授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
15900:[2025 秋セメスター]スポーツ規範論(S) 2025 秋セメスター 火1 産業社会学部 松島 剛史 2

キャンパス

衣笠

授業施設

以学館IG301号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

【授業の概要】
規範とは、一般的に、私たちがなんらかの判断や評価、行為などをするときによって立つ基準や規則であるが、普段から「~してはいけない」「~すべきである」と、いちいち考えながら行動する人間はいない。規範とは、私たちの体と心の内側に「当たり前」に存在するものである。従って、スポーツ規範を考えることは、私たちのスポーツに関わる常識や価値観などを改めて見つめ、スポーツ文化や制度の存在そのものを問い返す作業である。この授業では、倫理学の理論からスポーツ文化や制度の倫理問題を分析する方法を学び、またスポーツ倫理に関するテーマや議論を幾つか紹介する。受講生にはこうした学びを通じてスポーツ文化や制度の倫理問題やテーマを見出し、思考する力を身に着けてもらいたい。尚、本授業は講義科目であり、授業内の質疑にmanaba+Rを活用する。授業期間中に数回、manaba+Rを用いて授業の振り返り、感想や質問の提出を求め、それらのうち特徴的なものについては授業で取り上げ、紹介や補足的説明を行う。

【授業の方法】
本科目は大学設置基準ならびに立命館大学産業社会学部則、立命館大学大学院社会学研究科研究科則において、区分を面接授業とする。詳細な実施方法については、manaba+Rのコースニュース、「授業スケジュール」および「授業実施形態」欄を確認のこと。

受講生の到達目標

・スポーツ哲学・倫理学、文化論に関わる知識や視点を理解し、説明できる。
・スポーツ規範の存在を時代や社会的諸関係との関わりで捉えることができる。
・スポーツ規範に関わる「常識」「当たり前」を相対化しつつ、自分なりのスポーツへの関わり方を考えることができる。

事前に履修しておくことが望まれる科目

スポーツ社会専攻が開講する専門導入科目や専門科目と併せて受講することをおすすめするが、受講していなくても授業内容は理解できる。

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1<メディア授業>ライブ配信

スポーツ倫理学とはどのような分野か?

スポーツ科学とスポーツ哲学、倫理学
【+R授業】詳細はmanaba+Rを参照

2~3<メディア授業>ライブ配信

スポーツ文化とは何か?

スポーツの生成と変化に関する認識枠組み スポーツの内と外、固定性と流動性

4<メディア授業>ライブ配信

倫理・道徳とスポーツ文化の関係とは?

スポーツとそうでない活動 公共性 私事性 反社会性

5対面授業

スポーツ固有の倫理と道徳とは何か?

なぜルールを守るのか? ルールだけでゲームは成り立つか? インテグリティ

6~7対面授業

合理的な判断と行動で大切なこと①

直観の利点と問題、事実と価値 ドーピングと治療・強化

8対面授業

合理的判断において重要なこと②

一貫性、公平性、道徳的重要な違い、選手や組織に対する制裁

9対面授業

スポーツ文化の保守性と革新性

スポーツ支援 倫理的消費 公共性と私事性

10~11対面授業

スポーツ文化の保守性と革新性

ビデオ判定システム、誤審の可能性、現実とハイパーリアル、用意された美的体験

12対面授業

スポーツ文化の保守性と革新性

アニマルスポーツ 動物の福祉 公共圏 スポーツの危機や廃止

13対面授業

映像資料の視聴

スポーツ倫理に関する映像視聴

14対面授業<メディア授業

まとめ:倫理学理論

功利主義、スポーツ振興と少数派の悲劇、正義論、平等で公正なスポーツ社会へ向けて

授業実施形態

メディア授業のZoomURLは、第1回授業当日までにmanaba+Rの「コースニュース」で案内します。
【+R授業】は第1回授業で実施します。詳細については、manaba+Rにて周知します。

授業外学習の指示

授業のレジュメや紹介した文献等を用いて復習する。
スポーツの倫理問題に関する情報を集め、知識の幅を広げる。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記)

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

以下manaba+Rを通じて(a)(b)を回収し、評価する。
(a)小レポートやアンケートを複数回提出することを求め、評価する(90%)。
(b)授業外学習の成果物の提出について評価する(10%)。
【注意】出席は取らないが、授業の取り組み状況の悪い学生は成績評価に反映する。

成績評価方法(備考)


受講および研究に関するアドバイス

スポーツ倫理学の分野は広く、この授業で扱えない議論もあります。教科書や論文などで自ら学ぶことができますので、積極的に色々な文献にあたって学びを深めてください。また、スポーツを倫理学的に捉えたり、考えたりする力は、身近な事例を自分なりに分析することを通じて身についていくものです。例えば、移動中や、ちょっと時間が空いたときに、たまには、スマホゲームに興じるのではなく、チャレンジしてみてください。

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

教科書は使用しない。

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
スポーツ倫理学講義 川谷茂樹 ナカニシヤ出版
スポーツとルールの社会学―《面白さ》をささえる倫理と論理 守能 信次 名古屋大学出版会
ホモ・ルーデンス ヨハン・ホイジンガ 中公文庫
スポーツモラル W.フレイリー 不昧堂出版
スポーツとはなにか ポールワイス 不昧堂出版

参考書(使用頻度、その他補足)

参考になるwwwページ

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

manaba+R,学生との直接対話

備考

【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/