Course Name Year Term Period Faculty / Graduate School All Instructors Credits
13721:[2025 Fall]Theory and Method of the Period for Integrated Studies (N) 2025 Fall Mon6 College Of Law,College Of Social Sciences,College Of Letters,Graduate School of Law,Graduate School of Sociology,Graduate School of Letters HIRABAYASHI HIDEJI 2

Campus

KIC

Class Venue

GAKUJIKAN GJ404

Language

日本語

Course Outline and Method

 総合的な学習の時間においては、探究的な見方・考え方を働かせ、横断的・総合的な学習を行うことを通して、よりよく課題を解決し、自己の生き方を考えていくための資質・能力の育成を目指すことが目標とされている。本授業においては、総合的な学習の時間における、各教科等で育まれる見方・考え方を総合的に活用して、広範な事象を多様な角度から俯瞰して捉え、実社会・実生活の課題を探求する学びを実現するために、アクティブ・ラーニングの視点にのっとった、総合的な学習の時間の指導計画の作成および具体的な指導の手法、並びに学習活動の評価に関する知識・技能を身につけることを目標とする。
※これまでのセメスタで行ってきた「グループでの単元設計」には難点があったため、個人で取り組む計画に変更。また、教材はmoodleに配しました。
 コンタクト方法:moodleのコレクション相当機能または、開講後にお知らせするメールアドレスにて
(開講しましたら、質問など、教室内で随時呼び止めてくださって大丈夫です。)

Student Attainment Objectives

(1)現行の学習指導要領の基本となっている学力観を踏まえて、各教科で育まなければならない資質・能力と総合的な学習の時間の趣旨の関係や、総合的な学習の時間の趣旨を具現化するための要件を理解することができる。
(2)総合的な学習の時間が学級、学年、学校に及ぼす教育効果について理解するとともに、年間指導計画や、3年間のグランドプランを念頭に、総合的な学習の時間の単元を模擬的に構想し、その構想を実現するための指導者としての基本技能を身に付けることができる。
(3)所与の実態と目指す生徒像に基づいて、実際に近い形での単元を構想し、これまでに身に着けた知識・理解、技能を活用し、模擬授業や相互批評を通して指導者としての資質能力を身に付けることができる。

Recommended Preparatory Course

Course Schedule

Lecture/Instructor(When there are multiple instructors) Theme
Keyword, References and Supplementary Information
1 成立の要件(総合側)

オリエンテーション
総合的な学習の時間の意義・始まり、生徒・教師の受け止めと成立の要件(総合側)

・講座のねらい、14回の計画・組立、手法、評価方法
・なぜ「探究」が大切なのか、学力観・授業観の確かめ
・生徒の・教師の、総合的な学習の時間の受け止めと、授業成立の要件

2 成立の要件(教科の授業観の更新)

総合的な学習の時間成立の要件(各教科側)

・学力観・各教科の学び方の遷移(講義・発問・言語活動、習得・活用・探究)
・知識の構造化・概念の形成、見方・考え方・観の形成と、総合的な学習の時間
※自分の中高時代の総合的な学習・探究の時間について思い出しておいてください。
 ⇒【+R 授業】詳細はmanaba+R を参照(下欄)

【+R 授業】

学習指導要領の理解 その抽象的表現と具体の往還

・〔視聴〕学習指導要領解説「総合的な学習の時間編」第1章の要点
・〔アクティブ課題〕
  ①第2章へのアンダーライン引き
  ➁自分の体験した総合的な学習・探究の時間を批評する

3 授業の基本的スキル

授業を成立させる教師の基本的スキル

・総合的な学習の時間をはじめとする授業の成立に不可欠の教師の基本的スキルは何か
・説明・例示、板書、問い・言語活動の設計、認め・評価の要件
・スキルトレーニング① つまづき予想と授業力

4 総合と生徒指導

生徒指導に資する総合的な学習の時間

・「生徒指導提要」に見る生徒指導の考え方、発達支持的生徒指導の重視
・学習活動が生徒指導として機能するための学ばせ方
・スキルトレーニング② 生徒が納得する「説明」の技能

5 計画・活動・評価

総合的な学習の時間の指導計画、具体の活動、評価の観点・視点

・教育課程の意義、その中の総合的な学習の時間、学校教育目標・目指す生徒像の具現化
・育みたい資質・能力の明確化、見取り・認め、評価の留意点
・スキルトレーニング③ 意義ある活動 その組立、授業の批評

