや解法を学び,得られた数学的な結果を,物理的に翻訳することが講義の中心となるだろう.
 前半に振動、後半に波動を扱う。講義の最後に課題を出し演習を行なうことがある。それとは別に2回程度レポート課題を出題するので期限までに提出すること。

授業の方法:
対面で行う.講義を中心とするが,適宜問題演習とその解説も行う.
授業内容に関する質問は,教室で受け付けるほか,manaba+R の掲示板を利用する.

受講生の到達目標

・線形斉次微分方程式の一般解と初期値問題が解ける.
・線形非斉次微分方程式の一般解と初期値問題が解ける
・復元力と粘性抵抗力が作用する質点の運動方程式を解き,その運動の性質を理解する.
・強制力が作用する振動系の分析ができる.
・波動現象の数学的記述ができる.
・波動方程式のその解の構造を理解する.
・定在波の性質を理解する.

事前に履修しておくことが望まれる科目

力学入門を履修しておくこと.特に単振動に関して,運動方程式,力学的エネルギーを復習しておくように.
また,三角関数や指数関数が中心的な役割を果たすので,それらの性質や微積分をしっかりと復習しておくこと(高校数学IIIの内容を完璧に).

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
-

+R授業対象科目。第14回に+R授業を実施。詳細はmanaba+Rを参照。

1

単振動の力学と微分方程式

単振動のパラメータ,運動方程式,微分方程式の分類

2

定数係数線形斉次微分方程式

特殊解の求め方,複素指数を三角関数に直すこと,
斉次線型微分方程式の解の構造,一般解の構成法

3

粘性抵抗が作用する振動系の力学

減衰振動・過減衰・臨界減衰,粘性抵抗によるエネルギーの散逸

4

非斉次定数係数線形微分方程式

非斉次定数係数線形微分方程式の解の構造,
非斉次項と特解の関係,
一般解の構成

5

線形微分方程式の振り返り
いくつかの非線形方程式の解法について

微分方程式の分類とそれらの解法の対応づけ

6

自由振動系への外力の作用

強制振動,発散する共振現象

7

粘性抵抗を持つ振動系への外力の作用

定常振動解,変位振幅倍率,変位振幅の共振とエネルギーの共振

8

振動現象の振り返り

9

まとめと応用

力学振動系,あるいは電気回路の分析

10

波の性質

縦波と横波、重ね合わせの原理と干渉

11

弦を伝わる横波の満たす波動方程式と波の速度

12

正弦波とその重ね合わせ

振幅、波長と波数、周期と振動数

13

両端を固定した弦に発生する波と定在波

境界条件,基本波と高調波

14

音波と波動方程式

空気中の音速、変位波と圧力波、気柱内に発生する定在波、開管・閉管と境界条件

授業実施形態

第1回~14回を対面授業にて実施

授業外学習の指示

授業内容を確認するための,30分程度の回答時間を要する小テストをmanaba+Rで不定期に行います.(全部で8回程度)

また,1回あたり3時間程度の作成を要するレポートを2回出題する予定です.各週の授業内容で分からないことは、その週内に解決しましょう。

質問を大いに歓迎します。manaba+Rの掲示板を活用してください。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記) 60

基本概念や語句の理解を前提に、WEB小テストと同じ程度の難易度で記述式も含んだ問題を出題する。

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
40

講義内容の理解を確認するために授業後のmanaba+Rの小テスト,レポート,授業内小テスト等で総合的に評価する.
なおレポート問題はmanaba+Rに順次掲示する.

成績評価方法(備考)

受講および研究に関するアドバイス

#N/A!

教科書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
物理学基礎 第5版 WEB 動画付 原 康夫 学術図書出版社 978-4-7806-0950-9 力学入門と共通
物理てならひ帖 大坂・土田・濱地・俵口・前 学術図書出版社 978−4−7806−1172−4 力学入門演習と共通

教科書(使用頻度、その他補足)

授業は教科書に沿って行います.毎回の授業の前に教科書で予習し,授業後は教科書に掲載されている演習問題などをやって,授業内容の理解を深めてください.また重要な定義・定理・公式・物理定数などは教科書にまとめられているので,これらの結果を授業で引用することもしばしばあります.

参考書

参考書(使用頻度、その他補足)

参考になるwwwページ

授業の内容や,レポートなどでいきづまったときには,学習サポート物理駆け込み寺を利用してみましょう.
http://www.ritsumei.ac.jp/~kht23151/kakekomi/index.htm

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

コミュニケーションペーパー

備考


【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/