Course Name Year Term Period Faculty / Graduate School All Instructors Credits
15099:[2025 Fall]Sports and Modern Society (SB) 2025 Fall Tue4 College Of Social Sciences,College Of International Relations SHIOMI SYUNICHI 2

Campus

KIC

Class Venue

IGAKUKAN IG402

Language

Japanese

Course Outline and Method

現代においてスポーツは、グローバル化を含む様々な社会状況およびその変化から影響をうけ、変化し続けている文化である。そのスポーツの諸相は、国家、経済、メディア、娯楽といった社会の多様な面とむすびついており、スポーツが社会に与える影響は年々大きくなっている。それゆえ文化と社会の関係を理解するためにも、スポーツの性質や諸問題を、歴史的経緯を含めて理解することは重要な視座といえよう。

本講義では、近現代を中心とする今日のスポーツの諸相について、事例を取り上げながら解説し、そのうえでスポーツ文化が抱える問題を、現代社会との関係のなかで考えたい。とりわけ社会において、どのようにして「スポーツ文化」やその性格が形成されたのかという点や、オリンピック等のメガスポーツイベント、スポーツとか変わる諸問題などを扱う。

本講義は「原則対面」で実施する。動画配信等は行わない。「授業スケジュール」「授業実施形態」も参照すること。

Student Attainment Objectives

・学生が、スポーツに関する広い視野を獲得することができる。
・学生が、現代社会とスポーツの多様なかかわりについて考えることができる。
・学生が、スポーツへのまなざしを通じて、現代社会について考察することができる。

Recommended Preparatory Course

特に指定しないが、「スポーツ」、「文化」、「近代・現代社会」に関わる講義で得た知見と関連付けて考察してほしい。

Course Schedule

Lecture/Instructor(When there are multiple instructors) Theme
Keyword, References and Supplementary Information
1

ガイダンス / 近代スポーツの誕生【+R授業】

近代社会 近代スポーツ 国家 イギリス式きつね狩り フットボール N.エリアス
【+R授業は第1回に行います】講義の概要、成績評価等の諸注意など

2

オリンピック① 近代オリンピックの成立と発展

ボクシングの合法化 古代オリンピック 近代オリンピック ピエール・ド・クーベルタン

3

オリンピック② 国家とオリンピック

ベルリンオリンピック ナチス・ドイツ 第二次世界大戦 東西冷戦 ボイコット 

4

オリンピック③ スポーツと暴力/テロリズム

ミュンヘンオリンピック テロリズム イスラエル/パレスチナ問題 スポーツへの反対運動 

5

サッカーと現代社会① サッカーW杯のあゆみ

FIFAワールドカップの成立過程と展開 サッカーのグローバル化 「メディア」としてのスポーツ(イベント) "FIFA GO HOME"

6

サッカーと現代社会② サッカーとメディア、貧困

マスメディアの発展 スポーツと放送権料 FIFAの収支とメディアの役割 スポーツビジネスと貧困問題

7

サッカーと現代社会③ グローバルなスポーツ文化の正と負の側面

サッカー市場の発展 移籍金 ボスマン判決 スポーツとグローバル社会

8

近代スポーツの性質/地域社会とスポーツ

アレン・グートマン アスレティシズム マスキュラクリスチャニティ Jリーグ 総合型地域スポーツクラブ

9

「みる」スポーツと現代社会① 日本における「プロレス」の生成過程

戦後初期 日本 プロレス 力道山 ナショナリズム 新しいマスメディア 街頭テレビ アメリカ

10

「みる」スポーツと現代社会② 現代におけるプロレスの諸相

スペクテイタースポーツ 地域社会 スポーツ組織の運営・経営 スポーツと成長 (ゲストスピーカーを予定)