6 非認知能力・キャリア

非認知能力、進路指導と総合的な学習の時間

・認知能力・非認知能力から見た総合的な学習の時間の効果
・進路指導と進学指導
・スキルトレーニング④ 板書計画

7 授業の見極め・ツールの工夫

言語活動の充実と深い学び

・既存の学校・学年の実際を踏まえて総合的な学習の時間の趣旨を実現するには
・思考を導く工夫
・スキルトレーニング➄ 言語活動の設定とワークシートデザイン

8 総合による学校改善

総合的な学習の時間の改善を軸とした学校改善

・改善するとはどうすることか(課題発見、改善手法の計画、実践、評価)
・教師は何かを運営している
・各教科と総合的な学習の時間の改善のための経営手法とその効果

9 課題設定の重要性

単元を構築する(1) 探究のステップ「課題設定」授業の設計
※グループで分担して単元設計するのはやめて、個人で取り組む方法にします。

・テーマ・活動の理解、単元目標の設定
・探究的な学習における課題設定の在り方、調べ・発表学習からの脱却
・板書計画と授業の手順

10 単元指導計画

単元を構築する(2) 単元指導計画の作成

・単元指導計画の作成
・探究の各ステップの留意点
・協議と改善

11 整理・分析

単元を構築する(3) 整理・分析(考えの形成)回の授業設計

・単元指導計画から、特に整理・分析(考えの形成)回の具体化
・整理・分析のための教材例
・協議と改善

12 まとめ・表現

単元を構築する(4) 山場回の設計

・山場回(発表・交流)の位置付け
・実施要項、ルール・前説の作成
・協議と改善

13 振り返り・評価

単元を構築する(5) 振り返りと評価

・「評価」の復習、「まとめ」と「振り返り」のちがい
・振り返り・評価シートの作成(指導と評価の一体化)
・単元指導計画の提案と相互批評

14 まとめ

総合的な学習・探究の時間の位置

・カリキュラムマネジメントと学校のアイデンティティ
・小学校、高等学校の例
・教育観が反映されやすい総合的な学習・探究の時間
・教職の特徴と向き合い方

Class Format

 対面授業を基本とします。
 対面以外の実施形態をとる場合は、適宜指示します。
 14回を概ね大きく3つのまとまりで構成します。Ⅰ 基本的な理解  Ⅱ 基本的な理解の応用  Ⅲ 理解に基づいた実際的な技能の習得。
 各回で、記述、発言を求めたり、協議したりすることがあります。講義内容の理解に基づいてそれらを行うことにより、当講座の目標の達成に導かれます。記述は評価の対象ですが、簡潔を旨とし、各回で求める記述量は100字前後です。
 作成した教材について協議するなど、講義内容のみならず、コースメンバー同士が学び合うことも大切にしてください。
 講座が進むにつれて演習的な内容が増えます。学校現場としてもその他の職場としても、理解にとどまらない実践力が期待されているからです。
 前年度の2セメスタの経過では、各回の内容が関連付けられ、「総合的な学習の時間像」や「現代の学校像」が形成され、さらに実習的内容によって「活動をとおして教師としての資質能力を身に付ける」ことができたと思います。
 毎回の積み上げによって効果の上がる組立になっていますので、是非、継続的に参加してください。

Recommendations for Private Study

・主に目指していらっしゃる校種の学習指導要領総則を読み、今日の初等または中等教育(小・中・高)でどんなことが求められているのかを把握しましょう。
・実際の児童生徒が登場するテレビ番組やそのコーナーを視聴し、一つの典型として捉えましょう。また、ドラマは演出・強調されたものなのでそれをありのままだと受け止めると勘違いが起きます。設定、場面、演技は、どんなことを視聴者に考えてほしくてそうしてあるのかを考えながら視聴してください。

Grade Evaluation Method

Kind Percentage Grading Criteria etc.
Final Examination (Written)

Report Examination
(A report to be submitted by the unified deadline)

Exams and/or Reports other than those stated above, and Continuous Assessment 
(Evaluation of Everyday Performance in Class)
100

・各回の時間内に求める記述内容が各回の目標に合致しており、その回やそれまでの回で学んだ視点、考え方、技能を反映したものになっている。
・それを記述する際に、必要な用語や概念を正しく用いることができている。

Grade Evaluation Method (Note)

Advice to Students on Study and Research Methods

・報道や特集番組では教師の業務の多忙や困難、待遇の課題ばかりが強調されがちですが、それらが楽しさや喜びを上回るものだとしたら、すでに学校教育は成り立っていないでしょう。いいことの方が多いから、ほとんどの先生方は辞めていないし、プライベートも充実しているのです。講座本来の趣旨・目標の達成を目指すことはもちろんですが、マスコミの取り上げ方ばかりに惑わされず、実際の学校現場での生徒の姿や課題のありのままと、仕事のおもしろさ・やりがいを併せて感じ取ってもらえればと願っています。
・ノートPCでないとたいへん取り組みにくい教材もあります。必要に応じて前もってコンテンツ欄やコースニュースでお知らせしています。
・紙とペンは、あった方がいいです。

Textbooks

Textbooks (Frequency of Use, Note)

毎回レジメをコンテンツにアップします。それにメモをとりながら受講できるよう準備しましょう。

Reference Books

Reference Books (Frequency of Use, Note)

Web Pages for Reference

How to Communicate with the Instructor In and Out of Class(Including Instructor Contact Information)

Learning Management System (manaba+R),Talk with Students

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【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/