| 授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科 | 全担当教員 | 単位数 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 15189:[2025 秋セメスター]教養ゼミナール(23) | 2025 | 秋セメスター | 金5 | 法学部,経済学部,経営学部,産業社会学部,国際関係学部,文学部,映像学部,総合心理学部,理工学部,食マネジメント学部,情報理工学部,生命科学部,薬学部,スポーツ健康科学部 | 佐野 まさき | 2 |
キャンパス
授業施設
授業で利用する言語
授業の概要と方法
この授業では、私たちの身の回りから興味深い言語表現を見つけ、またそれをヒントに自分独自の言語表現を作り、それを授業で発表して討論する。その際、並行して言語学の基礎事項の確認のため、テキストなども利用する。
専門を異にする者同士の討論を通して、ことばの仕組みとことば以外の領域とのインタラクションを分析し、ことばと、文脈・文化・人間といったネットワークの重要性を理解し共有する。
発表や課題についてのフィードバックは、授業時の他、manaba+Rなども用いて行う。
受講生の到達目標
② みずから、ことばの表現特性を利用した表現を創作することができる。
③ ことばとその外側にある諸領域とが、どのように相互に影響し合っているかを、各自の得意とする分野を通して分析することができる。
事前に履修しておくことが望まれる科目
授業スケジュール
| 授業回数/ 担当教員(複数担当の場合) |
テーマ |
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| キーワード・文献・補足事項等 | |
| 1 | ことばの仕組み(1):「朝食はパンと牛乳を飲みました」か「朝食は牛乳とパンを食べました」か |
言語の構造依存性、構造的曖昧性(興味深い言語表現の見つけ方、発表/討論のヒント)
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| 2 | ことばの仕組み (2):「私と山田先生がご担当になります」か「山田先生と私がご担当します」か |
語用論、文脈、文化 (興味深い言語表現の作り方のヒント) |
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| 3 | ことばの形と意味: 「この公園では危険な球技は禁止します」は、球技は一切できないのか |
制限的修飾と非制限的修飾、言外の意味 |
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| 4 | 日本語の発想と表現法(アル表現):「あしたは3回目の会議があります」 |
モノとコト、状態と動態 |
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| 5 | 日本語の発想と表現法(ナル表現):「あしたは3回目の会議になります」 |
モノの変化、コトの変化 (発表の中間講評) |
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| 6 | 日本語の発想と表現法(スル表現):「あしたは3回目の会議をします」 |
動作主、使役者、行為連鎖 |
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| 7 | 言語の対事性と対人性:「疲れた」と「疲れました」でひとりごとで言えないのはどちらか |
ひとりごと表現、伝達表現 |
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| 8 | 日本人の発想と日本語の発想:私たちは結婚することにしたのか、結婚することになったのか |
文化的指向性、個人的指向性、言語的指向性 |
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| 9 | そう決めたのにそう決まったと言うのはなぜか |
動詞の自他、世界における責任者の存在と不在、言語における動作主の存在と不在 |
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| 10 | 和語と漢語とカタカナ語:赤ちゃんに対してできるのはお手洗いや便所の訓練か、それともトイレのトレーニングか |
語彙、コロケーション(発表の中間講評) |
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| 11 | オノマトペを使った表現:「カタンと」「ガタンと」「ガッターンと」 |
擬音語、擬態語、清音と濁音、促音化、長音化 |
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| 12 | 「失念しました」か「忘れました」か:社会の「言語」と世間の「ことば」 |
公的表現と私的表現、ヒトゴトとワガコト |
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| 13 | 敬意を表す表現と敬意の表し方:「先生はブルーチーズを{食べ(ら)れる/お食べになる/召し上がる/お召し上がりにな(ら)れる}」 |
ラ抜き言葉、尊敬語、多重敬語 |
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| 14 | 感情や罵りを表す表現:尊敬語の「お笑いになった」と卑罵語の「笑いやがった」で本音を裏切ることができるのはどちらか |
文法的意味と社会的意味 、日本語と日本文化(発表の総合講評) |
授業実施形態
授業外学習の指示
(2) それら集めた表現を応用した、自分独自の表現を創作する。
(3) 上の(1)(2)の表現がどのような観点で興味深いか、授業での発表に備え分析のヒントになりそうな文献にあたっておく。
(4) テキストを授業前・授業後に参照し、授業でしたこととの関連性を確認する。
成績評価方法
| 種別 | 割合(%) | 評価基準等 |
|---|---|---|
| 定期試験(筆記) | 0 | |
| レポート試験 (統一締切日を締切とするレポート) |
0 | |
| 上記以外の試験・レポート、平常点評価 (日常的な授業における取組状況の評価) |
100 | 授業での発表(レジュメの完成度を含む)、それに対する質疑応答、発表を聴く側としてのコメント(授業への積極的参加)、期末レポートを総合的に評価する。 |
成績評価方法(備考)
受講および研究に関するアドバイス
教科書
| 書名 | 著者 | 出版社 | ISBNコード | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| よくわかる言語学 | 窪薗晴夫 | ミネルヴァ書房 | 9784623086740 | 発表題材ないし参考資料として常時使用する。 |
教科書(使用頻度、その他補足)
参考書
参考書(使用頻度、その他補足)
参考になるwwwページ
授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法
備考
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/