11

スポーツと「社会化」① 障がい者とスポーツ

スポーツ参与 スポーツへの社会化 スポーツによる社会化 正機能/逆機能 障がい者とスポーツ パラリンピック アダプテッドスポーツ 競技化

12

スポーツと「社会化」② 同調・逸脱

スポーツ(集団)における「同調」と「逸脱」 規範の複数性 体罰 勝利至上主義 

13

スポーツと「社会化」③ スポーツとドーピング

WADA ルール アナボリック・ステロイド 国家とスポーツ 逸脱としてのドーピング

14

スポーツの諸相と現代社会

1940年、1964年、2021年の「東京オリンピック」 サブカルチャー エクストリームスポーツ スノーボード スポーツの「価値」とは

Class Format

第1回~14回を対面授業にて実施。対面実施時の配信等は行わない。
ただし必要に応じてメディアを用いた講義を行う場合がある。その際は受講生に混乱のないよう、事前通知等を行う。

<レポートについて>
本講義では講義時間中に作成と提出を求める「手書きのレポート」と、締め切りまでにmanabaで提出する「オンラインレポート」の両方を行う可能性がある。(「成績評価方法」も参照すること。)
またレポート提出に際して、学生証による出席の確認(ICカードリーダー使用)を行う。そのため、受講時には学生証を必ず携行すること。

Recommendations for Private Study

・本講義ではスポーツにまつわるさまざまな事例を扱うが、これらを通して現代社会とスポーツのむすびつきを実感し、自分自身とスポーツの関係について考えてほしい。またレポート等の課題では、講義で配布されたもののみでなく、関連する論文や書籍、新聞や雑誌の記事などの知見を踏まえて作成すること、かつその出典を明示することが望まれる。

・講義の理解を深めるため、また講義それぞれのつながりを意識できるよう、特に復習をしっかり行うこと。

・講義で疑問に感じた点、自身の理解が不十分だと感じた点は、単に質問するのみではなく、書籍や論文、報道、web上の資料を用いて、自身の理解を深める努力をすることが望まれる。ただし講義内容に関する質問や、学習のためのアドバイスは行うので、必要な際は所定の方法で連絡すること。

Grade Evaluation Method

Kind Percentage Grading Criteria etc.
Final Examination (Written) 0

Report Examination
(A report to be submitted by the unified deadline)
0

Exams and/or Reports other than those stated above, and Continuous Assessment 
(Evaluation of Everyday Performance in Class)
100

・講義期間中のレポート
・最終講義に課すレポート
以上の提出および評価を平常点として評価する。

Grade Evaluation Method (Note)

「講義期間中のレポート」はタイミング、回数共に事前告知はしない。講義内容を踏まえ、出題の要件を満たし、示された論題に答えることを重視する。
「最終講義に課すレポート」は他のレポートに比して成績評価に占める割合が大きいため、提出することが単位取得の必須条件となる。
「授業実施形態」の<レポートについて>も参照すること。

なお、特にオンラインでレポートを提出することになった場合、剽窃(原点が示されないコピーアンドペーストや回答の共有)については、本講義の単位不認定のみでなく、学部への連絡や処分要求を含めて厳格に対処するため、決して行わないこと。

Advice to Students on Study and Research Methods

・講義の理解度を高めるために、復習を含め、自律的、自主的に受講することが求められる。

Textbooks

Textbooks (Frequency of Use, Note)

教科書は指定しない。

Reference Books

Title Author Publisher ISBN Code Comment
スポーツ文化を学ぶ人のために 井上俊・亀山佳明(編) 世界思想社 4-7907-0771-7
近代ヨーロッパの探究8 スポーツ 望田幸男・村岡健次(監修) ミネルヴァ書房 4623035090
スポーツで読むアジア 平井肇 世界思想社 7-7907-0837-3
力道山 岡村正史 ミネルヴァ書房 4623052559
スポーツを考える 多木浩二 ちくま新書 4480056475

Reference Books (Frequency of Use, Note)

このほかにも、講義中に必要に応じて紹介する。

Web Pages for Reference

How to Communicate with the Instructor In and Out of Class(Including Instructor Contact Information)

Learning Management System (manaba+R),Talk with Students

Other Comments

・講義内容をより深く理解するために、映像資料等を用いる。
・講義の進度等により、内容をシラバスから変更する場合がある。
・ゲストスピーカーによる講義を実施する可能性がある。
【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/