授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
11818:(図)情報資源組織論(L) § 11819:情報資源組織論(L) § 11820:(図)情報資源組織論(W) 2024 秋セメスター 水5 文学部,映像学部 原田 隆史 2

キャンパス

衣笠

授業施設

啓明館KM301号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

情報資源組織論では,図書館活動を基礎で支える資料・情報の組織化に関する目的と意義の理解を学習します。そのために,目録法の理論と目録情報の流通に関する諸技術と書誌コントロールについての現状を紹介するとともに,主題組織法の理論を通覧し分類法と件名についても解説を行います。
この授業では,目録法に関して利用者の情報探索行動から特定の資料を探すにはどのような機能が必要か,著者から探すにはどのような機能が必要か,テーマから探すにはどのような仕組みが必要かを考察した上で,FRBR(書誌レコードの機能要件),IFLA-LRM(IFLA図書館参照モデル)による書誌情報の概念モデルを説明するとともにNCR(日本目録規則)2018年度版とRDAについて説明します。また,Web空間でデータを流通させるためのLOD(Linked Open Data)についても紹介します。
また分類法に関しては日本十進分類法と国立国会図書館分類表を詳しく学ぶことにより,件名やシソーラスについては基本件名標目表と国立国会図書館件名標目表,MeSH(Medical Subject Headings)などについて学ぶことにより,主題組織法についての理解をより深化させるように講義します。

授業形態について,文学部は対面授業、映像学部は遠隔授業で実施いたします。いずれの場合も授業後,授業用ページからリンクされたコメント作成ページにて内容に対する質問・感想や授業内で提起した論点に関する意見の提出を求めます。その中の特徴的なものを次回の授業冒頭で取り上げ回答や補足説明を行います。また,授業用ページでは予習のためのレジュメ公開,必要に応じたレポートの提示も予定しています。

受講生の到達目標

・情報資源組織化の理論(記述目録法)について説明することができるようになります
・情報資源組織化の技術・手法(記述目録法)について基本的事項を説明することができるようになります
・情報資源組織化の理論(分類法,件名法など)について説明することができるようになります
・情報資源組織化の技術・手法(分類法,件名法など)について基本的事項を説明することができるようになります
・組織化されたデータの運用方法を身につけることができるようになります

事前に履修しておくことが望まれる科目

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1

情報資源組織化の目的と意義

授業の進め方,成績評価法,図書館における資料と情報を組織化する意義などについて説明します

2

目録法の意義と基本的な考え方

目録の意義,歴史的展開と現在の状況について説明します

3

FRBRモデルととIFLA LRM

FRBR(書誌レコードの機能要件),FRAD(典拠データの機能要件), FRSAD(主題典拠データの機能要件))について説明するとともに,FRBRの後継モデルであるIFLA LRM(IFLA図書館参照モデル)についても解説します

4

国際目録原則

国際目録原則2016年12月版, ISBD(国際標準書誌記述)統合版とその改定作業について説明します

5

日本目録規則2018年版とRDA

日本目録規則2018年版とRDA(資源の記述とアクセス)について説明します

6

情報通信技術を活用した書誌情報の提供

インターネット上のWeb空間にする情報に対するメタデータの付与について考えます

7

図書館におけるコンピュータ・ネットワークと情報検索システム

MARCと集中目録作業,書誌ユーティリティと分担目録作業,OPACとディスカバリサービスなどについて学びます

8

メタデータの活用と展開

Web空間における図書館的世界について,メタデータの活用と展開を中心に学びます

9

主題組織法

分類法と件名法を中心として主題組織法について学びます

10

日本十進分類法新訂10版(NDC10)

日本十進分類法新訂10版について,沿革と概要補助表,相関索引,分類作業・分類規程・所在記号などを中心に説明します

11

国立国会図書館分類表(NDLC)

国立国会図書館分類表の構成・A,B,C表の使用法を中心に学びます

12

語による主題組織法(1)

MeSH(Medical Subject Headings)をはじめとした件名標目表と,JSTシソーラスmapをはじめとしたシソーラスについて学びます

13

語による主題組織法(2)

基本件名標目表第4版(BSH4)と国立国会図書館件名標目表(NDLSH)について学びます

14

書誌コントロール

書誌コントロールの意義と歴史的展開について学びます

15

索引・抄録,データベースと標準化

索引と抄録の意義と機能,さらに原文献入手におけるデータベースと電子ジャーナルのリンク技術について説明します

授業実施形態

文学部 :対面授業にて実施
映像学部:メディア授業にて実施

授業外学習の指示

授業の内容についてはWebでも事前に公開しますので,予習と復習をするようにしてください。授業外の学習については,必要に応じて授業中に説明します。
授業は対面で行いますが,授業の内容や状況によってZoom等のオンライン会議システムや講義動画を配信してのオンデマンド授業も併用する可能性があります。なお,オンライン会議システムを用いた授業時には顔が見える形で参加することを必須とします。
レポートについては講義内容に関連したテーマを中心として3~5回課する予定です。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記) 0

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)
0

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

数回のレポートを提示し,内容面で過不足なく記述されているか,自分なりの学びの成果が記載されているかで採点します。また,授業の進展によっては最終回の授業時にテストを行う可能性もあります。
なお,単なる出席については加点とはしない予定ですが,授業に積極的に関わった場合には大幅に加点することもあります。逆に部屋にいても(オンラインの場合,参加していても)授業に集中していない場合は評価をマイナスとします。

成績評価方法(備考)

受講および研究に関するアドバイス

教科書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
三訂 情報資源組織論 田窪直規ほか[編] 樹村房 978-4883673391

教科書(使用頻度、その他補足)

参考書

参考書(使用頻度、その他補足)

参考になるwwwページ

http://www.slis.doshisha.ac.jp/~ushi/LRM/

授業についてのシラバスの公開や連絡などは,上記ページで行います。
このページを立命館大学のManaba+システムと併用しますので両方見る必要があることに注意してください。

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

学生との直接対話,その他(教員より別途指示)

備考

担当者は司書資格を有しています。また国立国会図書館で勤務した経験を有しています。その経験を活かして情報資源の組織化に関する説明と解説を行います。
 
【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:http://www.ritsumei.ac.jp//students/pathways-future/course/curriculum.html